くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

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菜切り包丁

2013-04-26 10:52:39 | Weblog
少し前のことになりますが実家のキッチンで眠っていた菜切り包丁をもらってきました。
パット思い浮かばない方もいるかもしれませんが
刃が四角い和包丁で、主に野菜を切るために使うものです。

元々我が家には牛刀とペティナイフはあったのですが、
これらが「刀身が細い」という理由で妻からの評判が芳しくなく、
文化包丁か菜切り包丁をかねてより要望されておりました。

そんなある日所用があって実家へ帰った際に使っていない菜切り包丁があったことを思い出しました。
刃物専門店で購入したそれなりの品物なのですが、
両刃のため研ぐのが難しく重たくて扱いにくいという理由で今ではすっかり出番が無い状態でした。
両者の思惑が一致したのでいただいてきたという次第です。

持って帰った菜切り包丁を夜な夜なコソコソと研ぎ、切れ味を回復させることに成功。
買った時の切れ味とまではいきませんが家庭料理には十分でしょう。
早速実戦に投入してみました。

実家では敬遠されていた菜切り包丁。
ステレオタイプで私もあまり良い印象が無く今までほとんど使ったことがありませんでしたが
使ってみたら意外と使いやすいです。
これはとんんだ食わず嫌いをしていたものです。

どっしりと重量感があって刀身も幅広なので
キャベツの千切りや野菜を薄くスライスする時に活躍しております。
自分で研いでおいて何ですが切れ味もなかなかなものです。

ただ先端が平らなので切れ込みを入れたり、
ビニールの包装を開けたりという用途には使えません。
使用する場面は限られてはいるものの
お好み焼きとか餃子とか野菜を大量に切り刻む料理にはもってこいです。

文化包丁や三徳包丁があれば事足りてしまうのに
廃れずに残っているのにはちゃんと訳があるんですね。
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タケノコ

2013-04-19 10:35:02 | Weblog
春になってスーパーの店頭に筍が並び始めました。
先週は鹿児島産だったと思いますが今週は福岡産です。
筍前線(?)も順調に北上中ですね。

私の記憶が確かならば、去年の私は筍を食べていなかったはず。
だから今年はきっと筍を食べようと決心していたのです。
もちろん出来合いの水煮ではなく、生から調理した筍を。
一から調理した筍は香りも味も全然ちがいますからね、まさに旬の味です。

さて筍を調理する際に誰もが避けて通れない問題があります。
そう、アク抜きです。
筍の先端を斜めに切り落として縦に切れ目を入れ、米ヌカや鷹の爪と一緒に延々と煮詰めてさらに長時間放置するという、非常に手間のかかる作業です。

一見してマメそうな私のことだからしっかりアク抜きしただろうと思うことでしょう。
しかし今年はそんな面倒なアク抜きはしませんでした。
以前何かの番組で見た方法を実践した所、これが大成功。
いとも簡単にアク抜きをすることができちゃいました。

何と大根おろしの汁に1時間ほど浸けておくだけでアク抜きができてしまうのです。
先に筍の皮を向いてレシピに合った大きさに切り分けて、
軽く塩を振って水で薄めた大根おろしの汁に入れる。
科学的な理屈は忘れましたがたったこれだけの手間でしっかりとアクを抜くことができます。

無事にアク抜きが終わり、先ず作った料理は筍の土佐煮。
基本中の基本ですね。
旬の味を楽しむならシンプルな料理が良いですよね。
これは妻にも好評でした。

気を良くした私は数日後に今度は筍ご飯に挑戦しました。
具は筍のみ。
玄米と一緒に土鍋で炊きあげます。

もうこれは不味いわけがない!
と思っておりましたが結果は何ともいま一つなお味。
玄米で作ったのが良くなかったのか味の沁み込みが弱く、お米も固くてベチャベチャした出来上がりとなってしまいました。

一度に食べきれない量を作ったので残りは冷蔵庫へ入れ、翌日にレンジで温めて食べました。
すると夕べよりも味がこなれてお米も柔らかくなって、まぁまぁ美味しくいただくことができました。

う~む、原因は未だ謎ですが蒸らしが足りなかったのか。
やはり白米じゃないと難しいのか。
これは研究が必要ですね。
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つり革

2013-04-12 13:35:03 | Weblog
「男はいくつになっても子どもなんだよ」
そんなセリフを思わずアテレコで付けたくなるほどに
男はいくつになっても電車のつり革にぶら下がるのが好きな生き物です。

日々電車に乗っていると、
やっと立ち上がれる位の男の子から足元のおぼつかない老人まで
老若男がブラ下がっている姿を誰しも一度は見ることがあるでしょう。

小さな男の子は自らの成長を実感するために、
少年は純粋な遊び心から、
青年は社会に対するやり場のない怒りをぶつけるために、
中年はまだまだ若いと思っている自分を誇示するために、
高齢者は健康のために。

各年代ごとにそれぞれの明確な目的を持ってつり革にブラ下がっているように見受けられますが
果たして樹上生活を営んでいたご先祖様から脈々と受け継がれた遺伝子が否が応にも男たちをつり革へと向かわせているのか、
あるいは振動でユラユラと揺れる輪っかに何らかの催眠効果があるのか。
その根源的な真相はいまだにもって明らかになってはおりません。

かく言う私もここのところ歳のせいか肩やら背中が凝って仕方がないので
何かにブラ下がって背筋を伸ばしたい衝動に駆られることも少なくなく
つり革を見ていると頭がボ~っとしてきてついフラフラと両手を伸ばして…、、
思いとどまったりしています。

よもやつり革にブラ下がって世間様に迷惑をかけるわけにはまいりません。
そこで先日私はやむなく整体に行ってまいりました。
身体の歪みを整え肩こりをほぐしてもらった後、
先生に原因を聞いたところ運動不足との指摘をいただきました。

「時々肩を回したり伸ばしたりしてください」とアドバイスを受けたものの
自力で腕を上げるのも何だか面倒になっている始末で
やはりいっそ何かにブラ下がった方が楽な気がしてくるのです。
といってもブラ下がれるような場所は家にはないしブラ下がり健康器を買う気にもなりません。

こうして行き場を失った男たちがつり革へと向かって行くのでしょうね。
私はやりませんけど。
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お仕事のご紹介

2013-04-05 11:17:00 | Weblog
今週は久しぶりにお仕事のご紹介です。

人材コンサルタント会社の広報誌の表紙を描かせていただきました。
え、いつものイラストと少し感じが違いますか?
それもそのはず今回はデジタルコラージュで制作してみました。

それではすっかりお馴染みとなったような、なってないような、
制作の過程をご紹介致します。

デジタルでの制作といってもまずは手でラフを描きます。
どういうイラストを描くのかクライアントに理解してもらわないと前に進めませんからね。
何パターンか提案しましたが出来上がりに近いラフはこんな感じです。


だいたいの構図が決まったらコラージュの型となる下絵を描いていきます。

当初からいつもの柔らかい雰囲気ではなくビジネス向けのカッチリした雰囲気を希望されており、
なおかつ手描きの温度も感じさせたいとのことでしたので、
鉛筆でざっくりと人物を描いてそのシルエットを拾っていきました。


後方の建物はIllusratorで描いたものをプリントアウトして、
それをさらにスキャンするという工程を繰り返して線を荒らしていきます。
荒らす前

荒らした後


素材が出揃ったらレイアウトを固めていきます。
人材と経営が一体となって会社が成り立っているというイメージです。


今回は話が専門的で恐縮ですが
この黒いシルエットはすべて別のパーツになってまして、
それぞれのシルエットを「型」として過去に描いた色鉛筆画の一部を切り取って
ぼかしたり透かしたりさせながら重ねていくわけです。

いきなり飛びますが出来上がり!


同じ要領で本文にある見開きページのイラストも制作しました。


透明感があってなかなか綺麗ですね。
でもこうして画面で見ているのと実際の刷り上りってかなり印象が違うのが難しい所です。
印刷のことを理解して刷り上りをしっかりイメージしながら制作できるようになるのが目下の課題でございます。
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