くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

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アボガドの可能性

2009-10-30 03:30:23 | Weblog
アボカド(Avocado、学名:Persea americana)
クスノキ科ワニナシ属の常緑高木。
また、その果実のこと。別名、ワニナシ(鰐梨)。
脂肪分が豊富であり、俗に「森のバター」とも呼ばれる。
この脂肪分はほとんどが不飽和脂肪酸であり、
血中コレステロールを増加させる心配が少ない。
ビタミンEも多く含まれる。
(ウィキペディアより抜粋)

ということで(?)今日はアボガドです。

実家にいた頃は全く食卓に上らなかった食材で、
長い間その味も食感も知らずに過ごしていたのですが
実家を離れて何年かしたら
いつの間にか好きになっておりまして、
居酒屋などのメニューで「アボガド」と書いてあると
ついつい注文してしまいます。

アボガドとトマトのサラダ、アボガドと海老の生春巻き、
アボガドとマグロの…etc、
味にこれといった個性はありませんが
ネットリした食感とコッテリした風味が
様々な食材と実に美味しく調和してくれるのです。

もちろん家で食べることもありますが
居酒屋のようにあまり凝ったことはせずに、
わさび醤油をつけて食べる「アボガドの刺身」が
手軽で美味しくてお気に入り。
玄米との相性もなかなかのものです。

ただ、家で食べる場合、というか買ってくる場合、
曇りなき眼で食べごろを見定められるかが重要なポイントです。
個人的に熟し過ぎている状態は好きではないので、
青すぎず黒すぎず、硬すぎず軟らかすぎないものを選ぶ、
もしくはそんな理想の状態になるまで待つ。

これが見定められるようになるまで
多くの歳月を費やしてきましたが、
最近は私の眼も大分研ぎ澄まされてきたようで、
アボガドの内面を見誤ることも少なくなり、
今では比較的良好な関係が続いています。

と思って油断していた今日この頃、
以前ぬか味噌を分けてあげた
大学の後輩から思わぬ情報がもたらされました。

「アボガドを漬けると美味しいですよ」

いろいろ漬けて試してみます、とは言っていたけど
まさかアボガドまで試していたなんて…
思いがけない情報に現場はどよめきましたが
何はともあれまずは試してみようということになり、
早速アボガドを半分だけ漬けてみました。

さて、お味の方は、
より軟らかくなったアボガドにほのかな酸味と塩味が加わり
予想外に爽やかな食材に大変身。
強いて例えるならサワークリームが近いでしょうか。
パンやクラッカーに合わせたい味でした。

でも生憎その日はお米しかなくて、
ちょっと微妙なコンビネーションでしたが
次こそはクラッカーでリトライしたいと思います。

まだまだ知らないことがたくさんあるんでしょうね。
アボガドの秘めたる可能性は計り知れません。
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秋の味覚フェア

2009-10-23 08:44:15 | Weblog
その季節その季節で、
毎年一度は食べておきたい食材というものがあります。
特に秋は実りの季節というだけあって
美味しい食材が目白押し。

でも一人暮らしをしていると、
一度に出来上がる料理の量が多いと困るし、
あれもこれもと気軽に作ってしまうわけには
なかなかいかないものです。

と、いうことで
一食で一気に秋の味覚を堪能してしまおうという趣旨のもと
先日友達数人を家に招いて「秋の味覚フェア」を実施しました。

ナスと人参のヌカ漬け、ほうれん草の胡麻和え、
秋刀魚の煮物、各種キノコのセイロ蒸し、
焼き松茸、貝のお吸い物、などなど
いろいろな料理が食卓を彩りました。

やはり一人で細々と食事をするよりも
みんなで食卓を囲んだ方が楽しいですね。
料理のしがいもあるというものです。

さて、前述の通りこの日はいろいろ作ったわけですが
このフェアにおいて一応のメインとして位置づけられていたのが
なんといっても栗ご飯です。

知っている人は知っている通り、
私は常日頃から土鍋でご飯を炊いておりまして、
栗ご飯ももちろん土鍋で炊きました。

玄米、栗、出汁、塩、酒、みりん、醤油を適当な分量で投入し、
あとは普通にいつも通り炊くだけ。

炊き上がって少し蒸らした後、そのまま食卓へ運び、
みんなの前で蓋を取るとムワッと湯気が立ち昇って、
いかにもメイン料理という風格です。
味云々よりもこの演出が大事なわけですね。
もちろん味も立派なものですけれど。

秋のごちそうは一通り食べて満足したので、
残る秋の日々は大好きなサツマイモを食べながら
ホクホクと過ごすことにしましょうかね。

もうすぐ鍋料理の季節、
寒いのは好きじゃないけど、楽しみです。
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びーばっぷぅ?

2009-10-16 09:57:54 | Weblog
相変わらず日々のささやかな楽しみとして
夜な夜なレンタルDVDを観ているわけですが
興味のある大河ドラマは一通り観てしまったので、
その後は「白い巨塔」や「人間の証明」など
ヒューマニックなドラマを観たりした後、
今は「機動戦士ガンダム」に手を出しています。

でも「機動戦士ガンダム」は今でも大変な人気のようで
店に行けば必ず借りられるわけではありません。

先日もDVDを借りに行ったら観たい巻が貸し出し中で、
代わりに何を借りようかと店を徘徊していたところ、
何気なく手にとったのは「首領への道」。
そう、全25巻の任侠映画です。

結局その日は「首領への道」の23,24、25巻を借りて…
あ、すみません。実は3,4年前に途中まで観ていたのです。

え~、誤解のないように断っておきますが、
バイオレンスが好きとか、そっちの世界に憧れているということではなく、
単純に映画作品として、テンポの良さや
独特の言い回しなどを楽しんで観ています。

この映画、5分おきに飛び交う怒声や、頻繁な乱闘騒ぎが
「水戸黄門」的なわかりやすいパターンとして繰り返され、
組織がどんどん大きくなるにつれて、延々と新しい強敵がでてくる
ドラゴンボール的な要素があって、ついつい見入ってしまうのです。

基本的には「こういう世界じゃ俺は生きていけないわ」と
思いながら映画を観ているのですが、
怒鳴り散らしている兄さん達を見ていると
不意に中学校の先生を思い出すのです。

私の出た中学校は県内有数のマンモス校で
一学年400人弱、全校で1000人を超える生徒がいました。
比例して不良の数も半端ではなく、学校は結構荒れていて、
毎週月曜日の朝礼では、ストレスで痩せこけた校長が、
「先週は万引きが何件、補導が何件…」といったような報告をしてました。

で、そんな生徒達を束ねる先生も筋者のような人が多く、
サングラスをかけて手には竹刀を持ち、良からぬことをしている生徒を見かけると
口よりも先に手を出して指導にあたるわけです。
私もちょっとしたことで、一度胸ぐらをつかまれて張り倒されましたが
もう怖いの何の。

頻繁に教師の怒声が響き渡り、
ちょっと廊下の死角に入るとカツアゲが横行し、
バイクで校庭に乗り入れてくる先輩、追い回す教師…

思い返せば意外と映画に近いものがあったのか?
いや、何の話でしたっけ?
まぁとにかく、そんな環境の中で
私は陰で目立たずに生きる術を習得したわけです。

う~ん、脱線しまくり。
はやくガンダムの続き借りられないかしら。

※この物語はフィクションではありません。
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餃子スープ

2009-10-09 10:07:20 | Weblog
寒くなってくるこれからの時期、
私は鶏団子スープ、及びその派生で鶏団子鍋という料理を
作ることが多くなってきます。

通常その中に入る具は
鶏団子、椎茸、白菜、人参などで、たまに春雨を入れることもあります。
味は塩味に少し醤油の香りを付けた程度のさっぱりしたもので
家に来てくれた人に振舞うと結構評判が良いのです。

ポイントは鶏団子がお手製ということ。
お手製といっても特に凝ったことはしておらず、
ボウルに鶏挽肉、葱とショウガのみじん切りを加えて、
塩ひとつまみと片栗粉を入れて混ぜ、
スプーンで適量をすくって沸騰した鍋の中に入れるだけでして、
その後しばらく鶏団子だけで煮ることで良いダシが出るのです。

最近、朝晩は冷えるようになってきたので
先日久しぶりに作ろうかなと思い立ち、
早速材料を買いに近所のスーパーに行きましたが
世の中はなかなか上手くいかないものです。

まず葱が3本一袋で売られていまして、
そんなに使い切れないのでニラで代用してみることにし、
白菜も大きなサイズしかなくてキャベツで代用することにし、
鶏挽肉も適量がなくて普通のモモ肉を購入することにしました。

家に帰って調理を開始。
ミンチにする機械やミキサーは持っていないので
まずは鶏モモ肉を包丁でみじん切りにします。
でも包丁がナマクラなので相当粗っぽい挽肉です。
そこにニラのみじん切りと塩、片栗粉を加え、
よく混ぜてスプーンですくって鍋に投入。

しかし投入した直後に鶏団子は次々に崩壊。
いつもの鶏団子では葱が鉄筋コンクリートでいう鉄筋の役割を
果たして強度を保っているのですが
ニラはその能力が低くて挽肉同士を繋ぎとめられなかったようです。

そして鶏団子にショウガを入れ忘れたことに気付き別途投入。
続けて椎茸、人参、キャベツも加えて十数分煮込んで、
完成?!

もはや鶏団子は跡形もなく小さな肉片に戻り、
解放されたニラが大量に漂う妙なスープになりました。

さてお味の方はといいますと、
ニラとキャベツの味がよく利いていて、まるで餃子のよう。
そう思った瞬間に鍋全体が巨大な溶けた餃子に見えてきました。

基本的には美味しいんですが、何だかなあ。
やはり食材には適材適所があるのです。
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シメジの生きる道

2009-10-02 11:18:23 | Weblog
すっかり秋っぽくなってまいりました。
秋といえば食欲の秋、秋といえばキノコ
これからの食卓にのぼるキノコの王様といえば
そう、松茸です。

でも残念なことに松茸は高価なので、
香り松茸、味シメジということで
私の食卓にのぼるキノコといえばもっぱらシメジです。

別に秋だからシメジというわけでもなく、
そもそもシメジの旬がいつなのかも知りませんし、
要するに非常にお求めやすい価格のキノコ
ということだけなのですが。

よくスーパーで売られているシメジは
実は本当のシメジではないそうですが
これはシメジだと思い込み、
秋が旬だと自分に繰り返し言い聞かせることで、
つつましやかな食卓も少し豊かに感じられます。

私のシメジに対する処遇としては、
スープに入れるという内容が多いです。
独特の良いダシがでますからね。

シメジは兄弟達とびっちりとくっつき合っているし、
一本一本の固体はフニフニとしていて頼りなく、
少々軟弱なキノコという印象を持たれる方も
多いのではないかと思いますが、
実は意外と根性のあるキノコだったりするのです。

先日もシメジ入りのスープを作っていました。

私は一度覚えたことを繰り返す習性があり、
スープに入れる食材は何でも始めに炒めてしまうわけで、
その日も、ほぐしたシメジを鍋に投入して
ヘラでグリグリとかわいがってあげたところ、
独特の形とまだ瑞々しい弾力の相乗効果で、
個々のシメジが予想外の動きを始めたのです。

兄弟同士がくんずほぐれつの大乱闘で
鍋の中はさながら修羅地獄の様相を呈していました。
そんな中、一人のシメジが果敢にも跳ね上がって、
自分の傘を鍋の縁に引っ掛けてぶらさがり、
自由な世界への逃避行を試みようとしました。

恐るべき、生きることへの執念。
このような挙にでたシメジは初めてです。

私はそのシメジの悲痛な情熱に打たれて、
今回は見逃してやろうかとも一瞬思いましたが、
もったいないのでヘラで叩き落してやりました。

その後、スープが出来上がった後となっては、
どれがそのシメジかなんて全くわかりません。
みんなすっかり大人しくなって、
安らかにお眠りになっていたのです。

良い味出てました。
ごちそうさま。
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