欧米人の学者たちが研究のためにジャングルの中を歩いていました。
自分たちだけでは道に迷ってしまうので、現地の人々数人をガイド兼荷物持ちとして連れています。
学者たちは研究の成果をあげるために、なるべく効率よくジャングルを回りたかったのですが、肝心のガイドたちが不意に座り込んで動かなくなってしまったそうです。
特別疲れた様子もなく、反抗的な態度も見られません。
ただ座っているのです。
不審に思った学者が理由を尋ねると、ガイドたちは言いました。
「我々は道を急ぎすぎて魂を置いてきてしまった。だからこうして魂が追いついてくるのを待っているんだ。」
要するに「少し疲れたから休んでいる」ということですが、面白い言い回しですよね。
無理は禁物ということです。
と、いうような話を会社員だったころに社内のセミナーで聞いたことがあります。
「持続可能な社会」がどうとか言うテーマだったと思いますが、内容より冒頭で講師が言った小話が頭に残っています。
考えてみれば「忙しい」という言葉も似たようなものですよね。
「心を亡くす」と書いて「いそがしい」と読ませるなんて、よくできたものだと感心させられます。
いつの間にやらシルバーウィークなんてものが世の中に出来ていますが、私は今日も仕事場に缶詰です。
手を動かした分だけ収入が増えるので、勤め人の「忙しい」とはちょっと感覚が違って、嬉しい悲鳴でもあるわけですが、人間らしい心は失わないように気をつけたいものです。
自分たちだけでは道に迷ってしまうので、現地の人々数人をガイド兼荷物持ちとして連れています。
学者たちは研究の成果をあげるために、なるべく効率よくジャングルを回りたかったのですが、肝心のガイドたちが不意に座り込んで動かなくなってしまったそうです。
特別疲れた様子もなく、反抗的な態度も見られません。
ただ座っているのです。
不審に思った学者が理由を尋ねると、ガイドたちは言いました。
「我々は道を急ぎすぎて魂を置いてきてしまった。だからこうして魂が追いついてくるのを待っているんだ。」
要するに「少し疲れたから休んでいる」ということですが、面白い言い回しですよね。
無理は禁物ということです。
と、いうような話を会社員だったころに社内のセミナーで聞いたことがあります。
「持続可能な社会」がどうとか言うテーマだったと思いますが、内容より冒頭で講師が言った小話が頭に残っています。
考えてみれば「忙しい」という言葉も似たようなものですよね。
「心を亡くす」と書いて「いそがしい」と読ませるなんて、よくできたものだと感心させられます。
いつの間にやらシルバーウィークなんてものが世の中に出来ていますが、私は今日も仕事場に缶詰です。
手を動かした分だけ収入が増えるので、勤め人の「忙しい」とはちょっと感覚が違って、嬉しい悲鳴でもあるわけですが、人間らしい心は失わないように気をつけたいものです。