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くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

ベーコンの厚み

2015-03-28 11:34:50 | Weblog
ベーコンをブロックで買うと何となく生活が豊かになった気分になります。
高級なイメージもありますが
グラム単価で考えれば薄切りのベーコンとそんなに価格差はありません。
もちろん商品のグレードによりますけど。

ブロックのベーコンは自分で切り分けられるので
用途に応じて自分の好きな厚みや形にできます。

目玉焼きの下に敷くのなら初めから薄切りを買った方がいいけれど、
パスタやスープ、グラタンに入れるなら
厚めに切ったり、サイコロ形にした方が
食感があってベーコンの味もしっかり感じられて美味しいと思うのです。
特にこの「肉を噛んでいる」という「厚み」が豊かな気分に繋がるのでしょう、きっと。

ベーコン以外でも、ハムや食パン、ホットケーキなど、
内容は同じでも厚みが増すだけで贅沢な気分になれるものって意外と多いかもしれません。
タオルや洋服の生地、紙、ドア…、考え始めるとキリがないかも。

人に何かを感じさせたい時には、
単純なことだけど「厚み」ってすごく大事なことなのでしょうね。

テリトリー

2015-03-21 14:46:37 | Weblog
先週もちょっと書きましたが、
最近トイレで用を足しているとあとから猫が入ってきて、
人間のトイレの横に置いてある猫用トイレで用を足していきます。

時間もマチマチですし、私の時しか一緒にトイレに入ってこないので、
猫の行動は常に謎に包まれているとはいえ、
これはどのように解釈したらよいものか…

人間同士の感覚で考えれば、
一緒にトイレに行くというのは男女を問わず友達同士ならよくあることでしょう。

果たして猫が私のことを友達だと認識し、
仲良しの証として一緒にトイレに入っているのでしょうか。
しかしこれは普段の行動から冷静に考えてみて、少し不自然な印象が残ります。

余程寒い時しか私の膝には乗らず、
余程お腹が空いた時しか私にすり寄ってこない猫が
果たして一緒にトイレに行くなどというフレンドリーな行動をとるでしょうか。

ここで、猫にとってのトイレの意味を考えてみましょう。
猫は常に同じ場所で用を足します。
そう、マーキングです。
用を足すことで自分のテリトリーを主張しているわけです。

我が家の猫にとっては、家のトイレは自分のテリトリーという認識を持っている可能性があるのではないでしょうか。
その自分のテリトリーで私が用を足しているのが気に入らず、
私の後から上書きマーキングをしていく。

…全ての謎は解けました。
じっちゃんの名にかけて。

それにしても、猫は家になつくといいますが、
家賃を払ってるのは私なんですからね!

猫トイレ

2015-03-14 18:12:05 | Weblog
我が家の猫用トイレは、
人間用便器の横に置いてあります。

狭いトイレなものですから、
便器と壁の隙間はそれほど大きくはなく、
市販の猫用トイレではとても収まりません。

ホームセンターで小型の衣装ケースを購入し、
その中に猫砂を敷いて便器の横に押し込んでいるわけでございます。

トイレにそのまま流せる猫砂なので、
トイレの近くに置いてあった方が処理が簡単ですし、
いくら猫用とはいえリビングや寝室にトイレがあるのも嫌ですから、
体が大きなリンには不便をかけますが、そのようなレイアウトになっております。

必然的に猫も用を足す時はトイレに行くことになるので
リビングにいた猫が「外に出たいからドアを開けろ」と鳴き、
ドアを開けてやるとトイレにスタスタ入っていくのが
何とも人間臭くて面白かったりします。

たまにトイレで鉢合わせることもあり、
私が用をたしていると後からリンが入ってきて、
私の横で用を足し、何やら猫砂をかき回して、そそくさと出ていきます。

一応女の子なのでジロジロとは見ないようにしてますが、
なぜか私の方が恥ずかしい思いをしてしまいます。

1日家にいて猫と一緒だと、
人間と猫の境界がどんどん曖昧になってくる今日この頃です。

マッサン

2015-03-08 10:44:58 | Weblog
だいぶ話が進んでしまった段階になって、
ようやく「マッサン」を見始めました。
それも朝食時や昼食時の再放送など、
放送時間にタイミング良くテレビの前に座っていたら見る程度なので、
話が若干飛び飛びですが…

第何話だったかはわかりませんが、
ようやくウィスキーを初出荷した際のエピソードで、
「スコッチウィスキーにかなり近い味」というようなセリフがあり、
そういえばモデルとなったニッカウィスキーを飲んだ記憶が無いことに思い至りました。

私は30歳を過ぎたくらいからウィスキーの美味しさに目覚め、
それ以降も数えるくらいの銘柄しか飲んだことのない「にわかファン」ですが、
独特のヨード臭がするスコッチウィスキーがとても好きです。

思いっきりテレビ局の狙い通りに動いているなぁと思いつつ、
マッサンの苦労と努力に受けた感銘と、
好きなスコッチウィスキーに近い味という理由に流されて、
初めて竹鶴を購入しました。

なるほど、確かに他の国産ウィスキーに比べてクセが強いようですが、
スコッチウィスキーほど臭くはなく、とても飲みやすいです。
値段も舶来品に比べたら遥かにお手頃なので、
これは普段常備しておくウィスキーとしては具合が良さそうです。

高くて美味しいウィスキーはもちろん素晴らしいものですが、
そこそこの値段で、美味しい味を多くの人々に提供できるウィスキーも、
開発には大変な手間と時間がかかったことでしょう。

飛ばし飛ばしで見ているドラマ以上のことはよく知りませんが、
そんな先人の苦労を思いながら、
夜な夜な竹鶴をチビチビと飲んでいるのでございます。