五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

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◆ まんがタイムオリジナル 感想①

2012年08月27日 | ◆4コマ誌⑧ まんがタイムオリジナル

2012年10月号

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 表紙は、氷枕でひんやり山下さんを中心に、身体を冷やしまくりの榊先生、

 かき氷でキーンならいかさん、団扇とビールで暑さをしのぐ優&粧子さんと、

 「冷」な雰囲気で、夏の暑さもやわらぐ・・・かも?

 

 

 今月の「色男の思考回路はちょっとアレで賞」は、『よゆう酌々』より、戸田くん!

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 兄と兄嫁のことで、決定的に傷心を抱え込んだ戸田くんですが、

 魚吉さんから「フラれた」と指摘されての返答がアレすぎて、1人で大笑いしましたわ。

 今月号でいちばん笑った箇所です(^◇^;) 自分を傷つけないための思考って大事ね(ぇ

 

 

 

【最終回!】

●そこぬけRPG (佐藤両々 先生)

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 コミックス6巻が10月6日発売・・・ですが、なんと最終回ー!!??

 告知なかった気がするんですけど、どーゆーこと? と驚きました。

 最後は、カナさんこと鷹丸花苗さんと、ゲボキューこと京橋久太郎くんのお話で〆。

 

 とんでもないプロポーズをしてしまい、あっさりかわされたゲボ君でしたが、

 周囲から囃し立てられ、謝罪+再挑戦というカタチでの真っ向勝負となります。

 かつてゲボ君をねらっていた千花さんの「ゲーム脳」攻撃は手厳しいものですが、

 これもゲボ君を想えばこそ・・・ なんですよね?(´▽`;)

 この千花さんの叱咤は、次のステップへの洗礼として必要なものだった気がします。

 

 そして、ゲボ君へのカナさんの答えは・・・?

 このあたりも一筋縄でいかないと言いますか、カナさんらしい対応と、

 それへのゲボ君の答えで大笑い゜(*゜´∀`゜)゜ この2人の関係、きっちりハマっているよな~。

 といった感じで、ややあっさりしつつも、らしい2人がよろしかったんじゃないでしょうか。

 

 ただ、私が物足りなさを感じたのは、カナさんの方の気持ちが

 今一つ伝わってこなかったというか、これまでの描写でゲボ君へのそうした想いが

 さほど語られていなかったように思う点なんですよね。

 このあたり、カナさんの心情をもっと感じてみたかった気もします。

 

 

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 私が注目したのは、「ひとりで戦わないでください」という、ゲボ君の言葉。

 カナさんが気にしていたのは、京橋家という存在。

 彼女自身、自分に(他者から見て)問題アリという自覚があるようで、

 そのあたりでの軋轢が生まれる可能性を考慮していたようですね。

 

 これはカナさんのみならず、結婚というものにつきまとう問題であろうと思われます。

 たとえば姑さんとの関係などの悩みがあり、それに夫が無関心であったりしますと、

 もはや夫婦仲の危機=自分にとっての不幸にまで発展しかねないわけで、

 だからこそゲボ君の「ひとりで戦わないで」という言葉は、

 2人一緒にやっていくことへの、最高の約束なのではないのかな・・・ なんて考えたり。

 

 結婚生活自体が、一緒に戦ってゆくことでもあると考えますと、

 まさにここが2人の新しい戦いのスタート。 あのセリフが、これほどふさわしいとはね・・・

 まことにめでたい! そんな2人に最上の祝福を!

 と、思わずにいられないラストでございました。

 

 

 本作品はゲーム会社を舞台に、そこで過酷に働く人々の姿を描きつつ、

 広報、開発風景、イベントなど、業界の内幕?の、あれこれをのぞかせてくれました。

 

 私は、そうした点はもちろんのこと、「仕事」に関する様々な事柄の描き方が

 かなり秀逸な作品であったと思っています。

 お仕事モノ4コマ漫画というと『みそララ』が思い浮かぶのですが、

 この作品も、お仕事モノ4コマとして相当良いものを持っていると感じます。

 このあたりのことは、もっと別記事にして語りたいくらいですね~。

 

 ・・・などなど、いろいろありますが、正直、終了が残念でなりません。

 佐藤先生の連載中作品の中では、No.1! 本音を言えば、もっと読んでいたかった!

 しかし、「オプションは単行本で」とありますし、10月発売のコミックス6巻を待ちたいところ。

 長い間、本当に楽しませていただきました!! 大好きな作品でしたー!!! 

 

 

 

●恋は地獄車 (瀬戸口みづき 先生)

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 なんと、こちらも最終回ー!!??

 とある誤解から、カズ君が真っ当な生き方を目指そうとしていますが・・・

 万里子さんは幸せをつかむことができるのか?

 いや、むしろ彼が真っ当になることに悩んでいるとか、業が深い人や(;´∀`)

 

 でも、カズ君も誤解からとはいえ、こんなにもがんばるなんて、

 万里子さんのことを大切にしているからこそですよね~。

 今まで万里子さんと付き合ってきた男たちに比べると、誠実さでは完全に上、愛ッスよ。

 まあ結局は誤解とわかって、いつも通りの彼に戻ってしまうわけですけども、

 むしろその方が万里子さんにとっては幸せなんじゃないだろうか?

 なんて思えてしまう、その関係が面白かった! この2人らしい依存共生関係ですねえ。

 

 高橋くんや先生などのネタも面白かったんですけど、

 はるなさんが登場しなかったのは、ちと物足りなかったかな・・・

 まあ、ページ数の問題などあるのでしょうが(^^;

 

 

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 そして、最終回の後藤さん・・・

 真っ当になったヒモ男と万里子さんが結婚へ向かっていると知り、

 滝くんから色々言われている後藤さん。 自分には関係ねーよという態度をとってますが・・・

 

 最後まで、「恋愛回路がない」なんて言われてしまう後藤さん。

 まあ大人になると、なかなかそういったスイッチが入らないってことは、ままあること。

 それに加えて彼の場合、“独身貴族”な性格してますからね。

 そのストイック&クールな姿こそが後藤さんらしい・・・

 のですが、たしかな「苦さ」を感じるシーンには、ちょっとだけ寂しさを覚えたりも。

 自覚があるのかないのかはわからないけれど、後藤さんの心情が垣間見れた気がします。

 

 独身を貫く男の気軽さと同時に、その悲哀を感じさせる後藤さんのキャラクター、

 私は大好きでしたね。 女性に対する毒ありまくりでしたけど(´▽`;)

 千歳さんとの関係がクローズアップされて、気になる展開になったこともありましたが、

 安易にくっつく方向へ行かなかったのは、見事だったなと感じています。

 後藤さんというキャラクターにとっても、千歳さんの片想いを描くという点でも・・・

 

 だからこそ、最後に千歳さんが、万里子さんたちに理解を示しているのにも、

 説得力が増すというもの。 オチついてましたけどね(^∇^;

 

 などなど、恋にまつわるエトセトラを面白おかしく描いてきた本作品。

 キャラクターのよさはもちろん、レベル高いセリフ回しや、かけあいに、

 かなり笑える楽しさがありました。 男女関係の妙の描き方も秀逸でしたね~。

 現在連載中の4コマ漫画の中でも、トップクラスに好きな作品だっただけに、

 終了が信じられないというか、たいへん残念なところ。 2巻も出ないようですし・・・

 でも、楽しませていただきましたー! またどこかで後藤さんたちに会いたいです!!

 

 

 

【ゲスト作品】

●より道!ダーツバー (はっとりずむ 先生)

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 新人4コマ大賞から期待の新人登場とのこと。

 先々月号の【新人まんが展】で登場していましたね、作品は違いますけど。

 こちらは、女子高生たちのダーツをめぐるお話。

 

 教室でダーツの素振りをしているメガネの矢野さん。

 そんな彼女に、隣の少女が話しかけ、ダーツバーへ行き、ダーツにハマるという流れ。

 その間の2人のやりとりや、ダーツへの興味をかきたてられる内容が面白かった。

 ダーツの持ち方などを、初心者である隣の少女に教える矢野さん、カッコイイ!

 

 といった感じに、矢野さんの指導で、ダーツにハマってゆく少女。

 その高揚感が良い感じでしたね。 つづきに期待です!

 

 

 

【新人ギャグまんが展】

 (かすてら 先生)

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 正体を隠す?忍者少女の物語。

 忍の里からやって来た少女・鳥丸シノブさん。

 忍であることを隠しているはずなのに、自分からペラペラしゃべるし、

 語尾は「ゴザる」だし、何ともオトボケ(本人真面目)なシノブさんが面白い。 忍術使えるし。

 2等身絵なども可愛くて味があったりと、なかなか良いですよ。

 ゲスト登場などを期待しておきたいです!

 

 

②へつづきます。

 

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