2011年9月号
これまでのペース・内容での更新はできなくなるかもしれませんので、ご容赦ください(参照)
また、毎月定期的に感想書けるかどうかも現時点では未定です。
「アスクライブ」と「ひびき」のコミックス買おうかどうしようか迷い中です。
8月末ごろ、いろいろコミックス出ますね。
それにしても感想長すぎ! もっと短くしないとイカン。 毎月こんなに書けないです。
『蒼き鋼のアルペジオ』は、こちらで単独感想になっております。
『エクセルサーガ』は、巻頭カラーで最終回!! すげえ終わり方でしたね。
いや、私、まだ話の全容をよくわかってないんですけども、それでもメチャメチャ面白かった!!
ハイアット先輩、いいですね~。 しかし、とんでもないな~。 トゥルーENDあるの?
『裸者と裸者』は、クリスマスで戦争もお休みとか、どんな理屈なんだ・・・!?
そんな今回、カイトのプロポーズ話! お相手はりりなさん・・・16歳上の未亡人、か。
りりなさんの語る「結婚の正しい姿」には、彼女のまごころを感じましたね。 そして凄味も。
『天にひびき』は、如月先生の赤面掌底(違)が最高でしたね。 ← お前だけだろ。
そして、美月さんの日本デビューリサイタル開催を祝って、みんなで乾杯。
業界の世知辛い話も面白かったけど、「うまくいくと・・・楽しいよね」の一言がよかったな~。
『稲田小鬼物語』は、ランプ?の精ジーニャ登場! 大石先生らしい自由奔放キャラクター。
なんとコオニに恋をした? イナダさんとの戦争勃発か?と思いきや、妙な展開になったぞ!!
チビるとかマニアック!(ォィ。 何だかんだで、ますます騒がしく(そして楽しく)なりそうだ。
『ヘン集女王』、コミックス1巻が9月30日発売! そんな今回、打ち合わせにのぞむ新人!
ということで、萬村先生と、myo*先生の会話で進むお話でしたが・・・myo*。・゜・(ノД`)・゜・。
えー、でもあの格好でそれって浮きませんかね? あ、だからか! そして鬼瓦さん笑った!!
『スプライトシュピーゲル』は、乙さん話でしたけど、彼女の「自分はスペア」という認識に
怒る鳳さんが怖かったよ~( ;∀;) しかし、やっかいな敵を前に、鳳さんの怒りの理由を
知る乙さんがよかったですね~。 仲間の絆だぜ! あと、4コマ漫画が“変”でイイね!
『サムライリーガーズ』は、アランズの恐怖の影におびえ続けることとなった一路太。
でも、彼を心配する人たちのドタバタで、コメディチックに面白い(^◇^;) 鋼鉄の処女て!
そして、カーンさんにマジ感動ッス!! 「腕をもがれ 地に倒れ 土を食んで・・・尚・・・!?」
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●かみわたし 神様の箸渡し (有馬啓太郎 先生)
新連載! 和風伝奇ファンタジー、開幕!
伝承によると、女神が封じられているという神社。
少年・宮坂健が、神社と道の間を通る川に「箸」をかけて渡ってみると、
そこにはウサギの耳をした不思議な少女が立っていて・・・
8歳の時から7年ぶりの再会を果たした、少年と少女の物語が始まります。
女神らしき少女・テルヒメと、彼女に初恋の念を抱いている少年・健。
「箸」をかけて立ち入る世界は、女神の創り出す幻想空間であり、2人の憩いの場・・・
あ、あと、ウサギのイナバもいました(^^; ゆえに2人っきりではないですね。
そんな風に、少年少女のボーイ・ミーツ・ガールな作品でありつつ、
女神・テルヒメの生み出すファンタジーな内容もありで、いろいろ期待できそうです。
気になるのは、女神は神社に封じられていたということ。
「箸」を渡して神社へ入ることは禁じられているので、このあたりの禁忌を犯したことが
物語にどう影響するのか・・・などなど、今後が楽しみですよ。
●アリョーシャ! (近藤るるる 先生)
アリョーシャ、初給料日話。
いや~、いいお話でした~。 こーゆーの好きです。
いつも厳しいメイド長の六天さん。 アリョーシャも「ツーン」と対応したりと仲の悪い2人?
でも、六天さんの厳しさの裏側には・・・・・・というベタな内容でしたが、むしろそれがイイ!
こーゆー大人の人って貴重ですよね。 自分が「憎まれ役」だと自覚している人。
アリョーシャもそのことに気付いたのがね、なんかよい感じでした。
シンプルだけど良いお話。
あと、内面的なこと以外は完全無欠かと思われたアリョーシャに、とんでもない欠点判明!?
うむ、パーフェクト美少女にもそういう面があってこそ、その魅力が輝くというものです(ぇ
それからケイティのネギ・ミク衣装が似合ってました(^◇^;)
●僕らはみんな河合荘 (宮原るり 先生)
千夏ちゃん話のつづき~。
前回、大人げない麻弓さんの言葉を受けて走り去ってしまった千夏ちゃん。
てっきりシロさんをめぐってのいざこざかと思いきや、別の理由で悩んでいたとわかって・・・
という内容でしたが、これまた心温まるイイお話でした!
いろいろウマくいかなくてイライラしてて、そんなとき、思わず強めにネガティブな言葉を
放ってしまう・・・という千夏ちゃんの言葉は、わからなくもなかったな~(´▽`;) ダメだ私。
そして、小学生とはいえ人間関係の悩みは重く、「空気が固まる音」の表現には感服。
大人視点だと「なんでもないこと」でも、子供にとっては強烈なプレッシャーですからね。
そんな悩める千夏ちゃんを、諭したり励ましたりな河合荘の面々。
律さんの言葉から、住子さんのやさしさまで、すべてがあったけえのですよ。
千夏ちゃんのことを気にかける彼らの姿が、微笑ましいというか何と言うか・・・
ピタゴラ装置も完成して、千夏ちゃんも元気になって、めっちゃ楽しいお話でした!
千夏ちゃんが「ぼっち先輩」を気づかうシーン、よかったな~(*゜´∀`゜)
そんなさわやかさに心清々しくなりましたが、ほかにもいろいろ楽しかった!
なにげにラブコメ要素も混じっていたり。
「(シロさんよりも)宇佐くんの方がいいのにね」て、何告白してんの律っちゃんさん?
あ、あくまで比較ですか、そうですか。 でも、それでも嬉しがる宇佐くんがカワイイ(ぇ
それと、住子さんの心づかいに照れるシロさん。
いつもつかみどころがない彼の、素の顔が見られたシーン。 これは貴重ですね。
などなど、今回のエピソードはかなり面白い要素が詰まっていた気がします。
この勢いで、今後も楽しみです!
●ウォースパイト マルスの目 (竿尾悟 先生)
新連載!
東郷有希はごく普通の男子高校生・・・と思いきや、彼には不思議なものが見えていた。
駅のホームにいるにもかかわらず、なぜかそこに旧ドイツ軍が押し寄せている光景。
けれども、東郷くん以外にそれが見える者はおらず、これといった実害もない。
そんな奇妙な状況が描かれます。
しかし、やがてそこは大戦時の「戦場」を再現する場に・・・
・・・とはいっても、これは東郷くんが観ている光景。
ホームにいる人たちに被害が及ぶようなことはなく、
ここで困り果てているのは、助けを呼んでいる連合軍兵士に似た顔の加藤先生ただ1人。
東郷くんの学校の教師である彼は、電車から出たところを「チカン」呼ばわりされて困惑中。
この状況はいったい・・・?
関わりになるまいとする東郷くんに、声をかけたのは同級生の西野さん。
なんとか加藤先生を助けようと協力を求める西野さんだったものの、加藤先生は交番へ?
そうなったら、「チカン」決定・・・になるかもしれない。
とその時、「しゃあねぇなぁ」とぼやいた東郷くん。 彼は自ら「戦場」へ赴くことに・・・・・・
というわけわからない展開で進行する本作品。
どうも、現実世界の出来事と東郷くんが観ている過去の「戦場」はリンクしていて、
「戦場」での結果いかんによって、現在の状況にも変化が現れる・・・という感じらしい。
そんな不思議な能力をもった少年の物語。
「ラインの守り作戦」や「ケーニヒスティーガー」などなど、
そんな言葉を聞いて奮い立ってしまうような人間ならば、なかなかに楽しめるかも?
日常と戦場が交差する不思議な空間で、高校生・東郷有希はなにを見るのか?
今後が楽しみな作品です。
●ナポレオン -覇道進撃- (長谷川哲也 先生)
8月30日にコミックス1巻が発売! そんな今回の主役は、ランヌ!
史実における実際の動向は、コラム「大陸軍戦報」にお任せするとして、
物語としては、脆弱な予備軍を率いて戦うランヌさんのお話でした。
兵士たちを奮起させ、勇敢に指揮をとる姿は、さすがの一言。
先月号で描かれたジェノバでの経緯により、大幅に作戦変更。
そのため混乱をきたす参謀本部からの朝令暮改な指令を受けてのランヌの行動に笑った!!
さすがにあまりのことに切れ切れになるのもうなずけますよ(^^; 上が優柔不断だと・・・
そして、そのあと感服。
不安になっている部下たちにかけた言葉が、「・・・仲間を信頼しろ」ときたもんだ。
この場合、ナポレオン(上官)に対する信頼感はもちろん、
合流予定のヴィクトール(同僚)への信頼も含まれているのでしょうし、素晴らしかった!
そして、ドゼー。
ここに至るまでの道のりの険しさは、小説にできるんじゃないか?と思えるほどすさまじい。
「大陸軍戦報」を読むと、その一端がわかります(´▽`;) すげえな、ドゼーさん。
ナポレオンの彼に対する信頼感も相当なモノ。 優秀なっ人っぽいですし。
ランヌさんが妬いている姿は可笑しかったけど、これがのちの行動に影響するのかも?
歴史という観点からは、彼がどうなるかは存じているのですけれども、
それがこの物語ではどう描かれるのか・・・楽しみです!
●ドリフターズ (平野耕太 先生)
豊久vsジャンヌ! 仕切り直して、ふたたび対峙!
ジャンヌの炎の力にも、ひるむことなく挑む豊久の勇敢さ・・・いや狂気にも似たなにか。
それがオルミーヌの口から明快に、そして絶妙な表現で語られていたのがよかった!
「命を捨てて 命を的にして 功名・・・ 敵の首を取る という
そんな意志に四肢が生えているかの様」
とくに最後あたりの言葉にゾクッときてしまいましたよ。
ジャンヌの面妖な術にもひるまず、ただまっすぐに「首」をねらう豊久。
この姿勢、クレイジーだがカッコイイ!
そして彼がオルミーヌに頼んでとった行動が、これまた意表を突く「攻め」!
どこまで純粋戦士なんだ、この男は!!
そしてジャンヌに一撃くらわせ・・・・・・
ここからどうなる? ジャンヌの「首」をとるのか? それとも・・・??
今回は2人の戦闘主体で進行したお話でしたが、それだけに戦闘そのものに燃えました。
9月30日にはコミックス2巻も発売ということで、今後がますます楽しみすぎます!