2011年10月号
今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
今後、定期的に感想書けなくなるかもですが、
今のところは大丈夫なので、できるところまで・・・て、「今」が並びすぎダロ。
今月の「これぞ親友ってやつなんで賞」は、『笑って!外村さん』より、春野さん!
夏休み、海に行こうと水着を選ぶ2人。 ここで春野さんが、いかに外村さんを理解してるか
よくわかります(^^; あと、「弱みを握っている」とかね・・・・・・うん、親友だ!(そうなの?)
●パンむすめ (樹るう 先生)
なんと最終回ー!?
2010年9月号から開始でしたので、およそ1年の連載だったことになります。
不人気ということは多分ないと思いますから、はじめから予定通り・・・なのでしょうかね?
パン屋「こぐまベーカーリー」の店長を務めることになった熊飼ちはるさん(19)と、
彼女に口説かれてパンづくりを任された相棒の夏緒さん(22)の二人三脚な奮闘記!
いろいろありましたけど、なんと開店から10年後のお話でシメです。
兄弟店のオープン! 人も増え、「のれんわけ」で支店長となったエグチくんやら、
小さな冬花ちゃんやら、夏緒さんのパン学校の同級生くんやら、色んな人がいます。
唐突ではありましたが、「こぐまベーカリー」10年のドラマを想像させてくれますね。
冬花ちゃん、お母さんそっくりで可愛い~(●^o^●)
そして、山本さんちのメガネくん。
夢をかなえることができたようで・・・というか、立派になっちゃって(^◇^;)
「餌付け」とか言ってますけど、ちはるさんをずっと想いつづけていたんだろうな~、
と感じさせてくれる一途っぷりがよろしいじゃありませんか~。
・・・などなど、詰め込みすぎだろ!と思うくらいに、いろんなことがありました。
本作品は、お店に並ぶさまざまなパンの風味が伝わってくる空気感や、
樹先生の楽しさあふれる作風そのものが、大きな魅力となっていたように思います。
この最終回でも、パンの美味しさを感じさせるふわふわ感覚が心地よいし、
「こぐまベーカリー」開店からここまで多くの労苦や困難があったものの、
順風満帆な流れの中にみんながいる、という安心感を覚えました。
作中で描かれている多種多様なパンを「食べてみたい!」と食欲を刺激されつつ、
そこで実際にパンをつくったり、食べたりしている人々の楽しそうな様子になごまされる。
樹るう先生の「踊るように楽しい」作風も全開で、終わってしまうのは残念ですが、
コミックスが11月7日発売とのことですし、私にとっては大満足の作品。
およそ1年の間、楽しませていただきましたー!!
●残念女子高生 (沼江蛙 先生)
8月号の「新人まんが展」に登場していた作品ですね!
女子高生3人組。 大ボケ暴走少女・明子さん、ジャージの廉さん、メガネ?の真琴さん。
いきなりキャスター付のイスで登校しようとする明子さんの暴走がおもろかった(^◇^;)
基本は、この明子さんの“ボケ”に、廉さんがツッコミ入れるカタチ。
そしておとなしめの真琴さんが、それを傍から眺めています。
このトリオの個性きわだつトライアングルが、面白さになっていますね。
たまに、ツッコミ役の廉さんが、マジメな“ボケ”でいじられるポジションになったり、
なかなか楽しい4コマ作品に仕上がっている印象。
私としては、登場時に期待していたように、絵柄とキャラクターが好きポイント。
今回、6ページ読んでみてもそれは同じでしたが、1つに気になることがあるとしたら、
ネタが弱めかな?という点でしょうか。 悪くはないのですけど、「弱い」という感触でした。
とはいえ、絵柄とキャラクターはかなり好き。
今後さらなるパワーアップと再登場に、ぜひ期待したい作品であり作家先生であります!
●今日から文豪! (おりはらさちこ 先生)
初登場フレッシュゲスト!!
作家・飯橋先生と編集者・後藤さんの、かけあい的4コマ作品。
若くして、いかにも文豪という風格の飯橋先生ですが、
この格好を始めたのは小説家デビューしてからだとか(^◇^;)
文豪にあこがれ、文豪らしくありたいと、格好から入っちゃってるタイプで、
そんな「文豪」を気取る飯橋先生の言動が、面白おかしく描かれています。
いずれお札になるとか、文豪とは猫を飼うものだとか、アナログに万年筆を愛用するとか、
そんな先生にふり回され気味にツッコミ役となっているのが方文社の後藤さん・・・
お疲れ様ですとしか言いようがございません。 きちんと主導権は握っていますが(^^;
そんな2人のやりとり楽しい作品でしたが、最後のオチでは大笑い! ギャップありすぎ!!
いやいや、めざせ未来の文豪ですよ・・・ね。
全体的にやや薄味かな?とも思いますが、飯橋先生の独走ぎみな言動が楽しい作品。
つづきに期待しておきます!
●ドギマギ! (けんち蛍 先生)
「新人4コマまんが大賞」出身作家登場!!
バイト初心者である空野鈴音さん奮闘記・・・かな?
喫茶店でバイト中。
人見知りで注文とるのも苦労してしまうような空野さん。
いつもドギマギ、ちょっとおかしなこと言ったりやったり、いろいろ失敗しています(^^;
でも、本人の一生懸命さは好感だし、店長さんやバイト友達の咲さんはやさしいしで、
なかなかに心地よい空気が、作品全体を包みこんでいるのがよい感じ。
それに、多少「人前であがる」ということを経験されている方ならば、
こーゆー感じわかるな~と思える箇所もあったりして、楽しめます。
あと、私が注目したのは、空野さんが緊張のあまり「息つぎ」してしまうところ。
こうした細かいしぐさで緊張を演出できているのは、見事だと感じたりしました。
一生懸命にがんばる空野さんが可愛いですし、作品の空気もよいし、
なにより「ドギマギ」という緊張感を楽しく描けているのは面白い!
個人的にはあなどれない作品だと感じておりますもので、ぜひともつづきを~!!
②へつづきます。