五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフ 感想

2017年07月21日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2017年9月号

 

 表紙は、海水浴なミカちゃん!
 可愛らしい水着で、タロー&さくらと戯れる姿が可愛らしい。
 他、コミックス発売作品に、最終回を迎える作品なども!

 

 

 今月の「コミックス1巻・発売中ゲストで賞」は、『きゅーは吸血鬼のきゅー』

 

 見習い吸血鬼と、不健康な血をもつ少女の同居コメディ!

 「まんがライフオリジナル」にも、ゲスト登場してましたね
 今回は、英さんを健康にすべく、運動を勧めるきゅーさんでしたけど、
 夏の暑さでまいっている英さんは消極的・・・もともと消極的ですが(^^;

 そこで、ハワイちっくに運動しようという話になって、フラダンスすることに!
 と思ったら、きゅーさんばかり踊って、英さんは見ているだけなのが可笑しい。

 それでも、多少は踊ってくれて、「大きな進歩」を感じられたのはよかった(?)
 そんな風に、英さんを健康的にしようとする、きゅーさんの奮闘ぶりが楽しいですね。
 コミックス1巻が発売中とのことで、ますます注目です!

 

 

【7月27日、コミックス9巻・発売!

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

  

 2本立てで、プール回!

 1本目は、朋也くんサイド。
 藤咲さんを誘ってプールへ来た朋也くんですが、なんと2人きり!?
 いやはや、なかなかやるじゃないですか、朋也くん勇気ある~。

 と思ったら、2人きりのつもりだったのは彼だけで、藤咲さんの方は村瀬さんを
 連れてきていて、この噛み合わなさが、まだまだな感じです。

 そこは、村瀬さんが気を利かせてましたが、美鶴くんと孝喜くんも偶然来ていて、
 村瀬さんが合流を阻止していたのが縁の下の力持ち(^^;
 彼女だけが、朋也くん⇒藤咲さん⇒孝喜くんという関係をわかっている点も面白いです。

 それにしても、最近の藤咲さんは、朋也くんと一緒にいると楽しそうで、
 このあたりの気持ちも気になる所でしたが、そこへ姉襲来!?

 

 

  

 2本目は、一香さんたちもやって来て・・・

 トビラ絵が1本目=朋也くん、2本目=一香さんの対比になっているの良いですね。
 そして本編は、朋也くんたちがプールで遊んでいる所へ、一香さんがやって来た!
 というお話でした。

 さっそく朋也くんを捜しますが、援軍として呼んだマリナっちさんに、総一郎くんも
 付いてきていて、はじめ一香さんは拒絶するも、言いくるめられていて可笑しかった。

 さらに、いきなり朋也くんを見つけてしまうマリナっちさんでしたが、
 藤咲さんと2人きりだと察したうえで、孝喜くんたちを先に見つければ、
 みんな一緒だから一香さんも怒らないだろう、と考える流れが面白い(^^;

 そして今回、重要だったのは、総一郎くんの語った「好き」の違い。
 マリナさんは妹みたいなものだから、普通の「好き」とは違うと述べていたのは、
 マリナさんが聞いたらショックだろうな~と思いつつ、一香さんへの問いかけは気になる所。

 一香さんの朋也くんに対する「好き」は、どのような「好き」であるのか。
 これには、本作における心臓部ともいえる場所への直撃が、感じられましたよ。
 姉としての「好き」か、はたまた・・・

 総一郎くんって、とぼけた感じで聡いところありますよねえ。
 彼が、最後に言っていたことも納得でしたし、今しばらくはこの平和が続くことを望みつつ、
 2月27日発売のコミックス9巻共々、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】

●化野さんはすでに死んでる。 (晴瀬ひろき 先生)

  

 コミックス2巻は、8月7日発売! ・・・ですが、最終回!!

 最後は、いつも通りながらも、未来のことを考える化野さん。
 睡眠不足でうつらうつらな化野さんでしたが、将来のことを考えて眠れないことが
 原因というから、何とも深刻・・・と思いきや、そうでもない?

 資格をとったなんて話は現実的でしたけど、鹿ヶ谷さんの持っている資格は妙なもので、
 不死者好きの彼女らしいラインナップになっていたのは、可笑しかった。

 一方、一条さんが目指す目標を聞かれて、「およめさん」と答えそうになっていたのは、
 むしろ可愛らしくてよかったんじゃないですかね? 隠さなくてもいいのに(ぇ

 上終くんは、将来のために貯金して結婚とか言ってますけど、相手は?と聞かれて、
 潔い言葉を返していたのが愉快! それでよし!

 詩帆さんは、起業できたらと語っていて、キョンシーらしい事業内容に納得。
 部長さんは部長さんらしく、「今」を見据えていて笑!
 そして、会長さんと堀川くんも、相変わらずいいコンビ(^^;

 などなど、それぞれの語る「将来」が楽しかった最終回となりましたけど、
 会長の述べていたように、不死者には時間が有り余っているものの、それ以外の人の
 時間は短いという点は、多くのしかかって来る内容でありました。

 そこで、妹・サヤカさんに電話をかける化野さん。
 けれど、今を生きる者の忙しなさが伝わってくるやりとりがなされていて、
 そんな所に、ちょっとした安心感があったのは、よかったですね。

 ラストは、一条さんとの会話でシメとなっていましたが、この2人で始まった本作品に
 ふさわしいものだったと言えるでしょう。

 ゾンビにデュラハン、ヴァンパイアにキョンシーなどなど、様々な不死者と普通の人間。
 彼らが織りなす日常の物語もこれにて閉幕・・・ 楽しませていただきました!

 

 

【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、最近キレがない清少納言。
 そのことを紫式部に相談したものだから、愉快なことになってましたね(^^;
 まあ、とはいえ、紫式部が清少納言の理解者であることは、面白い所です。

 

●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生)

 今回の相談者、1-cの祖師谷元くんで、内容はレアリティ問題!?

 自分は「☆3のレアリティ」だと気づいてしまった祖師谷くん。
 ソシャゲにおける希少度を☆で表すわけでが、クラスの丸岡くんを「☆6」として、
 自分はかなわないなんて考えてしまうのは、わからなくもない心理ですね。

 アスクミ先生はソシャゲやっているので、例を上げて励ますも、うまくいかない。
 といった感じでしたが、アスクミ先生がレアリティはキミが決めるものじゃないと
 指摘していたのは、さすがでしたね。 自身のレアリティは、これから築かれる・・・
 若いっていいですね(ォィ

 

●すずなの恋 (あづま笙子 先生) 

 今回、花火大会!

 ということで、浴衣でおめかしする女子陣が、可愛らしくてグッドグッド。
 男子陣、とくに涼城くんは、その可愛らしさが直撃したようで、ぽ~っとなってます。
 そんな彼の反応に、これまたドキドキするすずなさんも、よろしかった。

 そして、吉野くんたちをはぐれる涼城くんとすずなさんでしたが、当然、その逆に
 吉野くんとかりんさんも2人きりというあたり、心躍る花火大会となりましたね。
 結果、互いに急接近といった雰囲気になっていて、それがとても素敵でありました。

 

●めんつゆひとり飯 (瀬戸口みづき 先生)

 保ヶ辺さんに片想い中の白田舞さん・・・

 ヘルシー党なため、こってり党の保ヶ辺さんとは食生活が合わないという困難が!
 そうめんに肉でも焼いて乗せるとか言ってる彼に対して、舞さんはサッパリ系。
 そんな対比が面白かったですね(^^;

 そこで、舞さんは面堂さんに、どんなアレンジするか聞いてますが、
 「適当になんか入れる」と言っている割には、意外と細かく調理する所は彼女らしい。
 舞さんの方がお手軽でしたものね。 そして、保ヶ辺さんの器の大きさ・懐のヒロさに
 感じ入る舞さん、愉快でした!

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生) 

 前回、中野くんの疲ている原因を問いただしたみおさんは・・・

 実は彼の実家が人手不足で大変ということを聞き、日曜日にお手伝いをすることに。
 中野家では、中野くんの彼女と思われているみおさんですが、中野母は懐疑的。
 というのも、もう1人中野くんがいるみたいだから、なんて理由が愉快でした。

 真面目で気が利いて優秀、でも息子そっくり・・・と思っていた母上でしたが、
 1つだけ違った点があって、それが可愛かったことで、好印象になっていたのが楽しい。
 さらに、中野くんがみおさんに向ける表情に、尋常ならざるものを見て、胸キュン!
 そうした様子はもちろん、さらなる誤解が深まっていたのが、面白かったですね。

 

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生)

 カナリさん、漫画家への道・・・?

 雑誌にマンガが掲載されたカナリさんでしたが、代理原稿だったため、連載ではなし。
 池子さんたちはよくわかっていないようですけど、そんな簡単に漫画家にはなれない
 と述べるカナリさん、謙虚でよいですね~。

 「将来まんが家になれるなんてことがありえるのか」と、あまりピンと来てない所も(^^;
 しかし、編集さんから連絡が来て、次のネーム、原稿料、他の編集者の話を聞かされて、
 何やら話がとんとん拍子に進んでいたのは面白かった! さて、どうなりますか?

 

 

【新人4コマ杯 6月期月間賞】

・恥ずかしがりの紫さん (財政ろろ 先生)

 

 タイトル通りな少女のお話。

 【主な登場人物】
 ・紫ゆきみ  : 恥ずかしがりな女子高生。 赤ら顔が天使のような少女。
 ・野島はな  : 紫さんに魅了された同級生。 お友達になりたがる。
 ・財川けい太 : コワモテ男子。 紫さんに魅了される。
 ・美甘京介  : 財川くんの友人。 温和だけど物おじしない。

 恥ずかしがりの紫さんは、顔を赤らめてばかりですが、そうした様子が可愛らしく、
 かつ周囲の人たちを魅了してしまうから、面白い。

 そんな様子が描かれる4コマ作品になっていて、女子の野島さんはじめ、
 ちょっと怖そうな財川くんまでが、紫さんの虜になってしまう所が面白味。

 紫さん本人は、内気で頑張り屋な所が魅力になっていて良いキャラクター。
 彼女に惹かれる周囲の人たちとのやり取りも楽しかったので、つづき期待です!

 


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