五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月の恋愛ラボ

2017年07月23日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスペシャル 2017年9月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 コミックス13巻は、9月発売! そんな今回、ユウサヨ・クリスマスデート!

 クリスマス前日に「恋愛研究ノート貸して」なんて言い出すサヨ。
 ついに恋愛研究に目覚めたか!? って、そんなわけはないですよね(^^;

 と思っていたら、どうもデートの参考にするとかで、正気を疑います(ォィ
 まあ、ユウくんをドン引きさせるためというあたり、サヨらしいですけども。

 それでもノリノリで、マキが研究成果を披露。
 水を得た魚のようにアホっぷりを発揮するマキが可笑しかった。
 恋愛研究のノリも、懐かしく感じられましたね。

 そして、サヨはユウくんを引かせるため、マキの演出を採用しますが・・・
 なんて感じに、今回は2人のクリスマスデート話となりました。

 

 

  

 待ち合わせからの~・・・

 クリスマス当日、サヨからの連絡を受けて公園へ向かうユウくん。
 彼がそこで見たのは、煙突っぽい何か・・・

 そして現れたのは、謎のほっかむり星人!?
 まあ、サヨなんですけども、マキのアイデアをもとに、サンタっぽい?仮装で
 ユウくんをドン引かせようとしていたのは、面白かった。

 ユウくんも反応に困ってましたし(^^;
 とはいえ、それがサンタ(?)だと気付いてからは大ウケしていて、
 サヨの方も、そんな彼の様子にまんざらでもなさそうな所がよかったですね。

 でも、そこからユウくんが、いつものように幸せをかみしめる発言をしたものだから、
 サヨが鳥肌たってしまい、いつも通りのやりとりになっていたのが、この2人らしい。

 ここでサヨが、昔はユウくんが面白がってくれるだけだったと語り、
 「それだけでよかったのに」なんて述べていたのは、印象的でした。
 サヨにとっては、ユウくんが面白がってくれることが大事なのだと、わかりますね。

 わざわざ手間をかけて、煙突のようなものを持ち出したり、妙な仮装をしたりして
 クリスマスプレゼントを渡していたのも、彼が面白がってくれることを期待し、
 そしてサヨ自身も、その反応を喜んでいたからなのでしょう。

 

 

  

 あの頃のように・・・

 余計なことを言わず、面白がってくれるだけだった昔のユウくん。
 なので、「あの頃みたいな自然な態度なら」鳥肌も立たずにマシな対応ができると
 サヨは言ってますけど、ユウくんもそのことはわかっている様子。

 しかし、サヨには好意を伝えていかないと、付き合っていることを忘れられてしまうと
 思っているらしく、ああ確かにそうだよな~と(´▽`;)

 そして、ユウくんの方はサヨと違って、あの頃のままだけではダメなようで、
 だからこそ、直球で好意をぶつけてゆくようになった、なんて語っていたのが
 熱々な感じでありました。

 また、過去の回想で、ユウくんからサヨへの告白シーンも描かれてましたが、
 ロマンチックの欠片もないあたりは、サヨに合っているのかもと思ったり(^^;

 それから再会の時も、シチュエーションとしてはめっさロマンチックなのに、
 ユウくんの考えていることがあさっての方を向きすぎてて、大笑いでしたよ!
 彼がなぜ、サヨと付き合えているのか、わかった気がします(ぇ

 感激屋でイイ人だけど、どこかズレてるんですよねえ、ユウくん。
 それでも、サヨの珍しい表情を見たいからと、ポジティブに攻めているのは、
 いかに彼女のことが大好きかと感じさせてくれて、よかったですね。

 

 

 

 何だかんだで、良いペアに。

 主導権はサヨが握っているようでいて、どこかユウくんが優勢にも思える関係。
 そんな2人のバランスが、とても心地よい雰囲気になっています。

 さらに、サヨの方も何だかんだ言って、ユウくんのことを想っている風でもあり、
 最後に渡していた、ネタではない、おそらく本当のクリスマスプレゼントが、
 彼女の隠れた心情を垣間見せてくれた気がします。

 まあ、またもユウくんのストレートな感激っぷりで、サヨお冠ではありましたが。
 などなど、ユウサヨのクリスマスデート(短い時間でしたけど)が描かれた今回。
 2人だけの空間が可笑しくも微笑ましい・・・なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想

 


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