まんがタイムスペシャル 2017年9月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
コミックス13巻は、9月発売! そんな今回、ユウサヨ・クリスマスデート!
クリスマス前日に「恋愛研究ノート貸して」なんて言い出すサヨ。
ついに恋愛研究に目覚めたか!? って、そんなわけはないですよね(^^;
と思っていたら、どうもデートの参考にするとかで、正気を疑います(ォィ
まあ、ユウくんをドン引きさせるためというあたり、サヨらしいですけども。
それでもノリノリで、マキが研究成果を披露。
水を得た魚のようにアホっぷりを発揮するマキが可笑しかった。
恋愛研究のノリも、懐かしく感じられましたね。
そして、サヨはユウくんを引かせるため、マキの演出を採用しますが・・・
なんて感じに、今回は2人のクリスマスデート話となりました。
待ち合わせからの~・・・
クリスマス当日、サヨからの連絡を受けて公園へ向かうユウくん。
彼がそこで見たのは、煙突っぽい何か・・・
そして現れたのは、謎のほっかむり星人!?
まあ、サヨなんですけども、マキのアイデアをもとに、サンタっぽい?仮装で
ユウくんをドン引かせようとしていたのは、面白かった。
ユウくんも反応に困ってましたし(^^;
とはいえ、それがサンタ(?)だと気付いてからは大ウケしていて、
サヨの方も、そんな彼の様子にまんざらでもなさそうな所がよかったですね。
でも、そこからユウくんが、いつものように幸せをかみしめる発言をしたものだから、
サヨが鳥肌たってしまい、いつも通りのやりとりになっていたのが、この2人らしい。
ここでサヨが、昔はユウくんが面白がってくれるだけだったと語り、
「それだけでよかったのに」なんて述べていたのは、印象的でした。
サヨにとっては、ユウくんが面白がってくれることが大事なのだと、わかりますね。
わざわざ手間をかけて、煙突のようなものを持ち出したり、妙な仮装をしたりして
クリスマスプレゼントを渡していたのも、彼が面白がってくれることを期待し、
そしてサヨ自身も、その反応を喜んでいたからなのでしょう。
あの頃のように・・・
余計なことを言わず、面白がってくれるだけだった昔のユウくん。
なので、「あの頃みたいな自然な態度なら」鳥肌も立たずにマシな対応ができると
サヨは言ってますけど、ユウくんもそのことはわかっている様子。
しかし、サヨには好意を伝えていかないと、付き合っていることを忘れられてしまうと
思っているらしく、ああ確かにそうだよな~と(´▽`;)
そして、ユウくんの方はサヨと違って、あの頃のままだけではダメなようで、
だからこそ、直球で好意をぶつけてゆくようになった、なんて語っていたのが
熱々な感じでありました。
また、過去の回想で、ユウくんからサヨへの告白シーンも描かれてましたが、
ロマンチックの欠片もないあたりは、サヨに合っているのかもと思ったり(^^;
それから再会の時も、シチュエーションとしてはめっさロマンチックなのに、
ユウくんの考えていることがあさっての方を向きすぎてて、大笑いでしたよ!
彼がなぜ、サヨと付き合えているのか、わかった気がします(ぇ
感激屋でイイ人だけど、どこかズレてるんですよねえ、ユウくん。
それでも、サヨの珍しい表情を見たいからと、ポジティブに攻めているのは、
いかに彼女のことが大好きかと感じさせてくれて、よかったですね。
何だかんだで、良いペアに。
主導権はサヨが握っているようでいて、どこかユウくんが優勢にも思える関係。
そんな2人のバランスが、とても心地よい雰囲気になっています。
さらに、サヨの方も何だかんだ言って、ユウくんのことを想っている風でもあり、
最後に渡していた、ネタではない、おそらく本当のクリスマスプレゼントが、
彼女の隠れた心情を垣間見せてくれた気がします。
まあ、またもユウくんのストレートな感激っぷりで、サヨお冠ではありましたが。
などなど、ユウサヨのクリスマスデート(短い時間でしたけど)が描かれた今回。
2人だけの空間が可笑しくも微笑ましい・・・なんて感じつつ、今後も楽しみです!