五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフ 感想

2017年02月20日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2017年4月号

 

 表紙は、早くも春の陽気を感じさせるミカちゃんたち!
 地面に鮮やかな緑色が敷き詰められていて、温かな雰囲気です。
 他、短期集中連載作品や、ゲスト作品なども!

 

 

 今月の「ホワイトデーのお返しで賞」は、『お姉ちゃんが来た』

 

 今回、2本立てで1本目はホワイトデー。

 一香さんへのお返しに悩む朋也くん。
 「何をあげても喜んでくれるけど、あまり期待されると普通の物じゃ悪いかな」
 なんて言ってますが、友人たちからは「のろけ」とツッコまれていて愉快(^^;

 そんな中、村瀬さんは「相手が欲しい物を贈れば?」と述べた所、
 朋也くんが「俺?」とか言っていたのは大笑いでした! 間違ってないけどさ!

 この「相手が欲しい物」というのは、女子視点ということで参考になりますし、
 大事な事でもありますよね。 ホワイトデーには気を付けたいかもしれません・・・
 ええ、私のバレンタインなんて何もなかったに等しいですけどね!(泣いてない)

 そして、朋也くんが選んだお返しは、きちんと考えられたものというか、
 大事な人へのプレゼントのような特別感があふれていて、よかったですね~。
 一香さんも大喜びでしたけど、藤咲さんは少しショック? といった風に面白かった!

 

 

【2月27日、コミックス17巻・発売!】

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

  

 今回も、多彩な動物たちの共演が楽しい内容。

 【犬も顔をつくる】でのキリッとしたタローくん。
 いつものゆる~い顔でないのはどうしたわけか? と思っていたら、納得の理由に笑!
 タローくんも色気づいておりますなあ。

 一方、さくらの方は、お兄ちゃんの気道をふさいで殺しかけたり(ぇ、
 お兄ちゃんに遊んでもらいたがっても「試験勉強中だから待ってて」と言われて、
 おとなしく引き下がったと思ったら、5秒だけ待っていたりしていたのは、笑!

 そんな風に、今回もタロー・さくら中心に動物たちが面白かったのはもちろん、
 お兄ちゃんもWeb漫画を読んでいる母上に、自分は紙の方がいいと通ぶった所、
 手痛い返しをくらっていて、人間の方も愉快でしたね。

 ラスト【タローとジロー】で、やたらと後ろを振り返る2人が可愛かったりでしたが、
 いつもと違った雰囲気が良いオチになっていました(^^;

 などなど、人も動物もにぎやかな本作品。
 コミックス17巻になるんですね、2月27日発売とのことで、今後も楽しみです!

 

 

【短期集中連載】

●たにんぐらし (murata 先生)

  

 人見知りな女子高生と、同居人姉妹と。

 【主な登場人物】
 ・豊島みゆき : 人見知りな女子高生。 1人暮らしをしていたものの・・・
 ・堺千暁   : みゆきさんと同居することになった姉妹の姉。 元気系。
 ・堺陽菜   : みゆきさんと同居することになった姉妹の妹。 お子様。

 転勤つづきの親から離れて1人暮らししていたみゆきさん。
 そこへ、父上の頼みで姉妹を預かることになったものの、人見知りのみゆきさんには
 困惑することばかりで、何かと大変。 そんな日々を描く4コマ作品です。

 気後れすることなく、距離をつめてくる姉・千暁さんに苦手意識を覚えたり、
 子供ながらの好奇心を発揮したり、遊んでもらいたがる陽菜ちゃんに手を焼いたり、
 2人との生活は前途多難で、そうした様子が穏やかな面白味となっています。

 そんな風に、みゆきさんは苦労しつつも、2人との交流に何かしら感じるのか、
 変化の兆しもありそうで、そのあたりに期待感の高まりがありますね。
 といった点に注目しながら、全4回とのことで、楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●森田さんは無口 (佐野妙 先生)

  

 無口な森田さんの日常。

 コミックス12巻、発売中! (『ウリとツメ』3巻は、3月27日発売!)
 「まんがライフMOMO」「まんがくらぶ」にて連載中の本作品。
 おなじみ、無口な少女・森田さんの日々が描かれる4コマ作品です。

 今回は、森田さんの基本ともいえる内容でしたね。
 無口な彼女がなぜ無口なのか? 何を考えているのか? どう行動しているのか?
 といったことが、丁寧に描かれていて「森田さん」らしい面白さでした。

 話すタイミングが悪かったり、考えすぎるあまり話せなかったり、
 一見、無口でクールかと思いきや、中身は普通の少女な所に、魅力があります。

 そして、周囲の友人たちも、森田さんのことをよくわかっていて、
 気をかけてくれたりするなど雰囲気もよく、にぎやかな空気に包まれていますね。

 などなど、森田さん無口の理由について描かれた今回。
 本作を読みなれた方には基本的な話でしたけど、それだけに原点の面白さがありました。
 そんな風に感じつつ、今後も注目です!

 

 

【コミックス4巻、発売中!】

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生)

 

 受験の結果は・・・?

 いよいよ合格発表となった今回、池子さんと風子さんの合否が気になります。
 風子さんは、ようやく1年遅れで大学へ行くことが気まりましたけど、
 池子さんには問題が浮上して・・・

 といったお話でした。
 池子さんは姉たちとは別の大学(短大)を受けたようで、そこまではよかったのですが、
 その後、別の進路に目を向け始めたから、ややこしいことに。

 といっても、池子さんは初めから決めていたらしく、そちらに乗り気な様子。
 母上は「もうちょっとちゃんと考えなさい」と消極的で、反対の姿勢っぽい。

 そんな風に、進路について気になる内容になってましたけど、
 池子さんが進学とは別の道を選んでいたのが、面白かったですね~。
 選んだ理由は、地理的要件という何とも言えないもので笑いましたが(^^;

 風子さんは合格したものの、思い通りにはいかなかったようで、難しいものですねえ。
 しかし、時間の過ぎるのは早いもので、もう5年目突入なのですね・・・
 いよいよ双子も誕生しましたし、彼女たちの成長も早いのでしょう。

 カナリさんも高校3年生になるとか、大きくなったなあ・・・
 なんて、しみじみ感じつつ、今後も楽しみです!

 

 
【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、孝標女が小説を書く!?
 そして紫さんに読んでもらうなんて話でしたけど、読者が創作したくなる気持ちは
 わからなくもないですよね・・・ ただ、上手く書けるかどうかは別の話、かな。

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生)

 駆け落ちする2人・・・

 当初、気にしていた徒然くんも、ハルさんに注意され、気ままに2人旅。
 そんな様子が、一抹の不安を覚えさせつつも、楽し気で良い雰囲気でしたね。
 しかし、そこへ地獄巡SP軍団と、父上がやって来て・・・

 といったお話でしたけど、SPをものともしない徒然くんと、まさか父上が互角とは驚き!
 いや、技では父上が上か!? という緊迫感があったものの、意表を突いた展開に笑いました。
 けれど、最後に徒然くんが選んだ道は、2人の未来に何をもたらすのか?
 じいやとの会話が愉快でしたけど、思いっきり気になります。 あと2回!

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生) 

 今回、2本立てで2本目は、マリナっちさん話。

 年上男子から告白されたとのことで、混乱しているのが可愛らしい。
 一香さんたちに相談してますけど、クラスの男子に女子扱いされないマリナっちさんが、
 一目惚れされた事に納得していたのは、可笑しかった(´▽`;)

 混乱するマリナっちさんを、一香さんが乳ビンタで落ち着かせていたのも笑!
 それはともかく、フラレる側の気持ちを慮る所は好感を持てましたね。
 それでも頑張って、きちんと断っていたのは立派でしたが、彼女が断ったのは総一郎くんため
 だというのに、彼は彼女の心知らず・・・と思いきや、彼にも何か秘めたものがありそう?

 

●化野さんはすでに死んでる。 (晴瀬ひろき 先生)

 今回、新入社員の車折詩帆さん登場!

 彼女も不死者で、キョンシーというから面白い。
 固い体を練習して柔らかくしたようで、手を前に出してはいないですし、
 額にお札が張られている以外は普通そうでしたけど、元気いっぱいでドジっ子属性。

 しかも怪力なため、お札が取れて暴走すると、被害甚大になるというのは強烈でした(^^;
 そんな爆薬庫みたいな詩帆さんの加入と同時に、上終くんが良い先輩っぷりを発揮して、
 さらに面白味を増しそうですね。

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生) 

 人を好きになるのに、立場は関係ある? ない?

 もし、高沢くんが同期だったらと想像して、妄想に花を咲かせるみおさんでしたが、
 中野くんが上司だったらと想像して、嫌な顔していたのは笑!
 ところが、場合によっては高沢くんでも、イラッとする想像になってしまい・・・

 なんて話でしたけど、自分は高沢くんが部下でなかったら好きになってなかったのかも?
 と考え、ドツボにハマりそうになっていたのは、何となくわかる気がしますね。
 こうした思考に陥ることってありがちに感じますが、中野くんの一言で、みおさんの迷いが
 晴れていたのはよかった・・・のですが、【中野シミュレーション】には大笑いでしたよ!

 

●私の手も借りたい (渡辺伊織 先生)

 短期集中連載スタート! 星に願ったら、もう1人の自分が出てきて・・・

 今回も、変わらずポンコツ風味なもう1人の自分に手を焼く美月さん。
 もはやムダめし食らいのため、帰ってもらえるよう再び星に願ったものの、願いは叶わず。
 と思いきや、妙な方向へ話が進み・・・?

 なんて話でしたけど、星が願いを叶える条件がわからない所に、可笑しさがありましたね。
 しかも、美月さんが“迫られる”シーンもドキドキでしたし、2人の共同生活がどうなるのか、
 短期集中連載開始とのことで、今後も楽しみです!

 

  

【新人4コマ杯 1月期月間賞】

・私のメイドは金髪幼女 (忠之みょうし 先生)

 

 お嬢様のメイドは幼女様。

 【主な登場人物】
 ・九条奏 : お嬢様。 日常生活をメイドに頼りきりだったものの・・・
 ・マリア : メイド。 金髪の幼女で可愛らしけど、仕事の方は今一つ?

 お付きのメイドさんがやめてしまうため、後任としてマリアさんが奏さんのメイドに。
 愛らしいものの、見た目通りの子供で、奏さんは振り回されるばかり。
 そんな2人の様子が、面白おかしな4コマ作品です。

 子供ゆえに仕事も今一つっぽいマリアさんですけど、奏さんも人任せだったため、
 お茶を入れることすら一苦労。 自分で色々やらねばならず大変そうですが、
 それが彼女を成長させそうな所にも、面白味感じられますね。

 マリアさんの前では、だらしない姿を見せられないと張り切る奏さん。
 この2人の日々をもっと読んでみたいので、つづきに期待です!
 
 


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