五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららキャラット 感想

2018年02月09日 | ◆4コマ誌⑨ 不定期 きららキャラット

2018年3月号

 

 表紙は、なんとアニメ化決定『アニマエール!』
 いやはや、これには驚かされましたね~。
 こはねさんを中心に、皆そろってチアに励む姿がまぶしい!

 

 

 今月の「ゆるキャン△で賞」は、『mono

 

 今回、聖地巡礼! しかも、まさかの『ゆるキャン△』の(^^;

 アニメ放映中の『ゆるキャン△』ですが、本作と同じく、あfろ先生の作品。
 ということで、こんな話もできてしまうと・・・

 作中作品なので、同一世界ではないのかと思いきや、
 リンさんと千明さんが、今回の話の中にいるというので、探すのも一興

 だいたい漫画通りの場所ばかりなものの、そうではない所もあったり、
 さらに、作中で主人公の移動した距離にツッコミ入れたりと、
 メタ視点での解説が、興味深く楽しめましたね。

 今シーズン、私の観測範囲では好評な印象を受ける『ゆるキャン△』ですが、
 これで、あfろ先生の名も広く知れ渡ることでしょうし、本作も盛り上がるかも?
 次回も、聖地巡礼の続きということで、期待です!

 

 

【アニメ化決定!コミックス2巻・発売中!】

●アニマエール! (卯花つかさ 先生)

  

 夏の間、バイトすることになった一同ですが・・・

 花和さんの紹介で、喫茶店でバイトするチア部。
 制服がメイドなので、みんな可愛らしいのですが、ひづめさんだけいない。
 トビラ絵で、麗しい姿を披露しているのに、なぜ本編にいないのか!?

 ひづめさん大好き花和さんでなくとも嘆きたくなりますけど、それはともかく、
 4人の働きっぷりが、こはねさん以外は様になっていて安心感・・・

 でも、こはねさんは、笑顔は良いものの、その他がダメダメ。
 とはいえ、明るく接客する様子は爽やかで、そのあたり見ていて楽しかった。
 花和さんも、ひづめさんが来たら、緊張のあまりポンコツ化してましたし(^^;

 などなど、チア部のバイト風景が愉快だった今回ですけど、
 みんな可愛らしくて、こーゆー活動も悪くないと思わされますね。

 そして、アニメ化決定とのことで、かなり驚かされましたが、大いに期待したい所。
 頑張る人を応援するチア部の活動が、どうアニメで描かれてゆくのか・・・
 そんなことを気にしながら、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス3巻、発売中!】

●すわっぷ⇔すわっぷ (とめきち 先生)

  

 千夏先生と美春さん・・・

 千夏先生も入れ替わりできる人で、今回はそのパートナー・金田一美春さん登場!
 ふんわりした千夏先生と違って、しっかり者な雰囲気が頼もしいものの、
 先生に振り回され気味なあたり、苦労が多そうです(^^;

 2人の関係は、「同居」でなく「同棲」と言っちゃうあたり、深いものっぽい。
 小説家だという美春さんの収入に、おんぶ抱っこする千夏先生という構図が、
 何ともそれらしい。

 それはともかく、春子さんと夏子さんが「付き合ってない」と知るや、
 「付き合ってないのにキスしてるのー!?」と驚く千夏先生が、ごもっとも(´▽`;)
 ですよね~、付き合ってないのおかしいですよね~、もう付き合っちゃえよ(ぇ

 そして、何だかんだで入れ替わりを、便利に使う千夏先生と美春さん。
 そこは春子さんや夏子さんと同じようで、親近感。

 などなど、千夏先生と美春さんという、新たな入れ替わりペアが興味深い今回。
 何にせよ、キスして入れ替わる関係は特別なものだと、改めて感じさせられます。
 きちんとお付き合いする大人コンビ、良いですね・・・と考えつつ、今後も楽しみです!

 

 

【コミックス1巻、発売中!】

●花降り宿のやどかり乙女 (大堀ユタカ 先生)

  

 老舗の温泉旅館で、仲居修行をする少女たち。

 「九条屋旅館」で仲居修行することになった千歳六花さん。
 仲居仲間である少女たちに囲まれながら、日々、忙しく過ごすことに・・・
 といった感じのお話です。

 今回は、学校の衣替え。
 制服では、あまり変わらないらしいのですが、旅館の制服に夏服はなく、
 そこで、旅館でも衣替えしてみようと、様々な服装を試すことに。

 くノ一にされる六花さんも、チャイナ服を着る柚さんも、可愛らしかったのですが、
 雪さんがナース・女教師・女性警察官になっていたのは、眼福でございました。

 そんなこんなで、しだいにコスプレ模様になる夏服さがしが可笑しかった今回。
 笑顔で夏服の提案を却下する月子さんが怖かったものの、六花さんたちが
 多種多様な服装で楽しませてくれる内容は、ワクワク感あってよかったですね。

 などなど、仲居修行する少女たちの物語。
 コミックス1巻も発売されましたし、ますます今後も楽しみです!

 

 

【連載スタート!】

●ゆず35歳@中学生やってます (がおう 先生)

  

 タイトルが誤植かと思うほど、異様な状況にいる35歳女性のお話。

 ゲストを経ての連載スタート
 浪人した女子高生も、25歳の女子高生も敵じゃない、35歳の女子中学生・・・
 失業後、可憐な少女好きの理事長に拾われ、中学生として過ごす田中ゆずさん。

 小柄で童顔とはいえ、そんな彼女が、本当の年齢がバレないようにふるまう様子が、
 面白おかしな4コマ作品になっています。

 中学生を演じようとしても、にじみ出てしまうジェネレーションギャップが愉快。
 バケツ持って廊下に立つなんて言ってしまって、なずなさんにツッコまれたり、
 最近の中学生が観るアニメがわからず困ったりと、「35歳」がのしかかります。

 あと、鎌倉幕府の成立した年も、「いいくに」ではなく「いいはこ」なんですよねえ。
 歴史の教科書もだいぶ変わっていて、覚え直すの大変そう(^^;

 また、ゆずさんラブで、百合を愛しつつもBLはNGという友人・なずなさんや、
 なずなさんを独占したがるよもぎさんなど、周囲の少女たちも面白い。
 今回さらに、もう1人増えそうな予感もありましたが・・・

 などなど、35歳で中学生やってる(ただし素性は隠し通さねばならない)女性の話。
 このとんでもない設定が愉快きわまりないですし、連載スタート、期待です!

 

 

【ゲスト作品】

●怪盗メイドはかまってほしい! (さこふ 先生)

  

 メイドやってる怪盗と、お嬢様な探偵のお話。

 【主な登場人物】
 ・サチ      : お嬢様が大好きなメイド・・・と同時に怪盗でもある。
 ・アンリエッタ  : 探偵やってるお嬢様。 怪盗を捕まえようといている。

 怪盗に逃げられて、お冠のアンリエッタお嬢様。
 そんな彼女をなだめるメイドのサチさんですが、実は彼女こそ怪盗その人。

 といった感じに、怪盗の正体を知らないお嬢様と、そのメイドである怪盗の
 交流と戦いの日々を描く4コマ作品です。

 怪盗として敵対しつつも、メイドとしてのサチさんは、お嬢様が大好き。
 おそばでアンリエッタお嬢様を愛でたり、怪盗の予告上で頭がいっぱいになると、
 自分のことばかり考えてくれていると喜んだり、そうした様子が可愛く面白い。

 そして、怪盗サチさんと探偵アンリエッタさんの対決も見所になっていたり、
 2人の関係を中心に面白味を感じますので、つづきに期待ですね!

 

 

●ラボメイト (涼海来夏 先生)

  

 研究室に入り浸る人々。

 【主な登場人物】
 ・杏   : ゲーム好き。 おしとやかだけど、ギャルゲーやる時は不気味。
 ・由梨  : アニメ好き。 研究に手がつかない。
 ・みさき : しっかり者っぽいけど、実はダメっぽい。
 ・姫   : 中二病っぽい。 みさきさんに弱い。
 ・麻友  : いつも寝てるし、研究室に泊まってる。

 研究室でたわむれる5人組を描く4コマ作品。
 それぞれに個性があって、様々なやりとりに面白味がありますね。

 中でも、皆を指導する立場で、オカンのようなみさきさんが、
 実はおバカで研究が白紙状態だったりするのは、ギャップが大きすぎでした(^^;
 でも、そんな所も、他の4人から愛されているのだから面白い。

 姫さんの中二病的な言動も愉快でしたし、この5人の活動をもっと見ていたい・・・
 ので、つづきに期待したい所です!

 

 

【その他】

●ブレンド・S (中山幸 先生)

 何やら、店の外でそわそわする男子高生を発見した美雨さん。
 お店へ案内しますが、彼のウブさが可愛いらしく、ウキウキしていて可愛い。
 そこで麻冬さんに、「手を出すのはひでりちゃんだけにしなさい」言われてて笑!
 実はこの男子高生、彩人さんの弟・隼人くんで、姉を心配してきたとのこと。
 とてもしっかりした少年でしたけど、美雨さんへの反応が初々しくて、気になりますね。

 

●NEW GAME! (得能正太郎 先生) 

 今回、2本立てで、秘密の作業!
 はじめさん企画のゲーム作りを進める青葉さんたちでしたけど、
 寝不足・疲労でクタクタになっているのを、りんさんに怪しまれています。
 結局、それがきっかけで白状させられていましたが、はじめ厳しく叱ったりんさんも、
 過去の自分とコウさんのことを思い出して、若手に好きにさせる事を選んでいたのは
 立派なことでしたし、そこから皆が一丸となって頑張っていたのは、素敵な風景でした。

 そして2本目は、りんさんの仕事。
 はじめさんと共に挑む企画会議は、しずくさんとクリスティーナさんを相手に、
 作り上げたテスト版を披露しながら、はじめさんの企画を推す様子は、戦いでしたね。
 「企画を通すって、こんなに大変だったんですね」と述べる青葉さんの言葉が、重い。
 また、本来の企画の人たちが抱く複雑な想いも含め、難しいことが色々あるものだと
 感じさせられましたが、テスト版の面白さが壁を壊してゆく流れは、清々しかったです。

 

●ひだまりスケッチ (蒼樹うめ 先生)

 9月になっても暑さが残る季節・・・
 ゆのっちの部屋のエアコンで、電気代節約しつつ熱帯夜をしのぐ一同が面白い。
 学校では、吉野屋先生が職員室の冷房で冷えてシクシクだったり、腹巻したり、
 相変わらずな感じで愉快でしたけど、授業ではきちんと「先生」していて、
 ゆのっちと宮子さんが、ようやく「美術の先生」と認めていたのは笑いました!
 そして、受験をスキージャンプに例えるゆのっちの迂闊さにも(^^;

 

●まちカドまぞく (伊藤いづも 先生) 

 桃さんが、闇堕ちで消耗して疲労困憊・・・
 そこで小倉さんのススメで、「千代田桜の隠し泉」へ行くことになりますが、
 罠が仕掛けられていて、ちょっとした面白アトラクションっぽくて楽しかった!
 そして、ゴリゴリのバトル展開(?)となりつつも、シャミ子さんがズルっぽく
 勝利を収めていたのは愉快(´▽`;) これ一応、修行の一環じゃなかったのかな。
 それから小倉さんが暴走したりもしましたけど、桃さんは回復できてよかった。

 2本目は、ミカンさんのお部屋にG出現で大ピンチ!
 シャミ子さんに泣きつくも、シャミ子さんはティッシュでつかんで放り出すと聞き、
 動揺して呪いを発動させていたのは面白かった! 桃さんが貧乏クジじゃないですか。
 それにしても、ミカンさんとの会話の中で、シャミ子さんが桃さんと近いミカンさんに
 ヤキモチ妬いている感を出していたのは、ごちそう様案件でしたね(何だそれ)

 

●アカリ様 (とこみち 先生)

 3号連続ゲストの3回目! なのですが、この作品、続きがぜひとも読みたいですね。
 あかりさんのことを調べるため、戌亥さんの祖母様に会いに行く一同でしたけど、
 鳥居をくぐれなかったり、あかりさんにだけ大きな犬が見えたり、不思議がいっぱい。
 あかりさんが草を食べていた理由も、祖母様の話で納得できたのはスッキリでしたが、
 それでもわからないこと多すぎるわ、不吉な空気だわ、それでいて、あかりさん自身は
 気にしている風でもないわで、色々と面白く、真相も気になりますので、連載化希望です!

 


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