2011年10月号
今後、定期的に感想書けなくなるかもですが、
今の所は大丈夫なので、出来るところまで何とか・・・
今月の「そこはかとないマニアックなエロスで賞」は、『貴美TALLEST』より、貴美さん!
運動会で活躍する明くんを録画しながら、いちいち放つ言葉がアレな貴美さん。
小学生男子の一生懸命な姿と重なることで、いわゆる「おねショ(以下略)
「(本当の意味で)恥ずかしいセリフ、禁止!!」
●しょっぴんブギ (佐藤両々 先生)
馬場さん、ゲーム系イベントへ行くの巻・・・って、もしかしてTGE!?
しかも『時の金貨』って、そのまんまじゃ・・・と思ったら「銀貨」でしたか。
でもテポニャーいますね~。 細かいつながりを感じますが、他社作品(^^;
それはともかく、栗栖さん。
義龍くんが好きなゲームということで、イベントに興味を持つとか、マジ恋する乙女状態。
いつもなら、「買い物」がらみでイベントも喜びそうな馬場さんですが・・・テンション低め。
ゲーム系(オタク系?)イベントの混沌ぶりをご存じなようで(^◇^;)
しかし、そんな状況から栗栖さんが感じる感謝の念にはしみじみ。
「嫌な顔をしつつも興味がないであろう所へ付き合ってくれた元彼・・・」
うんうん、そうだよね、そうだよね~。
「人に合わせるのって大変」という言葉も、それに対する馬場さんの
「合わせて見えてくるものもあるなら良いんじゃないー?」のセリフもよいですね。
それから、ゲームをはさんだ話題で接近する栗栖さんと義龍くん。
対して悦二くんは玉砕とか、この対比が面白すぎました(^∀^;)
それにしたって、栗栖さんのけなげさと言いますか、オトメっぷりが可愛らしいですな~。
どちらかといえば見栄っ張りな彼女が、おだやかにふるまう姿がいじらしくてイイ!
義龍くんとの関係などなど、今後も楽しみです!
●晴れのちシンデレラ (宮成楽 先生)
あたる君、体育が剣道ということで、張り切っておりますが・・・
そこでお母様が取り出したるは・・・「くるみ」?
くるみが剣道にどう関係あるんですか?? と、ミステリーな展開が読者を引き込む!(ぇ
今回は、さすがなお母様のお話。
やはり晴さんの母上! その能力は常人をこえ、料理スキルですらコック長を凌駕する!?
藤咲さん(コック長)・・・藤咲さんは、悪くないんだよッ!・゜・(ノД`)・゜・。 やっぱイイ人や~。
そして剣道の修行(?)が、くるみパンづくりにつながっているなんて、効率よすぎます。
そんな風に、剣道の話がいつの間にか「くるみパン」の話になっている意外性が面白い。
さらに、くるみパンにまつわるお母様のやさしさと、家族のあたたかさを感じられるシメが、
ほんのり好感触で心地よい。 やはり「晴れシン」は、こうでなくちゃね!
そうした感じで隔月連載、今後も楽しみです!
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
なんと、アニメ化決定ー!?
小さなコドモにしか見えない高校生の姉と、オトナにしか見えない小学生の弟コメディ!
おどろき喜ぶ私でしたが、森田さん枠(3分程度)と知ってテンション ↓ (ォィ
いや、なにはともあれ、アニメ化はうれしいです。
そんな今回、芸術の秋ということで、あつみさんが野外写生にいそしみます。
そいえば、あつし君とのからみがない沙夜さんって、最近では珍しいですよね。
同級生・あつみさんとのやりとりが中心の写生授業。
あつし君にはドギマギしてばかりの沙夜さんが、
あつみさんに対してはけっこう遠慮なかったりするのが面白いかも(^◇^;)
本作品はどちらかといえば、あつし君の見た目と実際のギャップをネタにすることが
多いのですが、あつみさんの“小学生にしか見えない姿”が可笑しさにつながるネタもイイ!
あつみさんと沙夜さんの女子高生的・仲睦まじさも、最後の秋の雰囲気もよろしく、
アニメ化ともども、今後も楽しみです!
●そふとフルライフ (山尾ミコ 先生)
スペシャルゲスト! 「孫LOVE1000%じいちゃん」
ツトムくんの祖父ケンジロウさんは、孫大好き!
2人暮らしの家庭で、祖父のありあふれる愛に困惑する青年の姿が描かれる作品。
ケンジロウさん、ツイッターで逐一、孫の行動をツイートするほど・・・
さすがにツトムくん、穏やかならず(^^;
さらに予備校にまでついていこうとするなど、その愛の深さはとどまる所を知りません!
でも怒られて、しょぼんとするじいちゃんの姿が、小動物っぽくてカワイイし。
などなど、孫に対するじいちゃんの大きすぎる愛が、面白おかしく描かれたコメディ4コマ。
私が面白いと感じたのは、男=男の関係である点でしょうか。
じいさんが予備校に通うくらい大きな男の孫に、あそこまでLOVEな姿が異様なのだけど、
それがインパクトになって強烈に印象づけられる感覚ですね。 珍妙というか何というか・・・
じいちゃんには意外と厳しさもあるし、ツトム君が感謝している一面もあったりして、
なかなか深い祖父の愛。 そんなところもよろしいし、珍妙さも一興と思える作品です。
●エデンの東北 (深谷かほる 先生)
今回、おねーちゃん家の話。
いつもどーりに、つつましく食事をしている家族のみんな・・・のはずでしたが、
前日お父さんは給料日で、お酒飲んで二日酔い。 お母さん、お冠。
「お金がないのに愛もない・・・」なんて、おねーちゃんはぼやいてます(^^;
その後、涼子ちゃん家に遊びに行ったおねーちゃん。
そこでもやっぱり涼子ちゃんのお父さんが二日酔い・・・のはずなのに、
なぜか大事にされている涼子・父をみて感激したり。
でもって家に帰ってきたおねーちゃん、お父さんに尋ねてみるわけですよ。
「おかーさんに何してもらった?」って。
すると、ここでのお父さんの答えがね、本当に素晴らしかったのです。
おねーちゃんは「安!」とオチつけていましたけれど、
お父さんのの言葉は夫婦として、そして家族としてかけがえのないものでしょう。
いや、おねーちゃんもコレを実感するときって、きっとありますよ。
まだまだ、これから・・・ですね。
しかし、どーして結婚したの?という問いへの答えに、驚愕しているのは笑った!゜(*゜´∀`゜)゜
涼子ちゃん家のご両親でさえ、「幸せのコツ」をわきまえているようですけど、
おねーちゃん所のお父さんは、たぶん素ですよねえ・・・? いや、よき夫婦愛。
そんな“家族愛”に笑いを誘われたお話でしたね。 今後も楽しみです!