五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフオリジナル 感想②

2012年11月15日 | ◆4コマ誌③ まんがライフオリジナル

2012年12月号 のつづきです。

 ①は、『リコーダーとランドセル』 『ちぃちゃんのおしながき』 『ファイト!息切れOL』です。

 

 次号、東屋めめ先生2本立てで、『突撃奉仕 暴ランティア部』がゲスト!

 また、愛蔵版発売ということで『ちびとぼく』、さらに、仙石寛子先生もご登場。

 しかし、『なりきりコスピーちゃん』が最終回!?

 

 

●おうちがいちばん (秋月りす 先生)

 今回、クリスマス話。 ひわちゃんがプレゼントを正確に示そうとしたシーンが良いですね。

 ちょと控え目に母つぐみさんへ伝えている様子が、細かな子供心を感じさせてくれました。

 また、つぐみ父の妻への贈り物も素晴らしい! 不評な花束を贈る理由、タイトルで納得。

 

●野村24時 (板倉梓 先生) 

 こちらもクリスマスということで、3姉妹にプレゼントを贈ろうと考える野村35歳(歳無関係)。

 しかし今までそうしたイベントに縁がなく、何を贈ってよいのかわからない・・・ というお話。

 鶴岡先生の友達・榎本くんとの会話が面白く、3姉妹からの贈り物に心温まるシメが良い!

 

●だから美代子です (むんこ 先生)

 寒い冬でもあったか家族・・・ そりゃ朝から鍋物ならねえ(^◇^;) そんな美代子さん家。

 Xマスプレゼントも奇想天外、お隣さんもお茶噴く可笑しさ! サンタの「攻防」にも笑った!

 でも、そのハチャメチャな行動が、陽気に周囲へと広がっているのが楽しい。 良いお年を。

 

●ばつ×いち (おーはしるい 先生) 

 綾乃さんからリフォーム予定を聞かれてますが、マスターにその気なし。 お金の問題が・・・

 でも由依さんから意見され、考えを変えているのは面白い。 彼女の意見だからこそかな?

 でも一方、綾乃さんがリフォームを申し出た背景にある心情は、興味深くて気になりますね。

 

●よこしまゼミナール (松田円 先生)

 プレゼントは何が欲しいかと聞かれた島村先生、美しい模範解答の裏にある打算に笑い!

 それを知らぬ生徒の純心が哀しいやね(;´∀`) それはともかく、北先生のサプライズ・・・

 以上に、鳴海さんの「サプライズ」に心底驚きましたよ! バイト君、「ジャンル」言うなや!

 

●セトギワ花ヨメ (胡桃ちの 先生) 

 前回の続きで、諸事情によりコスプレで結婚式をおこなう女性のドレス作りとなりました!

 杖が必要な女性なのに、足の速い女の子のコスプレ・・・ さすがのヒスイさんも悩みます。

 が、そこは元になったアニメから着想を得て、と見事な内容かつドレス。 美しき人魚姫!

 

●ゆにいる (渡邉 先生)

 今回、先代の社長さん登場。 悟志さんの祖父さんなんですが、たまさんみたいで面白い!

 けっこうイイ男な外見なのに、行動がたまさんそっくりで迷惑かけまくりとか、これで先代!?

 ナチュラルにチヨさんから、たまさんと間違われるセクハラぶりがヒドイぞ! 楽しい人です。

 

●晴れのちシンデレラ (宮成楽 先生) 

 最新コミックス5巻、発売中!(間違えて2冊買ってしまった) そんな今回、文化祭で占い。

 占いといえばカオルさん? 彼女の家はご神託で有名で、カオルさんにも占いの才が・・・

 といった風でしたが、三条家先々代の占いには笑った! 女子高らしいラストに和みます。

 

●よんこまのこ (重野なおき 先生)

 1つネタという点でいえば、本誌でも屈指の作品。 子供たちの漫画家ままごとに笑った!

 「仕事で頭がいっぱい」というお母さんの言葉に、【いっぱい違い】な反応のルイ君、面白い。

 子供って、言葉に対する“純粋さ”を持ってますよね。 あと「パパのパンツかぶせる」は酷!

 

●エデンの東北 (深谷かほる 先生) 

 おねーちゃんの運動会。 でも、さゆりさんは足が遅くて、めぐみさんからガミガミ言われて、

 そのことから怒りが燃え上がっちゃって・・・というお話。 涼子さんに愚痴りまくりますが、

 彼女の一言から、己自身を省みて開き直るさゆりさんが爽快。 良き友達の存在が大きい。

 

●惑い星と花 (野広実由 先生)

 前回迷子になってしまった男女、結衣子さんと河下くん。 修学旅行で、2人っきりの行動。

 そのぎこちなさが微笑ましい・・・ けど、自分の変化に「いやらしさ」を感じる結衣子さん。

 片柳くんの落胆も、千紗さんと後輩ちゃんのやりとりも、思春期の香り。 苦さと酸っぱさと。

 

●モノローグジェネレーション (小坂俊史 先生) 

 ゴメンという言葉のむずかしさ。 そうしたものを感じる数々の「ゴメン」が描かれていました。

 ひとみさんの謝るタイミング、前半の息苦しさが、後半には笑いに転化されて、スッキリ感。

 絶対あると思っていた「気安いゴメン」がなかったのは、ちょっと興味深かったかもですね。