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五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフ 感想

2017年10月25日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2017年12月号

 

 表紙は、秋の味覚いっぱい抱えたミカちゃん!
 タローはご満悦だし、サクラも笑顔で、大収穫を喜んでいます。
 他、沙和さんはシュークリームを食べ、面堂さんはめんつゆ掲げ、
 マンドラさんと早川くんもいます。

 

 

 今月の「美味しそうで賞」は、『人生最高の逸品!!』

 

 グルメエッセイ企画で、作家先生陣の描く逸品料理話が面白い。

 おーはしるい先生のお肉話は、いわゆる良いお肉を食べた時のものでしたが、
 これ、わかりますね~。 めっちゃ美味しいんですよね、本当に「溶ける」所が凄い。

 小夏ゆーた先生の「おばあちゃんの梅干し」は、かなり気になりました。
 どれほど美味しいのかと・・・ もう食べられないと述べつつ、オチには笑いましたよ!

 瀬戸口みづき先生の「アイヌ料理店で食べた鹿肉ステーキ」にも興味ありますが、
 『ゴールデンカムイ』ネタが面白くて(^^;

 他にも、忍田鳩子先生、桑田乃梨子先生、小池恵子先生、後藤羽矢子先生、佐野妙先生、
 それぞれの逸品も美味しそうで、どれも食べてみたいですよね~。

 

 

【ゲスト作品】

●そのアパート、座敷童子付き物件につき・・・ (小夏ゆーた 先生)

  

 座敷童子のいるアパートには、福がある・・・?

 「まんがライフオリジナル」連載中! コミックス1巻が、12月7日発売!
 バツイチな佐伯竜太郎くんが引っ越したアパートには、座敷童子の沙和さんがいて、
 大家の娘・陽さんを加えつつ、福のある(?)日常が繰り広げられるお話です。

 今回は、秋にまみれる沙和さんのお話。
 食欲の秋ということで、大好物のシュークリームを食べたがっています。
 秋限定の品のため、時期を逃したくないと駄々をこねる姿が可愛い(^^;

 そこで竜太郎くんは、条件としていい子にしていたら買ってあげる、という話になり、
 竜太郎くんに尽くす沙和さんが面白かった。

 おかげでシュークリームを買ってもらえてましたけど、陽さんも作っていて、
 一気に福がやって来ていたのは、座敷童子の力なのでしょうか?
 座敷童子本人に福が来てますけど(´▽`;)

 しかし、恐るべきは食欲の秋・・・ 厳しいオチが待っていたのは愉快でありました。
 そんなこんなで、座敷童子のいる日常が楽しい4コマ作品。
 12月7日のコミックス1巻発売共々、今後も注目です!

 

 

【今月のピックアップ!】

●マンドラさんとヒト科たち (ほずの都 先生)

 

 理系に占いはアリかナシか・・・

 街中で、とつぜん「災難に気をつけろ」と占い師から声をかけられた早川くん。
 最低最悪の不運が次々に降りかかるなんて、言われていて衝撃でしたが・・・

 もちろん、早川くんは占いなんて信じないとそっけないもの。
 しかし、黒猫にひっかかれたり、実際に災厄が降りかかってしまい、
 占いを信じてはいないものの、気にしてしまう様子が可笑しかった。

 本人は「バーナム効果」だと述べていたのに、四つ葉のクローバーを気にする風で、
 理系が揺らぐか? と思わせる所が面白かったですね。

 しかし呪術サークルに、占い師さんがいて、意外な事実が判明していて笑!
 ただ、占い自体は当たっていたとも言えるわけで、そのあたりは興味深かったかも。

 結局、占いを信じることはなかったものの、早川くんも少し気にしていましたよね。
 マンドラさんの妙な再生能力でオチがついていたのも愉快でしたし、
 何だかんだで、今後も楽しみです!

 

 

【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、舟でお月見。
 定子様のお誘いで、紅式部や弁官さんも加えて、船酔い清少納言が面白い。
 些細な不興を買った清少納言が、定子様の心を溶かすラストが美しかった。

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 2本立て、1本目は寒くなって来て、風邪が気になる季節。
 朋也くんの熱を額で測ろうとして、頭突き状態になる一香さんに笑!
 登校中、村瀬さんに額で熱を測られている所を一香さんに目撃されて、
 あらぬ疑いをかけられてしましたけど、村瀬さんがいなしていたのは、さすが。

 2本目は、一香さん、ルリルリさん、ついでにマリナっちさんが、料理勝負!
 ルリルリさんの手料理って美味しそうだと言う美鶴くんに、朋也くんが賛同したため、
 対抗意識を燃やした一香さんが勝負を持ちかけていて愉快でしたが、マリナっちさんが
 完全に引き立て役として、巻き込まれていたのが気の毒でもあり面白くもあり(´▽`;)
 玉子焼き3切れを、朋也くんたちが食べて判定し、一香さん満足の結果が楽しかった。

 

●ファースクラスニートましろ (えきあ 先生) 

 きれいなましろさん出現!?
 食事中、服を汚してしまうものの、ものぐさゆえに洗濯を拒むましろさんに、
 銀崎さんが強硬手段で、洗濯を決行していたのが可笑しかった(^^;
 しかし、その結果、きれいに洗われたましろさんが、礼儀正しくなっていたのは愉快!
 銀崎さん大助かりでしたけど、束の間の安息だということは、わかっていましたよ・・・

  

●花咲さんと葉山くんは今日こそ告りたい (瀬川あべる 先生)

 両想いだけど告白できない幼馴染男女、再登場!
 今回も、もどかしくも面白い2人のやりとりが繰り広げられていますけど、
 葉山くんの妹・ねねさんや、花咲さんの弟・つくし君は、色々と複雑っぽいのが面白い。
 早くくっついてほしいと思いつつ、かまってくれなくなるかもと不安がる所が可愛かった。
 そして、花咲さん狙いの男子に、相合傘でドヤ顔アピールする葉山くんも愉快!

 

●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生) 

 今回は、英語教師の岩井タエさんが、ご祝儀の常識について相談。
 確かに割り切れる数字はダメみたいな「常識」ありますよね、2万円じゃダメなのかと。
 そうした習慣の形式化が苦手というのは共感できますけど、アスクミ先生の言葉にも
 納得できる説得力がありました。 価値観のすり合わせとしての「常識」は大事ですね。
 時代と共に「常識」も変わってゆくというもも、その通りですし。

 

●ホラーハウスは内より裏が怖い (胡桃ちの 先生)

 今回、ホラーマニアのためのツアー客ご一行が来店・・・
 マニアというだけあって、耐性のありそうな面々が手ごわい雰囲気。
 ホラー漫画家さんもいて、ネタになりそうだと余裕の様子でしたけど、
 見事に術中にハマっていたのは可笑しかった! というか、客個人に合わせた
 恐怖を演出する所は凄すぎ(´▽`;) さすがのマニアさんも撃退とは、お見事でした。

 

 

【新人4コマ杯 9月期月間賞】

・瀬良ちゃんは今日もピンチ (小宮山拓士 先生)

 

 とにかくピンチに陥る少女のお話。

 北の森学園の2年生、一ノ瀬瀬良さん。
 朝の寝坊に始まり、携帯の充電忘れ、ドアノブ壊れと、次々ピンチ!
 そんな様子が面白おかしい4コマ作品です。

 瀬良さんが驚愕する表情や、デフォルメ姿などがなかなか愉快で、
 可笑しさを増しているように感じられました。
 そうした所に面白味があると思いますし、つづきに期待したい所です!

 


◆ まんがライフ 感想

2017年09月24日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2017年11月号

 

 表紙は、芸術の秋を堪能するミカちゃん!
 というか、もう秋ですか~・・・なんだか早く感じてしまいます。
 他、ゲスト作品や人気作品なども!

 

 

 今月の「夏の終わりで賞」は、『この夏やり残したこと』

 

 「まんがライフ」豪華作家陣による、スペシャルエッセイ企画!

 安西理晃先生、碓井尻尾先生、えきあ先生、山東ユカ先生、渋谷一月先生、
 瀬戸口みづき先生といった方々が、この夏やり残したことについて語ります。

 安西・碓井両先生はインドアな感じで、あれやろうこれやろうと考えつつ不実行
 という流れが、私なんかと同じで共感めいたものを覚えてしまいました(ぇ

 えきあ・渋谷両先生は食べ物関連のやり残しで、それらの美味しそうな雰囲気が
 やり残し感をより強く感じさせますね。

 山東先生は創作関連のやり残しで、創作者魂を感じましたし、
 瀬戸口先生はダイエットでしたけど、アウトドアな方向へ進んでいたのが爽快で、
 各々の先生方のチャレンジ精神を垣間見た気がします。

 

 

 

【9月27日、コミックス18巻・発売!】

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

  

 いつも通りに、人も動物もみんな楽しい日常風景。

 【秋だもの・・・】ミカちゃんがペットショップでセールしているからと、
 お兄ちゃんを誘っていますが、その理由がタロー対策だったのは納得。
 彼の食欲は底なしですからね(^^;

 【I'm DK!!】お兄ちゃんがタローと散歩していた所、子供の姉弟が近づいてきて、
 弟くんがタローくんを「デブってね?」と笑って、姉さんが謝るなんて話でしたが、
 むしろ傷ついたのは、その姉さんの言葉を聞いたお兄ちゃんというオチで、愉快!

 【漢字でGO】お兄ちゃんにミカちゃんが漢字を出題していますが、
 「杮」という文字に楽勝とばかりに答えるものの、違っていたのは面白かった!
 こーゆー読み方だったんですね、知らなかった。

 【「承」で!】田崎さんがマリリンの体重を計ろうと、まずいっしょに計ってますが、
 その絵面がもうすでにオチになっていて笑! お兄ちゃんもビックリしてますし。

 【すぎゆく秋】釣瓶落としな秋模様を感じるお兄ちゃんとミカちゃんですが、
 まだ鳴いている虫を見つけて、ミカちゃんの述べた言葉が感傷を誘います。
 「ミカちゃんには、最後の一匹がどういう風に見えたのかな?」は想像しちゃいますね。

 などなど、もう秋を感じさせるネタが色々な今回でしたけど、
 ラストの夕焼けの1コマには、しみじみするものがありました・・・
 なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●友情デッドロック (黒丸恭介 先生)

  

 仲良し(?)3人組。

 【主な登場人物】
 ・尾幡雪乃  : 高校2年生。 氷鬼とあだ名される気難しい少女。
 ・鈴木拓也  : 雪乃さんの幼馴染。 雪乃さんにチャラ男と思われている。
 ・副田夏希  : 雪乃さんの親友。 鈴木くんを無自覚に気にしている様子。

 雪乃さんを中心に3人で歩いているものの、彼女は鈴木くんを副田さんに
 近づけないようガードしています。

 鈴木くんは仲の良い幼馴染ですが、雪乃さんは三股男だと思っていて、
 副田さんを彼の毒牙にかけまいと、気をまわしているのが面白い。
 三股男というのは、雪乃さんの誤解なのですけどね(^^;

 そんな鈴木くんは、雪乃さんのことが好きであるものの、誤解されまくり。
 また、副田さんは、鈴木くんが真面目なことを知っていて、仲良くなりたいと
 考えていますが、その裏には自覚のない好意が見え隠れしています。

 そうした3人の一方通行・三つ巴のような関係が、面白味になっている4コマ作品。
 これは気になるので、ぜひとも続きに期待です!

 

 

【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、定子様が不機嫌で可愛い。
 主上と彰子様が仲良く(?)していることに思う所があったようで・・・
 なんて話でしたが、相談された清少納言の助言が、いかにもなもので笑!

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 ハロウィン祭へ来た朋也くん、一香さんには秘密にしていたのに、なぜかいる(^^;
 美鶴くんや藤咲さんと村瀬さん、ルリルリさんと孝喜くんもいて仮装が楽しげ。

 でしたけど、村瀬さんが、一香さんに朋也くんの好きな人の話をしようとして・・・
 なんて内容にハラハラでした(´▽`;) 恋知らぬ村瀬さんは、恋心がわからない、か。

 

●マンドラさんとヒト科たち (ほずの都 先生) 

 早川くんに憧れる花森梅さん、実家は花屋さんで、花束を買いに来た彼に遭遇。
 花言葉など信じていない彼のド理系っぷりに、おののく花森さんでしたけど、
 あまり理系は関係ないんじゃないかな。 そして、マンドラさんの存在を知ってしまう
 花森さんが、むしろ喜んでいたのが面白かった。 早川くんとの今後がどうなることか。

 

●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生)

 なぜ、男がおごらねばならないのか? 今回は、そんな相談が持ち掛けられています。
 これについて、かつては男女間での賃金格差があったためという説明に、納得でした。
 現在では、必ずしもおごる必要はないものの、「求愛」という観点が重要という説明には
 感服でしたね。 でも結局は、話し合うことが大事ということなのでしょう。

 

●エッセイまんが不適合者 (渡辺伊織 先生) 

 今回の苦手の克服は、サーフィン!? 夏に弱い自分を克服をめざします。
 渡辺先生は準備と称して、スネ毛そったり、サザン聞いて来たりしてますが、
 あまり役に立っていない=うまくサーフィンできない様子が面白かった(ォィ
 とはいえ、教えてくれる先生がイイ人すぎて、まぶしかった!

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)

 アサミさんが、常連の秋野さんからもらったプレゼントは、婚約指輪!?
 秋野さんは、益子さんの次くらいにお金を使ってくれるベンチャー企業の取締役。
 そんな彼のプロポーズに、アサミさん以上に周囲の皆が盛り上がっていて面白い。
 玉の輿ですが、モンローはやめることに・・・なんて話でしたけど、アサミさんの
 心の問題という点には納得しかありませんでしたね。 秋野さんもイイ人でした。

 

 

【新人4コマ杯 8月期月間賞】

・AFTER FRIEND (椎名聰 先生)

 

 友達になろうと迫ってくる少女のお話。

 【主な登場人物】
 ・夏目明  : 高校2年生。 なぜか葵さんにつきまとわれる。
 ・望月葵  : 明くんに「友達になってあげる!!」と迫ってくるぼっち少女。

 どうも本人がぼっちらしいのに、なぜか明くんの友達になってあげると
 上から迫ってくる少女・葵さんが面白い4コマ作品になっています。

 わけが分からないので、お断りする明くんですが、何度邪険にしても
 つきまとってくる葵さんが愉快ですね。

 選評によれば、純粋な友情とのことですが、その友情がどこから来ているのか、
 なぜ明くんなのかは不明らしいので、そのあたりが明かされる続きを読みたいかも。

 


◆ まんがライフ 感想

2017年08月23日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2017年10月号

 

 表紙は、浴衣姿のミカちゃん!
 目の前の「夏の音」を聴きつつ、タローくんに「しー」をしているのが面白い。
 他、最終回やゲスト、2本立て作品などなど、色々です。

 

 

 今月の「匂わない少女で賞」は、『大神先生は鼻がキく』より、阿武隈ゆりさん!

 

 1年5組の阿武隈さんは、匂いがしない?

 匂いに敏感な大神先生は、今回も様々な匂いに翻弄されていて面白いのですが、
 柴くんと同じ保険委員の阿武隈さんに関して、何やら不可解なことが・・・

 柴くんによると、クラスでいつも1人でいるらしく、近づくと逃げてしまうのだとか。
 人を避けているようですが、空手の県大会で準優勝するほどのアクティブさ。
 なぜ彼女は、1人でいるのかが気になる所です。

 大神先生が近づいても逃げてしまい、しかも何も匂いがしないという不思議な少女。
 といった感じで、オオカミ先生も困惑していましたけど、得られた情報を考えると
 わかることもある気がします。

 例えば、空手をしているため道着が汗臭くなる ⇒ 匂いを指摘されて過度に気にする
 ⇒ 過剰な消臭をする(なので匂いがない) ⇒ それでも匂いを気にして人を避ける
 なんて所でしょうかね。

 いずれにせよ、それで1人になってしまうのは本意ではないでしょうから、
 何とか、悩みを解決する方向へ話が進んでほしいものです。

 

 

【最終回!】

●すずなの恋 (あづま笙子 先生)

  

 コミックス3巻は、9月27日発売! ・・・ですが、最終回!!

 しだいに2人の関係も深まりつつある中、海水浴へ行くすずなさんたち。
 そこで何かしらの進展があるやなしや? な最終回となりました。

 すずなさんとかりんさんの水着姿も素敵で、見事なテコ入れ・・・って、最終回なのに!
 しかも、すずなさんはワンピース型でありながら、中はビキニというから、涼城くんも
 動揺していて可笑しかった。

 それにしても、かりんさんと吉野くんの関係も気になっていましたけど、
 ここで、その進展が明かされていたのは、めでたいことでありました。

 そんな2人が2人で帰ってしまうと、残されたのは、すずなさんと涼城くん。
 帰りのバス待ちの時間、出会った頃のことを思い出すすずなさんでしたが、
 そこから、しだいに仲良くなっていったことを考えています。

 色々ありましたけど、男子が苦手で近づくことさえできなかったすずなさんが、
 涼城くんとの関わりの中で少しずつ変わっていった過程こそが、本作の見所であり、
 面白味になっていた部分でしたね。

 だからこそ、彼の存在が大事なってゆくのは自然なこと。
 その結実となる言葉が、ここで自然に出てきていたのは、祝福すべきことでしょう。

 それでも逃げ出してしまうすずなさんを、追いかけて言葉をかける涼城くん。
 大切な気持ちを伝えて「逃げないで」と言っていたのが、やさしく爽やかでありました。

 そこからの2人の進展には、こちらが恥ずかしくなるような思いでしたけど、
 初々しさが微笑ましくて、これまでの時間を思うと感慨深さを覚えるほどでしたね。

 などなど、海水浴からの進展模様が、シメにふさわしい最終回。
 そんな余韻に浸りつつ・・・ 楽しませていただきましたー!

 

 

【ゲスト作品】

●花咲さんと葉山くんは今日こそ告りたい (瀬川あべる 先生)

  

 互いに想い合いながらも、踏み出せない男女のお話。

 【主な登場人物】
 ・葉山葉一  : 花乃さんのことが世界一好き。 でも想いを伝えられない。
 ・花咲花乃  : 葉一くんのことが世界一好き。 でも想いを伝えられない。

 葉山くんと花乃さん、お互いを好きで告白したいのに、いつもうまくいかない。
 そんな2人の姿が面白おかしく、時に微笑ましく描かれる4コマ作品です。

 好きな気持ちが大きくて、告白しようと意気込むものの、
 タイミングが悪かったり、邪魔が入ったり、誤解があったりして、
 告白にまで至らない様子が可笑しな2人。

 花乃さんが友人に、告白の練習をしていたら、それを葉一くんに見られてしまい、
 思いっきり誤解されていたのは愉快でしたけど、葉一くんが涙目になっていたのは、
 彼女への本気度がわかって、良い感じでした。

 最後も、少しいい雰囲気になったのに、母上が通りかかったことで台無しな所が
 面白かったりと、2人の関係のもどかしさが楽しい内容になっています。
 これは進展模様も気になりますので、再登場に期待です!

 

 

【8月28日、『極楽フリテンくん』発売!】

●新フリテンくん (植田まさし 先生)

  

 無人島に漂着者!? ・・・それがアリというのが、救いなのかどうなのか(^^;

 【強盗】銀行を襲おうとしている男と、それを止めようとする弟分。
 兄貴分がストッキングで顔を隠すも、銃はモデルガンなので弟分は無理だと述べます。
 しかし、兄貴分は対策を講じて・・・と思ったら、まるでダメダメな対策なのが愉快!

 【優勝カップ】ゴルフで優勝した女性プレイヤーさん、「ぜったいとりたいカップ」
 だったと喜んでいましたが、その理由が「カップ」違いという所が可笑しいネタでした。
 そんなことのために!? というのが(^^;

 【漬け物石】家の塀の前に置かれた石を見つけた旦那さん、つけ物石によさそうと
 家に持ち帰りますが、実はその石、別の用途で使われていた物だったのが面白かった。
 一見、何でもなさそうな物が、役に立っているという視点の違いが興味深いですね。

 【名パイロット】着陸態勢に入った旅客機でしたが、車輪が出ないトラブル!
 そこで胴体着陸を決行する機長が、さすがでありました・・・けど、そこから
 とんでもない挑戦をしようとしていたのは大笑゚(*゚´∀`゚)゚ パンクな機長さんだ!

 などなど、今回も様々なネタが秀逸でありました。
 最後の【意気投合】も、風刺ネタと思わせつつ、わが身を顧みる構造になっているのが
 お見事でしたね・・・なんて考えつつ、今後も楽しみです!

 

 

【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、定子様の香が変わって・・・?
 そこから、清少納言も自分で香を作って、定子様に贈ろうと考え、“お母さん”に
 教えを請うていたのは笑! でも、何だかんだで定子様とラブラブじゃないですかー!

 

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

 仕事のシフトが組めない状況に、本社にヘルプを頼む主任。
 やって来た尾根賀ひかるさんは主任の同期で、この場所が最初の配属先だったこともあり、
 頼りになりそうでしたが、省エネタイプな所が「ユニーク」な人物でしたね(^^;
 いわばナマケモノな尾根賀さん、その手綱をにぎる主任の存在が、さすがでありました!

 

●眠り姫と起こさない王子 (渋谷一月 先生) 

 今回、2本立て! 1本目はアルカネットさんの国へ旅行に行く王子と姫。
 海の向こうなら魔女も出てこないだろうと考えていましたが、何やら不穏な影が・・・?
 そんな中、もてなされるミント王子とラベンダー姫だったものの、アルカネットさんも
 ラベンダー姫について知らないことがあって、そのあたりの齟齬は気になる所でしたね。

 2本目は、3人で観光へ行くことに。
 そこで、アルカネットさんが魔法について説明し、今の魔法はスゴイものでもない所が
 面白かった・・・とはいえ、魔女は例外で、さっそく姫を狙ってくるものの、王子の活躍で
 事なきを得つつ、アルカネットさんが魔女の“誘惑”をはねのけていたのが、頼もしかった。

 

●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生)

 2-A木元伊代さんの相談内容は、彼氏の読んでいるエロ本がキモいというもの。
 アスクミ先生にすれば「別にフツー」な内容の本ですが、木元さんには受け付けられない。
 そうした価値観の違いが「キモい」という言葉で言い表されていたのは興味深く、
 その根本にある原因について、先生が語っていたのは納得です。

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生) 

 みおさんと中野くんが話しているのを、ぼ~と眺める高沢くん。
 どうも、2人が仲良くしているように見えるらしく、もやっとしていたのが面白い。
 こんな高沢くん、珍しいですからね。 いわば無自覚に嫉妬しているわけですけど、
 だからこそ、みおさんに積極的に近づいて行っていて、ニヤリとする展開でありました!

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 一香さんの元の父親は、どんな人だったのか・・・?
 現在の父上、つまり朋也くんの父親の誕生日という事で祝うことになり、一香さんも
 張り切って準備に勤しんでいますが、朋也くんは彼女の「本当のお父さん」を気にしてます。

 けど、その話題に一香さんが怒っていたのが印象的で、何か事情がありそうで気になりますね。
 でも、今は今の家族があることは、一香さんだけでなく朋也くんも同様で、それが素敵です。

 

 

【新人4コマ杯 7月期月間賞】

・屋上のひととき (山内かひろ 先生)

 

 ワルに憧れる少女と、クラスいちアホな子。

 【主な登場人物】
 ・小元トモコ  : ワルに憧れる高校1年生。 高校デビューに失敗してぼっち。
 ・阿方なこ   : クラスいちアホの子。 顔はかわいい。

 そんな2人が、屋上でやりとりをする様子が面白おかしな4コマ作品です。
 トモコさんがカツアゲしようとしても、何のことかわかっていないなこさんの反応が
 愉快だったり、なこさんのアホっぷりが良いボケになっていますね。

 選評にもある通り、アンバランスな2人が可笑しくて、その点に面白味がありそうです。
 つづきに期待しておきたい所!

 


◆ まんがライフ 感想

2017年07月21日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2017年9月号

 

 表紙は、海水浴なミカちゃん!
 可愛らしい水着で、タロー&さくらと戯れる姿が可愛らしい。
 他、コミックス発売作品に、最終回を迎える作品なども!

 

 

 今月の「コミックス1巻・発売中ゲストで賞」は、『きゅーは吸血鬼のきゅー』

 

 見習い吸血鬼と、不健康な血をもつ少女の同居コメディ!

 「まんがライフオリジナル」にも、ゲスト登場してましたね
 今回は、英さんを健康にすべく、運動を勧めるきゅーさんでしたけど、
 夏の暑さでまいっている英さんは消極的・・・もともと消極的ですが(^^;

 そこで、ハワイちっくに運動しようという話になって、フラダンスすることに!
 と思ったら、きゅーさんばかり踊って、英さんは見ているだけなのが可笑しい。

 それでも、多少は踊ってくれて、「大きな進歩」を感じられたのはよかった(?)
 そんな風に、英さんを健康的にしようとする、きゅーさんの奮闘ぶりが楽しいですね。
 コミックス1巻が発売中とのことで、ますます注目です!

 

 

【7月27日、コミックス9巻・発売!

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

  

 2本立てで、プール回!

 1本目は、朋也くんサイド。
 藤咲さんを誘ってプールへ来た朋也くんですが、なんと2人きり!?
 いやはや、なかなかやるじゃないですか、朋也くん勇気ある~。

 と思ったら、2人きりのつもりだったのは彼だけで、藤咲さんの方は村瀬さんを
 連れてきていて、この噛み合わなさが、まだまだな感じです。

 そこは、村瀬さんが気を利かせてましたが、美鶴くんと孝喜くんも偶然来ていて、
 村瀬さんが合流を阻止していたのが縁の下の力持ち(^^;
 彼女だけが、朋也くん⇒藤咲さん⇒孝喜くんという関係をわかっている点も面白いです。

 それにしても、最近の藤咲さんは、朋也くんと一緒にいると楽しそうで、
 このあたりの気持ちも気になる所でしたが、そこへ姉襲来!?

 

 

  

 2本目は、一香さんたちもやって来て・・・

 トビラ絵が1本目=朋也くん、2本目=一香さんの対比になっているの良いですね。
 そして本編は、朋也くんたちがプールで遊んでいる所へ、一香さんがやって来た!
 というお話でした。

 さっそく朋也くんを捜しますが、援軍として呼んだマリナっちさんに、総一郎くんも
 付いてきていて、はじめ一香さんは拒絶するも、言いくるめられていて可笑しかった。

 さらに、いきなり朋也くんを見つけてしまうマリナっちさんでしたが、
 藤咲さんと2人きりだと察したうえで、孝喜くんたちを先に見つければ、
 みんな一緒だから一香さんも怒らないだろう、と考える流れが面白い(^^;

 そして今回、重要だったのは、総一郎くんの語った「好き」の違い。
 マリナさんは妹みたいなものだから、普通の「好き」とは違うと述べていたのは、
 マリナさんが聞いたらショックだろうな~と思いつつ、一香さんへの問いかけは気になる所。

 一香さんの朋也くんに対する「好き」は、どのような「好き」であるのか。
 これには、本作における心臓部ともいえる場所への直撃が、感じられましたよ。
 姉としての「好き」か、はたまた・・・

 総一郎くんって、とぼけた感じで聡いところありますよねえ。
 彼が、最後に言っていたことも納得でしたし、今しばらくはこの平和が続くことを望みつつ、
 2月27日発売のコミックス9巻共々、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】

●化野さんはすでに死んでる。 (晴瀬ひろき 先生)

  

 コミックス2巻は、8月7日発売! ・・・ですが、最終回!!

 最後は、いつも通りながらも、未来のことを考える化野さん。
 睡眠不足でうつらうつらな化野さんでしたが、将来のことを考えて眠れないことが
 原因というから、何とも深刻・・・と思いきや、そうでもない?

 資格をとったなんて話は現実的でしたけど、鹿ヶ谷さんの持っている資格は妙なもので、
 不死者好きの彼女らしいラインナップになっていたのは、可笑しかった。

 一方、一条さんが目指す目標を聞かれて、「およめさん」と答えそうになっていたのは、
 むしろ可愛らしくてよかったんじゃないですかね? 隠さなくてもいいのに(ぇ

 上終くんは、将来のために貯金して結婚とか言ってますけど、相手は?と聞かれて、
 潔い言葉を返していたのが愉快! それでよし!

 詩帆さんは、起業できたらと語っていて、キョンシーらしい事業内容に納得。
 部長さんは部長さんらしく、「今」を見据えていて笑!
 そして、会長さんと堀川くんも、相変わらずいいコンビ(^^;

 などなど、それぞれの語る「将来」が楽しかった最終回となりましたけど、
 会長の述べていたように、不死者には時間が有り余っているものの、それ以外の人の
 時間は短いという点は、多くのしかかって来る内容でありました。

 そこで、妹・サヤカさんに電話をかける化野さん。
 けれど、今を生きる者の忙しなさが伝わってくるやりとりがなされていて、
 そんな所に、ちょっとした安心感があったのは、よかったですね。

 ラストは、一条さんとの会話でシメとなっていましたが、この2人で始まった本作品に
 ふさわしいものだったと言えるでしょう。

 ゾンビにデュラハン、ヴァンパイアにキョンシーなどなど、様々な不死者と普通の人間。
 彼らが織りなす日常の物語もこれにて閉幕・・・ 楽しませていただきました!

 

 

【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、最近キレがない清少納言。
 そのことを紫式部に相談したものだから、愉快なことになってましたね(^^;
 まあ、とはいえ、紫式部が清少納言の理解者であることは、面白い所です。

 

●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生)

 今回の相談者、1-cの祖師谷元くんで、内容はレアリティ問題!?

 自分は「☆3のレアリティ」だと気づいてしまった祖師谷くん。
 ソシャゲにおける希少度を☆で表すわけでが、クラスの丸岡くんを「☆6」として、
 自分はかなわないなんて考えてしまうのは、わからなくもない心理ですね。

 アスクミ先生はソシャゲやっているので、例を上げて励ますも、うまくいかない。
 といった感じでしたが、アスクミ先生がレアリティはキミが決めるものじゃないと
 指摘していたのは、さすがでしたね。 自身のレアリティは、これから築かれる・・・
 若いっていいですね(ォィ

 

●すずなの恋 (あづま笙子 先生) 

 今回、花火大会!

 ということで、浴衣でおめかしする女子陣が、可愛らしくてグッドグッド。
 男子陣、とくに涼城くんは、その可愛らしさが直撃したようで、ぽ~っとなってます。
 そんな彼の反応に、これまたドキドキするすずなさんも、よろしかった。

 そして、吉野くんたちをはぐれる涼城くんとすずなさんでしたが、当然、その逆に
 吉野くんとかりんさんも2人きりというあたり、心躍る花火大会となりましたね。
 結果、互いに急接近といった雰囲気になっていて、それがとても素敵でありました。

 

●めんつゆひとり飯 (瀬戸口みづき 先生)

 保ヶ辺さんに片想い中の白田舞さん・・・

 ヘルシー党なため、こってり党の保ヶ辺さんとは食生活が合わないという困難が!
 そうめんに肉でも焼いて乗せるとか言ってる彼に対して、舞さんはサッパリ系。
 そんな対比が面白かったですね(^^;

 そこで、舞さんは面堂さんに、どんなアレンジするか聞いてますが、
 「適当になんか入れる」と言っている割には、意外と細かく調理する所は彼女らしい。
 舞さんの方がお手軽でしたものね。 そして、保ヶ辺さんの器の大きさ・懐のヒロさに
 感じ入る舞さん、愉快でした!

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生) 

 前回、中野くんの疲ている原因を問いただしたみおさんは・・・

 実は彼の実家が人手不足で大変ということを聞き、日曜日にお手伝いをすることに。
 中野家では、中野くんの彼女と思われているみおさんですが、中野母は懐疑的。
 というのも、もう1人中野くんがいるみたいだから、なんて理由が愉快でした。

 真面目で気が利いて優秀、でも息子そっくり・・・と思っていた母上でしたが、
 1つだけ違った点があって、それが可愛かったことで、好印象になっていたのが楽しい。
 さらに、中野くんがみおさんに向ける表情に、尋常ならざるものを見て、胸キュン!
 そうした様子はもちろん、さらなる誤解が深まっていたのが、面白かったですね。

 

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生)

 カナリさん、漫画家への道・・・?

 雑誌にマンガが掲載されたカナリさんでしたが、代理原稿だったため、連載ではなし。
 池子さんたちはよくわかっていないようですけど、そんな簡単に漫画家にはなれない
 と述べるカナリさん、謙虚でよいですね~。

 「将来まんが家になれるなんてことがありえるのか」と、あまりピンと来てない所も(^^;
 しかし、編集さんから連絡が来て、次のネーム、原稿料、他の編集者の話を聞かされて、
 何やら話がとんとん拍子に進んでいたのは面白かった! さて、どうなりますか?

 

 

【新人4コマ杯 6月期月間賞】

・恥ずかしがりの紫さん (財政ろろ 先生)

 

 タイトル通りな少女のお話。

 【主な登場人物】
 ・紫ゆきみ  : 恥ずかしがりな女子高生。 赤ら顔が天使のような少女。
 ・野島はな  : 紫さんに魅了された同級生。 お友達になりたがる。
 ・財川けい太 : コワモテ男子。 紫さんに魅了される。
 ・美甘京介  : 財川くんの友人。 温和だけど物おじしない。

 恥ずかしがりの紫さんは、顔を赤らめてばかりですが、そうした様子が可愛らしく、
 かつ周囲の人たちを魅了してしまうから、面白い。

 そんな様子が描かれる4コマ作品になっていて、女子の野島さんはじめ、
 ちょっと怖そうな財川くんまでが、紫さんの虜になってしまう所が面白味。

 紫さん本人は、内気で頑張り屋な所が魅力になっていて良いキャラクター。
 彼女に惹かれる周囲の人たちとのやり取りも楽しかったので、つづき期待です!

 


◆ まんがライフ 感想

2017年06月21日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2017年8月号

 

 表紙は、夏スタイルなミカちゃん!
 スイカバーとサンダルを持って、夏を満喫している雰囲気ありますね。
 他、コミックス発売2作品と、ミント王子&ラベンダー姫もいます。

 

 

 今月の「キャバ通いはじめましたで賞」は、『不適合者』

 

 渡辺伊織先生が、「苦手」を克服するエッセイシリーズ第2弾!

 今回は、女の子が苦手な渡辺先生が、キャバクラに挑戦するというから面白い。
 マナさんについてもらって会話が弾む・・・と思いきや、会話できない先生(^^;

 女の子は大好きだけど、初対面の女性と仲良く話すことができないようで、
 そんな苦悶の姿が愉快(失礼だなオイ)でありました。

 まあ、お胸を強調した衣装をまとったマナさんに対して、目のやり場に困るのは、
 わからなくもないですけど、「もしかしておっぱいキライな人ー?」とか
 聞かれていたのは大笑いでした゚(*゚´∀`゚)゚

 私の知り合いに、女の子と話すのが楽しいと言ってキャバクラにハマった人いて、
 そーゆーものなのかな~と思っていましたが、何となく今回のお話を読んで、
 分かった気がしなくもなかったかも? 渡辺先生も、それなりに楽しめたようですし!

 

 

【6月27日、コミックス6巻・発売!】

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

  

 なんだこの可愛い天使は・・・!?

 朝、職場へやって来た御園くんでしたが、その後ろには天使の姿が!
 妹の四乃ちゃんが、お兄さんについてきてしまったようで、ちょっとお困り。

 静かでおっとりしているため、気付かれにくい性質を、佐藤さんが「気配遮断」とか
 言っていて、さらに御園くんと同じスキル持ちと述べていたのは、笑いました!
 スキルなんですかねえ(^^;

 御園くんに注意されて、泣いてしまう四乃ちゃん可愛かった。
 そこでお迎えが来るまで、御園くんが簡単な仕事をして四乃ちゃんの相手をすることに。

 制服姿になる天使、作業のお手伝いする天使、塩川兄に主任の子供と勘違いされる天使と、
 とにかく全てが可愛らしくて、スパロウズホテルは天国となりましたね!(ぇ

 お昼寝するまで付き添う佐藤さんとのやりとりも、可愛さ全開でありました。
 そして、御園くんとの兄妹愛について語りつつ、良い感じでシメ・・・と思いきや、
 良いオチがついていて笑!

 などなど、天使の来訪にてんやわんや、でも微笑ましく癒された今回。
 四乃ちゃん再びの登場を期待しつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

 

【6月27日、コミックス2巻・発売!】

●すずなの恋 (あづま笙子 先生)

   

 文化祭で進む恋模様・・・?

 今回、文化祭2日目で、喫茶室をやっているすずなさんのクラスですが、
 涼城くんはメイド姿で接客していて、なかなか似合ってます(^^;
 桐吾くんはノリノリで笑!

 マスターさんや三島くんも来てましたけど、すずなさんと会って
 「思ってたより普通に話せた」なんて考える三島くんが、爽やかでしたね~。

 そして午後、解放された涼城くんが、すずなさんの所へ行くことになり、
 桐吾くんは1人になってしまいましたが、そこで同じく1人だったかりんさんと
 一緒にまわることになっていたのは、良いめぐり合わせでありました。

 涼城くんは美術部で、すずなさんと2人きり・・・
 お客のいなくなった部屋で、うつらうつらする涼城くんでしたけど、
 そんな彼にドキドキしつつ、寝顔をじ~っと眺めるすずなさん、可愛らしかった~。

 そんなこんながありつつ、文化祭の楽しい時間が過ぎてゆく様子が、
 いかにもお祭といった雰囲気で、ひたってしまいましたね。

 などなど、文化祭でちょっとだけ、2人だけの時間を過ごせた涼城くんとすずなさん。
 続いてやって来るのは夏休みということで、ここで何か起きるのでしょうか?
 なんて期待しつつ、今後も楽しみです!

 

 

【その他】

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、彰子様がお手紙を書くの巻。
 お相手は主上でしたけど、相手が相手だけに色っぽくないのは、ご愛敬(^^;
 でも最近、お2人、仲がおよろしいご様子で、微笑ましくも不穏だったり・・・

 

●アスクミ先生に聞いてみた (後藤羽矢子 先生)

 今回の相談者は、2-cの本村ソータくんと三崎ナナさんの2人。

 内容は、デートの時の自撮りについてでしたけど、ウザいと感じるソータくんに、
 そんなの普通だと反論するナナさんという、対立構造が面白かったですね。

 まあ、デート中にもかかわらず、自撮りばかりされれば機嫌を損ねるのも納得。
 でも、アスクミ先生の答え「こういうのに『正しい』っていうのはないのよ」は、
 素晴らしいものでありました。 確かに2人で話し合って考えるべき問題でしょう。
 色々と話し合う様子が愉快でしたが、それなりの答えに辿りついたようで(^^;

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生) 

 プール回!・・・のはずが?

 一香さんたちがプールへ行くも、休館だったらしく帰宅。
 しかし、そこで待っていたのは、大型ビニールプールを用意していた美鶴くん。
 おかげで、一香さんたちの水着を拝めて、極楽気分でありました(ォィ

 それにしても、美鶴くんが役得すぎるというか、「間」に挟まったりしていて、
 何と羨ま・・・もとい、けしからんかったですね! 天罰覿面でしたけど(^^;
 その後の朋也くんと美鶴くん、そっちがエロいか談義も愉快でした!
 朋也くんはムッツリですよね(ぇ

 

●白衣さんとロボ (柴 先生)

 白衣さん、赤ん坊になるの巻。

 ロボさんが白衣さんを起こしに行くと、そこには見知らぬ赤子が・・・?
 どうも近くに転がる錠剤が原因で、白衣さんが子供になったと考えたロボさん、
 さっそく赤ちゃん白衣さんの世話を始めますが・・・

 なんてお話でしたけど、赤ん坊の相手はさすがに苦労が多く、それでも
 いつも通りに世話するロボさんのけなげさが、微笑ましく感じられましたね。
 数日たっても元に戻らないため不安が募りましたが、それでも前向きなのもよかった。
 最後も、この回の“意味”がわかるオチに、感服でありました!

 

●眠り姫と起こさない王子 (渋谷一月 先生) 

 今回、ミント王子の誕生日パーティ!

 ですが、「眠り姫」として有名なラベンダー姫も、注目の的になって大変だと
 王子が心配してくれていたのは、彼の彼女への気遣いが感じられてよかった。
 しかし、そんな中、ラベンダー姫が誘拐されてしまい・・・!?

 ここで姫の使える魔法について語られてましたが、なかなか面白い内容でしたね。
 でも、使い方がダメだと、逃げることもかなわないという(^^;
 そこで、姫の髪に隠れていたスカルおじ様(カエル)が、まさかの大活躍!
 彼の本来の姿まで出てきて、驚きでしたよ! いや~、めっさ面白かったです。

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 佐々木さん、中野くんの異変に気付くの巻。

 近くにいたみおさんも、気付けなかった中野くんの体調不良を察した佐々木さん。
 しかし直接、中野くんに質そうとしても逃げられてしまい、自分では何もできず・・・

 なんてお話でしたけど、高沢くんに頼んでドリンク差し入れしようとしたり、
 みおさんと話す中野くんを見て、自分は余計な介入をしなかったりと、
 彼女にしては珍しいくらい謙虚な対応をしていたのが、けなげで切なかったですね。
 ラストのオチには笑いましたが、「つづきます」とのことで、次回が楽しみです!

 

  

【新人4コマ杯 5月期月間賞】

・あんカフェ! (祈宮そら 先生)

 

 カフェでバイトすることになったものの・・・?

 【主な登場人物】
 ・塚原蓮  : カフェでバイトする男子。 しかし女装で。
 ・月城杏  : 蓮くんのクラスメイト。 バイトに誘った張本人。

 杏さんの家がカフェをしていて、そのバイトに誘われた蓮くん。
 彼女との距離を縮められると喜んだ彼でしたが、そこでは杏さんの趣味により、
 女装しなくてはならなくなり、色々と大変・・・

 といったお話。
 最初は、女装なんてと困っていた蓮くんが、自分の可愛さに気付いたり、
 盗撮されて妙な事口走ったりする所が可笑しかったですね。

 女装を軸にしたバイト風景に面白味がありそうな作品なので、
 そのあたりを期待しつつ、つづきも読んでみたいものです。