まんがタイムスペシャル 2012年7月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
生徒会交流会、藤女の発表も無事終わり・・・ と思ったら、ラスボス来たー!
ヤンによる質問攻め。
初っぱなからイヤミを放ったり、鋭く切り込むように遠慮のない質問をしたりと、
終始「感じ悪い」と周囲に受け取られるヤンですが、質問内容はいたってマトモ。
別にイジワルしようというわけではない公正な態度は、なかなか好感でしたね。
そんなヤンへの応答に、慌てふためくマキ。
まあ、まさか「恋愛相談してます!」 ・・・なんて、堂々とは言えませんからねえ(´▽`;)
そうした意味では、ヤンに押され気味にも見えたマキですが、
そこはさすがというべきか、みごとな有能ぶりを見せつけてくれる最高の返答。
彼女はかつての独りよがりな彼女ではなく、今の仲間たちと共にあることで、
立派な生徒会長でいられることがよくわかる、気持ちのよい受け答えでありました。
リコだけでなく、エノのこともちゃんと含めていたのが好感触ですね~。
そんなこんなで、ファイナルバトルも乗り越えたマキでしたが、
最後の最後で「試合に勝って勝負に負けた」的な状態に(^◇^;)
ヤンもヤンで天然というか、無自覚なのが面白いな! 何カッコつけてんだ、みたいな。
ん~しかし、マキの方はもう完全に、ヤンのこと意識しまくっちゃってますよね~。
これが今後どのように、それぞれの関係を変化させてゆくのかは注目です。
そして、交流会で落ちこんだのは、スズとエノ。
スズの方は固まっちゃってましたからね(^^; サヨ先輩がいなかったらヤバかった。
エノの方は、ウ〇コ王子がらみでショックを受けています。
前回のアレが原因ですが、まあ王子の性格からして、これはエノの誤解ですよね。
たぶん彼は、自分の方が比べられる程の価値がない、
といった意味で言っていたのだろうと思いますよ。 妙にへりくだる人だし、王子。
それにしても、皆がいなくなった後、エノがサヨにだけ落ちこむ理由を語っていたり、
サヨがエノのことをよく理解しながら励ましていたのは、
やはりこの2人が親友であることを、しっかり感じさせてくれる良いシーンでしたね。
エノ&サヨの信頼の深さ、その関係の強さを再確認できた気がします。
そして、リコ。
ナギに呼ばれてますけど、スズが「がんばってくださいっ」とか言ってるのは笑った(*゜´∀`゜)
そんな流れで、「何か」を期待しているように彼の前に立つリコが可愛らしかったのですが、
話題に出たのは期待していたものとは別のこと。
3コマ目・期待 ⇒ 4コマ目・落胆という表情の変化がお見事でした。
とはいえ、リコにとっては落胆が大きかったようで。
目いっぱいオシャレしたのに、意中の彼にまったく気にも留めてもらえなかった
女性の気持ちって、こんな感じなんでしょうかね・・・ 切ないねえ・・・・・・
まあでも、男だって気恥ずかしくて、大事なことが言えないなんて、いくらでもありますから。
そんな風に、いろんな所でいろんな人が悲喜こもごも。
それぞれの展開が楽しい交流会ですが、なにやら最後に不穏な動きが・・・?
スズがカギを握りそうですけど、はたして内気な彼女は行動に出ることができるのか?
今後も楽しみです!