セントラルパークで桑の実を食べよう
日本の友へ。桑の実をごちそうします。
今年は大豊作。どの桑の木も重たそうに実が付いています。
リスチャンは忙しそう。パークの動物だちは食べるものがどっさりあるの。
左の写真は鳩が落ちた桑の実を食べているの。パークの動物だちは幸せ。
道端に落ちた桑の実は川の流れのようにずっと続いています。木によって
甘みが違ったり大きさも、色もちがいます。一番甘い桑の木はメリーゴーラ
ウンドの上の道にある桑の木。真っ白の大粒の桑の実です。今年は手入
れされてしまって下枝が切られもう背伸びしても届かなくなりました。朝早く、
鳥たちの合唱を聞きながら、桑の実を食べます。バイタミンCがいっぱい。
”桑の実が実るころですね”と日本の友人からのお手紙。
少しとってきたのでジャムを作りました。(セントラルパークでは食用になる
植物をとっても泥棒にはなりません。しかし売るために採るのは禁止されて
います。チャイナタウンで売るためにギンナンを採るのは駄目。みんなの
パークですからコマーシャルはライセンス保持者を除き厳禁です)
砂糖を桑の実の半分+レモン汁+ブランディを加えすぐできました。チーズ
と一緒に食べましたが大人の味です。何とも言えない紫の味。透けて見え
るような絹衣の味です。優雅な味でしょうか。毎日食べたいとは思いませ
んが、ごちそうします。鳥になって飛んできてください。