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観・環・感

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ゴア氏のノーベル平和賞決定について

2007年10月14日 | 自然・環境
ノルウェーのノーベル賞委員会から、本年のノーベル平和賞にアル・ゴア前米国副大統領と各国の科学者らで構成する国連組織の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」に授与されることが発表された。
2月2日の私のブログ

に「ゴア元米国副大統領がノーベル平和賞候補に推薦されたという小さな記事を見つけ、2月1日付けのノーベル賞の地元ノルウェイの英字新聞を当たった。」と書いたが、やはりそのゴア氏へのノーベル平和賞授与が決まった。環境問題への功績によるノーベル和賞の受賞は、2004年のワンガリ・マータイさんに続くものである。
人為的な温暖化による気候変動により世界各地で頻繁に起こっている環境破壊は、一層人々の生活環境を脅かし、暴力的な紛争や戦争の危険性をさらに高める畏れがある。それだけに今回の受賞は、温暖化に対する取り組みがとりわけ切実な「世界の課題」であることの表れでもあろう。この受賞によって、米国の自らの温暖化に対する積極的な取り組みに繋がればいいと思う人は多いのではないか。
米国は、世界各地で戦争するばかりでなく、自国の環境や格差という内政問題にもっと真剣に取り組まなければ、国家が内部で分裂したかのような状態になってしまう畏れがある。
ゴア氏の「不都合な真実」への取り組みがさらに米国全土でで広がることを期待したい。
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