観・環・感

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中国の環境問題

2005年12月01日 | 自然・環境
ネット検索から
11月30日のタス通信によると中国吉林省吉林市の石油化学工場の大規模爆発 事故により、ベンゼン化合物等の有毒物質を含む汚染水がロシアのアムール川を通して、氷が溶け出す来春以降にオホーツク海や日本海に流出し、日本の沿岸部を汚染させる可能性があるらい。

急速な中国の発展に伴う生活廃水の垂れ流しが海洋を富栄養化させ、そのためプランクトンが異常発生している。しかし、本来このプランクトンを食べる魚まで中国で乱獲されているからエチゼンクラゲの餌となり、巨大化したエチゼンクラゲが異常に増えているという記事も見つけた。暖かい海水を好むエチゼンクラゲの異常発生は、地球温暖化も後押しになっているらしい。中国沿岸で発生したエチゼンクラゲは、東シナ海から対馬海流に乗り、急速に成長しながら日本海を北上し、津軽海峡を渡って太平洋側まで南下するという。

という2つの記事を見つけた。

これらの問題の根本的な解決には中国の環境政策の強化しかないと思うと悲観的になる。しかし、日本もかって公害大国と言われた時代を経験し、環境関係の法律整備や公害防止技術の開発により解決してきた経験を持っている。この方面、特に公害防止技術での中国への協力は、日本のためにも必要となる。