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観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

海響館その3

2016年02月28日 | 旅・風景・グルメ

スナメリ
ソフトバンクのCMで有名になった「幸せのバブリング」を発射した「島根のおじさま」は、島根県立しまね海洋館AQUASの
シロイルカだが、ここ海響館のスナメリのバブリングも有名である。
しかし、当日行った時は水槽の水の入れ替え作業中で、水も濁っており、スナメリの芸は残念ながら見られないと状況だった。


ファイティング・ニモのモデルのカクレクマノミ




水槽にある岩は本物そっくりだが、実はFRP(Fiber Reinforced Plastics)強化繊維プラスティック


この写真は、シュールな絵画のようで本物の魚まで実物に見えない。

海響館のイルカとアシカ

2016年02月27日 | 旅・風景・グルメ

下関市立しもせき水族館「海響館」は関門海峡に面している。
前方に見える景色は、海峡を挟んだ北九州市門司区の門司港レトロ地区だ。レトロ地区のランドマークタワーの門司港レトロハイマートがよく見える。
この野外ステージにやって来た時は、すでにショー開始の時間を大分過ぎていた。


手前からバンドイルカ、カリフォルニアアシカ、調教師、そして関門橋。


こちらのほうにやって来た。
奥の方ではイルカのタッチ体験をしているようだ。


調教師さんがイルカをおびき寄せてくれる。





海響館ペンギン村(亜南極ゾーン)

2016年02月23日 | 旅・風景・グルメ
下関市で乗ってた観光バスの駐車場の前にあった赤間神宮を参拝の後、隣の春帆楼(下関条約の会場 ただし、当時の建物は1945年に空襲で焼失)で
思わぬ時間を取り、お目当ての水族館(海響館)に行くのが遅くなった。


先頭を行くのがキングペンギン
キングペンギンは、コウテイペンギンに次ぐ大型種である。
19世紀まではこの種が最大のペンギンとして知られ、名もキング(王)が冠されたが、19世紀にさらに大きなペンギンが発見され、名にエンペラー(皇帝)が
当てられたという経緯がある。322mの潜水記録がある

2番手グループが3番目に大きなジェンツーペンギン
ジェンツーペンギンは、その温順な性格から温順ペンギン和名もある。普通、ペンギンが泳ぐ速さは、平均時速10km程度だが、このジェンツーペンギンは、
時速36kmになることもあるそうだ。


海響館1階の「亜南極に生きるペンギンコーナー」にはキングペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギン、マカロニペンギンの4種のペンギンがいる。
ちなみに現在世界にいる19種(18種とも)のうち12種は、絶滅の恐れのある種あるらしい。
キングペンギンの隣にいる頭部の白い帯模様が目立つのがジェンツーペンギン。
ここは、水量700トン、水深最大6mを誇る世界最大級のペンギンプールでフォークラング諸島に代表される亜南極圏の環境を再現しているらしい。


ピンぼけだが、こちらを向いているのがイワトビペンギン
イワトビペンギンは、資生堂の整髪料のアニメCMにもなったキャラクターのROCKYとHOPPERがそうである。
このピンぼけには訳がある。実は、手前の野鳥が気になったのである。


カモメ科でアジサシ類のインカアジサシ(体長41cm)
インカアジサシは、フンボルトペンギンやミズナギドリ類の巣穴をしばしば利用するらしい。
ちなみに、海峡館2階に南米チリの「アルガロボ島」を再現した「フンボルトペンギン特別保護区」を設置しており、フンボルトペンギンもいるのだが、時間の関係で
見学しなかった。


これもピンぼけ写真だが、中央のキングペンギンの左にいるのがマカロニペンギン
マカロニペンギンの「マカロニ」とは、18世紀のイギリスの言葉で、当時のイタリアの最先端の流行を取り入れた「伊達男」のことで、本種の飾り羽にちなむ。
上記のイワトビペンギンもマカロニペンギン属である。両者の見分け方は、飾り羽が額の所でくっついているのがマカロニペンギン、左右に分かれているのがイワトビペンギン。


ジェンツーペンギンがホースを噛んでいる

門司港レトロ

2016年02月02日 | 旅・風景・グルメ

左が旧門司三井倶楽部(1921年築)、右が旧大阪商船門司支店(1917年築)


旧門司税関(1912年築)


旧門司税関と黒川紀章が設計した31階建ての門司港レトロハイマート  
31階部分は、北九州市が買い取り「門司港レトロ展望室」として開放 (料金 大人:300円、子ども150円)
屋上は、ヘリパッド


モダンで華やかな街並みと思ったら、中央奥の方を拡大してみると


レトロ横丁の看板が
BS-TBSで放映している酒場放浪記に出て来る吉田類がやって来そうな飲み屋がありそうな雰囲気が?






関門海峡

2016年01月30日 | 旅・風景・グルメ
関門海峡は、山口県下関市と福岡県の北九州市をを隔てる海峡。関門とは、両岸の地名の馬関(現 下関市)の「関=カン」と
門司(現 北九州市門司区)の「門=もん」である。


この関門海峡のシンボルともいえる関門橋(全長1068m)は、1973年に開通。


この関門橋のほかに両岸を繋ぐものとして
関門海峡の狭くなったこの部分(早鞆の瀬戸)には、1975年に開通した新幹線の新関門トンネルと
1958年に開通した関門国道トンネルがある。
このほかに、西に位置する下関の彦島から門司の間に1942年に開通した世界初の海底トンネルである関門鉄道トンネルがある。


門司港から対岸の下関市の「はいからっと横丁」の大観覧車と鯨をイメージした海響館(下関市立しもせき水族館)がよく見える。


海響館の横の唐戸市場(魚市場)からみた門司
左のほうに山の上まで飛び出てるように見える黒川紀章設計の高層マンション「レトロハイマート」が見える。







門司港ホテル

2016年01月14日 | 旅・風景・グルメ

右端のホテルが、11月25日に宿泊した門司港ホテル。
このホテルは、門司港駅より徒歩2分、門司港レトロ街の真ん中に建つランドマーク的なホテル


独特のデザインをした建物は『門司の鮫』をイメージして造られているようで、上部にある大きな丸い窓は、鮫の目を表現しているらしい。
右下に見える門のような構えの通路の入口は、門司の門を意味しているのだろうか。
部屋から目前に関門海峽広がり、眺めは素晴らしい。部屋の中は豪華ではないが、レトロモダンな感じですっきりしていて、落ち着ける雰囲気がある


ここも門がある。
設計・監修をした人は、アルド・ロッシという20世紀後半を代表するイタリアの巨匠建築家の一人だそうだが、1997年に交通事故でくなっている。
インテリアデザインを担当した内田 繁は、日本を代表するインテリアデザイナーで国際的な活動をしている。


門司港レトロ展望室から見たホテルと門司港駅
鉄道駅として初の国の重要記念物として指定された木造駅舎は、現在、写真のように建物全体を素屋根と呼ばれる白い覆いで覆い隠されている。
改修工事の期間は、2012年9月末から2018年3月末まで


船上のユリカモメ その2

2016年01月02日 | 旅・風景・グルメ

坂の上に見えるホテルが瀬戸内海国立公園内にある今回宿泊した「休暇村 南淡路」
ホテルの右に見える建物が天文台
天文台では、直径400mmの大型望遠鏡を使って、毎夜「スターウォッチング」が無料で開催されているが、生憎の曇り空で星は見えず終い。


部屋や露天風呂から鳴門海峡の絶景が見えるホテル。(反対側の部屋は福良湾しか見えないが)
ところで、「休暇村」とは、国立・国定公園内の景色や環境の良いところに、滞在型のバカンスを楽しめるように設置されたリクレーション・保養施設。現在、
一般財団法人休暇村協会が37施設を運営している。


ユリカモメ(成鳥 冬羽)


手前がユリカモメ(第1回冬羽)
奥の成鳥冬羽と比べれば、違いが分かる。

船上のユリカモメ その1

2015年12月31日 | 旅・風景・グルメ

乗客がフードを被り、頭を低くして大きな声を出している。どうやらユリカモメを怖がっているようだ。


ユリカモメが集まってきている原因は、この餌やり行為だ。
カモメの餌と称してパンくずを1袋100円で売っている。






右から2番目のユリカモメ、パンくずを空中キャッチしている。

冬の風物詩のユリカモメ、船上から撮るのは初めて。
被写体は近い距離だ。しかし、常用の標準ズームレンズで撮っているが、撮影は意外と難しい。


鳴門の渦潮その2

2015年12月30日 | 旅・風景・グルメ

渦潮は、春と秋の大潮時に最大となり、潮流は時速20km、最大径は20mにも達するらしい。
それに比べればこの渦潮の迫力は大したことがないかもしれないが、見てると絵柄的にも楽しめる。


次から次へと渦が巻いている。


小さい船体の観潮船と比べると小さな渦潮とはいえども結構大きい。


この様に大きく泡のように盛り上がる現象の名称を何々とアナウンスしていたが、何て言っていたか忘れてしまった。


名残惜しいが、出港から着港までわずか1時間の旅なので、もう早福良港に帰らなければならない。





鳴門の渦潮 その1

2015年12月29日 | 旅・風景・グルメ
近くに住んでいながら鳴門海峡の渦潮を観潮船に乗って見るのは、今回が初めての経験だった。大鳴門橋が出来てから
我が家から一番早く行ける県外が兵庫県になった。
今回、宿泊した南淡路休暇村近くの福良港で観潮船に乗ることにした。
ここの「うずしおクルーズ」は大型の観潮船、「咸臨丸」と「日本丸」の2隻が就航している。咸臨丸は、1856年に
オランダで建造され、勝海舟が日本人で初めて太平洋横断したことで有名な蒸気船のレプリカで定員は500名。一方の日本丸は、
1930年に進水し1984年に引退した大型練習帆船のレプリカで定員700名。
今回は、乗船した日では渦潮が一番よく見える確率の高い時刻に出港する日本丸に乗った。


写っているのは、大鳴門橋の橋脚
手前、播磨灘側の海面の高さと奥の紀伊水道側の海面の高さに相当な差があるのが分かる。
この差は、最大で2mにもなるらしい。


拡大した写真

この水位の差が渦潮が発生する重要な原因の一つだが、なぜ隣接した海面の高さが違うのか、以下の渦潮発生の説明文でなんとなく分かった。

“潮流の原因となる潮の満ち引きは、月と太陽の引力によってできます。この満ち引きは、東から西へと進みます。従って干潮・満潮の時刻は
一般的に西へ行くほど遅くなります。
鳴門海峡は、徳島県の東北部(大毛島・孫崎)と兵庫県の淡路島南西部(南淡町・門崎)との間にあり、南は紀伊水道、北は播磨灘に面しています。
この鳴門海峡への潮の流れは、紀伊水道から高知県へ、そこから豊後水道~瀬戸内海~播磨灘へと四国を1周するのに約5時間かかります。満潮から
干潮へと変わるのにかかる時間が約6時間ですので、鳴門海峡を挟んで、北側(播磨灘)と南側(紀伊水道)で干満の時刻が、ちょうど正反対になります。
このため水面に約2mの段差ができ水位の高いところ(満潮側)から低いところ(干潮側)へと流れ込み潮流ができます。さらに、鳴門海峡は幅が1.3km程
しかなく、狭い海峡に勢いよく水が流れ込み、渦潮の巻く原因となる速い潮流が発生します。”


この付近に大きな渦がよく発生する。見えてる船も干潮船


乗船した日本丸のデッキから見た渦潮
2階のデッキの端から見ると吸い込まれそうになる。