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in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

海水浴

2012年12月16日 | Haiti
知人の送別会も兼ねて、日帰りでハイチの海へ。車で西に約2時間半、ボートに乗り換えて約30分。びっくりするくらい綺麗な浜辺だった(写真)。

チャプチェ in Leogane, Haiti

2012年12月06日 | Haiti
レオガンで仮設住宅の竣工式があったので、大ボスのお供で現場へ赴く。スピーチの草稿から、来賓の把握、プロトコールに基づいた式次第の確認と、とても気を使う。

式を無事に終えて昼食会場に到着すると、なんとチャプチェ(写真右上)が!
一緒にこの現場で活動していた韓国NGOの知人の奥様方が腕によりをかけたおもてなしをしてくださったとのことで、思いがけずにレオガンで韓国料理を頂く。とても旨かった。 

Conference Call

2012年12月05日 | Haiti
仕事の関係で、本部(Geneva)、事務本部(Manila)、地域事務所(Washington DC)、現場事務所(Pakistan)、そして自分がいるPort au Princeを繋いで、Conference Callが行われた(ネット会議のようなもの)。

ハイチの回線状態が予想通り悪く、後半はワシントン事務所のアシスタントが自分の発言を伝言ゲームのように回すという、なんともローテクな対応となった。初対面の人らと複数で電話で話すのは、同じ場所で行われる会議とは全く異なり、とても神経を使った。が、皆同じ組織の先輩らなので、よい経験となった。

繰り返される悲劇

2012年11月30日 | Haiti
クリスマス時期を前にPort au Princeの治安が悪化していることについては、以前触れた。昨日、うちのスタッフが銀行帰りに強盗に銃殺された。うちの部署ではなかったのだけれど、隣のWarehouseチームのスタッフ、弱冠21歳。

いろいろ調査中なので、あまり書けないが、2年前1年前の事故と、これで3件目。悲報に多少なりとも動揺している新大ボスに、前回はこうして、あーして、どこどこに連絡したと間髪入れずに応えられる自分もどうかと思ったが、起こったこと自体はどうしようもない。

うちの危機管理体制が甘いのか、母数が多いのか(ハイチで1,000名前後の職員を抱えていること)、考えることはたくさんあるが、どうやっても亡くなった命はもどってこない。平静を保って一日を終えたつもりが、2年前の病院で見たDの無残な姿が夢に出てきて、寝苦しかった。

テンムス in Haiti

2012年11月25日 | Haiti
ハイチに駐屯している自衛隊(PKO部隊)への慰労訪問に、名古屋で活動されている歌手の方が来られた。ハイチ在住の邦人も招待を受けたのでお邪魔する。コンサートの後は、懇親会も設定されていた。

日本語の歌を聞いて、日本語で話をして、日本の食事を堪能する。日本に居てたら、それだけのことなんやけど、地球の反対側でそれができることの幸せをかみしめる。

なんだか

2012年11月24日 | Haiti
今日は同僚の中でも親しいイタリア人Vさんの誕生日昼食会が、山奥の素敵なレストランであるというので、他の同僚ブラジル人Fと待ち合わせをした。待ち合わせ時間の予定時刻12時を30分過ぎても来ないので、時間を間違えたかなと思って電話してみると、遅れているという。

まあ仕方ないなと思って駐車した車内で待っていると、1時すぎになって突然、目の前でデモンストレーションの群集と投石で道がふさがれ、身の危険を感じ始めた。警察官が危ないから場所を離れろというので、動き出すももう一方の道もトラックが道をふさぎ、誰も通れさせない。唯一知っている脇道を通って難を逃れて、やっと来た同僚Fとその友人らと合流し、一息ついてから別の道を通ってレストランを目指す。しかし、別道は4駆でも険しい道で、上っていても車がずり落ちてくる。

そうこしていると3時になってしまい、今から行っても5時過ぎになるなと思い、夕暮れまでに戻って来れなくなるので、既に疲れていることもあり行かないことにした。遅れてきたF君らは、そのまま遅れて昼食会に到着し、深夜まで騒いでいたという。友人のVさんをがっかりさせてしまった。1)奴らが時間通りに来てたら、2)デモンストレーションがなかったら、3)交通の便利な会場だったら、参加できたのにと思うところはあったが、まあ、ここはハイチだからと言い聞かせて、忘れることにする。

会計監査

2012年11月21日 | Haiti
外部団体による会計監査が自分が担当する事業を対象に先週から入っている。うちの会計部署がほとんど対処してくれて、自分は現物を見せにレオガンの現場へ同行する。

仮設住宅竣工後1年半の訪れた現場は、落ち着いた雰囲気になっていた(写真)。

ハリケーン・サンディ(3)

2012年11月14日 | Haiti
ハリケーン・サンディの爪痕はひどく、ハイチ西部や南部の稲田や農地も多くやられたので、将来(来年以降)の食料不足への危機が騒がれている。

多くのハイチ人が出稼ぎや移住しているニュー・ヨークも大きな被害にあったので、ハイチに住む人々がニュー・ヨークの家族や親戚から見込んでいた仕送りをしばらくはあてにできなくなった。

さらにクリスマス・シーズンが近づき、失業者の多いハイチで金銭を稼ごうと、強盗などの事件が多発してきた。ほんまに悪循環や。

Adoption

2012年11月08日 | Haiti
KinshasaのCさんから、『兄夫婦が(ベルギーから)ハイチに1週間来るから、夕食でも誘ってあげて。よろしく』という1行メールがドミ共に行く前日に届いた。そんな急に言われてもと思いつつ、連絡してみると都合よく今日会うことが出来た。

養子N君をもらいに(事前からやり取りをしていた)孤児院を訪れに来られたそうで、仕事でも観光でもないハイチでの滞在の話を聞いた。ハイチでは会うことのない、地に足の着いた素敵な夫婦(危険地で活動していない人々)にお会いして、ほっとした。

養子をもらうことに関しては、彼らの中でいろんな議論や葛藤があったことと思うからあえて触れず、こちらの仕事の話や先方のブリュッセルで生活の話などで、あっという間に時間が過ぎた。Godmotherになる友人Cより先に私がN君に会ったことに、Cさんは悔しがっていた。クリスマス休暇で存分に遊んでください。