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各務原野外セミナー  名古屋の2つの博物館へ

2015年11月25日 23時28分29秒 | 各種講座

各務原市教育委員会埋蔵文化財センターの主催する「各務原野外セミナー」に参加しました。
市の広報誌で募集していましたので、応募しました。この事業は市のバスを使用して市の外に出かけ、教養を深めると言うものです。出かけた目的地は南山大学人類学博物館(名古屋市昭和区)と見晴台考古資料館(名古屋市南区)を訪ねるものです。
参加者は成人男女24名でした。平日の開催と言う事も有り、いずれの人も平日に時間が有る人ばかりが参加していました。
実は、この2館。どちらも以前に見学したことの有る場所です。


集合場所は各務原市中央図書館の北側でした。
定刻に各務原市のバスが来ました。
参加費500円を払い、受付をして貰いました。


埋蔵文化財センターのOさんの挨拶です。
そして、今回。
野外セミナへーの趣旨説明が続きました。
その後、埋蔵文化センターが今、直面している鵜沼古市場遺跡や坊の塚古墳を発掘している状況の話が有りました。



東海北陸自動車道。名古屋高速を使って名古屋市に入りました。
そして、やって来たのが昭和区の南山大学です。

南山大学人類学博物館

バスから降りて大学の人類額博物館へ入ります。



館の入口には館を紹介する説明板が掲げて有りました。
大学博物館の学術史が書かれています。





博物館の中に入りました。
説明してくれるのは学芸員の如法寺さんです。




こちらのコーナー。
石器が並んでいます。


直接タッチする事が出来ます。




この石器のコーナー。
マリンガー・コレクションです。
マリンガー神父がフランスで発掘した箇所の地図が付いています。




展示品の説明があります。
そして、展示品を見上げる皆さん。




銀細工の工芸品が展示して有ります。





工芸品を手に取ってみます。





女性が試着してみました。
試着が終わった後、誰かが感想を聞いていました。
重くて、首が疲れると言っていました。




首飾りを説明しています。




銀の展示品と銀の首飾り。




こちらは昭和の時代の品々です。
家庭電化製品などが並んでいます。
皆さん。見ていて、懐かしさが沸いて来たようです。




土器について説明しているOさん。


実は、この南山大学人類学博物館。ここへは以前に来た事が有ります。
一宮友歩会で昭和区を歩きました。
そのウオーキングの時に、この博物館へ寄りました。
http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/f5de0245f6edd8df8d6553d168db3963
ウオーキングの途中に寄ったものでして時間に制約されていました。
今回の見学は時間がタップリと取られ学芸員の説明も有りまして、勉強になりました。


南山大学のキャンパス

大学の構内の案内図です。




南山大学のキャンパスです。
若い男性たちが歩いて来ます。
「大学」と言う雰囲気です。
息子たちはとっくに大学を卒業しました。
ですから、世代的に、この場所に居て学生の父兄と言う顔は出来ません。





キリスト教系の大学ですので、こんなモノがあります。





来月はクリスマスと言う時期です。
キリストの誕生を表しています。
キリストの誕生を祝うために訪れた東方の3人の博士たち。




キリストが生まれました。
普通ですと、キリストが生まれて飼い葉桶に入れられたと言われていますが、ここでは・・・・・。




大学構内を歩き、学生食堂へ向かいます。
モミジが紅葉しています。




学生食堂に来ました。
DA・GA・NEと言う名です。




今日のランチ。日替わりです。
右は食堂に入って、注文しました。




ランチです。
メインがトンカツ。
小皿を取る事が出来まして煮カツを取ってしまい、カツ同士を選んでしまい、後で後悔しました。
御飯のサイズはエムを選びました。
米が悪く、美味しくない御飯でした。




食べ終わって食堂内を見渡しました。
談笑している学生なのですが、外国人。
留学生なのでしょう。

彼らのほかにも留学生を見かけました。
南山大学の中に何人くらい留学生が居るのだろうと思いました。



学生会館の中にはコンビにも有りました。
ズラーと並んだコピー機。
テストの前には頻繁に利用されるのでしょうか。


南山大人類学博物館の見学に時間がタップリと取られていました。それで、大学内の学生食堂を利用させて貰いました。キャンパスの雰囲気を味わう事が出来ました。特に、感心したのは外国人の留学生を多く見かけたことです。今時の大学キャンパス。外国人留学生が何人も来ている。今の時代。このように変って来ていることを知る事が出来たのも、成果です。
それに、時間が有りましたので、図書館に入りました。私たちの姿から、部外者だということが一目瞭然でした。普通、一般人は入館で来ません。図書館カードを作って貰い、入館させて頂きました。
大学の図書館の中が見れました。これも好い体験でした。


見晴台考古資料館。

南山大学では、バスの出発時間が1時となっていました。その時間に全員が集まり定刻に昭和区の南山大学を出て、南区の見晴台考古資料館へ着きました。
これから資料館に入ります。
今にも雨が振り出しそうな空模様です。




館に入り、大きな部屋に案内されました。
説明してくれるのは学芸員の岡さんです。




DVDを使っての説明です。

画像で紹介しているのは、考古資料館が開館以来続けている市民の手に寄る発掘です。市民発掘で土器を掘り出すことは勿論ですが、測量器具の使い方まで指導していて、発掘調査報告書に結び付けていると話していました。
このような発掘作業ですが、名古屋市民でない人から発掘作業に参加させて欲しいとの申し入れが有りましたが、参加者を多く広げてしまうと対応できない。とのことで、名古屋市民に限定しているそうです。
ここ、見晴台考古資料館の周囲には旧石器の時代のモノから現代のモノまで埋まっていると話しました。ここではB29の尾翼の一部が展示していました。




展示室での見学。




見晴台考古資料館と清須市の朝日遺跡の遺物が並び、形状を比較できます。




岡さんが説明しています。




企画展。朝日遺跡展のパネル。
右側は展示品で、奥側が見晴台遺跡の遺物で手前が朝日遺跡の遺物です。
良く似た形状をしています。
朝日遺跡と見晴台遺跡には同時代に、「村」を形成した時期があります。名古屋市と清須市。友好的に相手の村へ訪ねて言った事が有るのだろうか。小さな「ポリス」の時代です。いがみ合って戦争をした事が有るのだろうか。
そんな事を想像する事が面白いです。




説明が終わり、館の外に出ました。
館の外に環濠集落の濠跡が有るのです。
この時間の頃には雨が降り出しました。



こちらの考古資料館。
ここへも一宮友歩会でウオーキングの途中に寄りました。
http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/ed056e489d76f1779c0cdecb1aefb169
ウオーキングの途中で寄りましたものですから時間に制約されていまして、ゆっくりと見る事が出来ませんでした。
それに今回は学芸員の説明が聞けて良かったです。



最後に

帰路。
バスの中で挨拶するOさんです。

最後に
市のバスを使って他市へ学習に出かける。
今回は名古屋市の南山大学親類学博物館と見晴台考古資料館へ出かけました。タップリと時間を取って貰え、学芸員から詳しい説明も聞く事が出来ました。
参加していた人も真摯な姿勢で臨んでいました。一日だけの学習でしたが、「動く教室」そんな印象を持ちました。企画してくださった埋蔵文化センターにお礼申し上げます。






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