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青春18キップで高山へ  飛騨高山を散策

2020年09月06日 23時05分03秒 | 青春18切符の旅

8月26日。名古屋へ出かけた時、名古屋駅で青春18きっぷを買ってきました。
今、東海道のウオーキングに出かける際に使用しています。18きっぷは5回使用できますが、きっぷの有効期間は9月10日までと使用期限が有ります。
どうしても消化しきれない枚数が出ます。
それで、カミさんに、何処に行きたいかと聞いたら高山が良いという事でした。

我家から近い駅が高山線の那加駅です。往路は那加駅発が7時03分で高山駅着が10時04分。復路は高山駅発が14時49分で美濃太田で乗り換えが有りましたが那加駅着が17時58分でした。
簡単に言うと往路が約3時間。復路も3時間。そして高山の滞在が5時間弱で有ります。
那加駅から高山駅までの鉄道料金は2,640円で往復すると5,280円です。青春18きっぷは1枚当たり2,410円です。18きっぷを使えば片道料金で行ってくることが出来ます。
でも、3時間の車内滞在。長時間乗車が苦手な人にはお勧めできません。特急列車には特急券が必要です。まるで時間を買っている。そのように思えます。

高山行き普通列車

普通列車高山行きです。
下呂駅では10分近くの停車時間が有りました。



高山行はワンマン列車。
行先表示です。




久々野駅まで来ました。
岐阜駅からの料金を表示しています。




久々野駅で停車して上りの「ワイドビューひだ」とすれ違いです。
特急列車とのすれ違いで、5分余りの停車時間が有りました。




列車はエンジン音を響かせて宮峠に向かって行きます。
前方の線路。
登り勾配となっているがハッキリと分かります。




宮峠の宮トンネルに入って行きます。



トンネルを出ると黄金色となった一面の田が広がっています。
もう直ぐ稲刈りが始まるでしょう。



宮峠を過ぎて川の流れが変わりました。
宮川が北に向かって流れています。

宮峠は分水嶺でして、これまでは太平洋へ流れていたのが日本海に向かって流れるようになります。峠の南が飛騨川水系で北側は宮川水系です。


陣屋前朝市

高山駅へ着き、最初に陣屋前の朝市に来ました。



樋口果樹園と言う店です。
オバちゃんがリンゴやモモを売っていました。



青いリンゴとネクターを買いました。
リンゴは4コで500円。ネクターは2個で500円でした。
左の方の赤いのがネクターです。
自宅で食べてみたら黄桃や白桃とは違う甘くて美味しい味でした。


中橋

中橋を渡り東の方へ向かっています。

城山へ

城山に向かう坂道です。


高山市文化伝承館

高山市文化伝承館へ来ました。
この伝承館。金森将監の屋敷跡と言われる場所にあります。
敷地内から庭園跡の遺構が発見されています。茶道、華道や舞踊、邦楽などの伝統文化を学び伝承する館です。



こちらはお庭です。
遺構が発見されて復元されたものでしょう。




この場所は城山の中腹の場所です。
伝承館から見下ろした高山の街。
多くの家々が見えます。
梶光男の「青春の城下町」的な雰囲気の場所だと思います。


照蓮寺

照蓮寺へ来ました。
この照蓮寺。
かつて荘川村に有ったお寺です。
御母衣ダムの工事で水没することになり、昭和33年から35年にかけて、この地へ移転してきました。移築されたお寺で有るのだが、城跡に古くから有ったように感じさせるお寺です。



馬場町の道ですが、地図に載っていない道で地元の人しか通らないような道です。
地元の人とすれ違った時、「お気を付けて」と言葉を掛けられました。




下の方まで降りてきました。
ヒッソリとした良い雰囲気の道でした。



右側が石垣になっていますが、この場所。
市営のえび坂駐車場となっていますので、この坂道。
えび坂と言う坂道ではなかろうか。


飛騨高山まちの博物館

裏口から飛騨高山まちの博物館へ入ります。




飛騨高山まちの博物館の館内です。
こちらは消防関係の展示です。
纏や防火衣装、高山の出初式の写真も展示して有りました。




春慶塗の作品などが展示して有りました。




飛騨高山まちの博物館です。
裏から入り表へ出てきました。

この博物館。
高山の歴史などが分かります。
以前にも来たことが有ります。
今回、円空仏を見ました。
前に来た時に見落としたのだろうか。
充実した内容で見ごたえのある博物館でした。



安川通りから見た古い町並みの上二之町筋。
コロナの影響か。
余り人が出ていません。

宮川朝市

宮川沿いにある宮川朝市の場所です。
お昼の時間となり、朝市は終わっていました。


行神橋

木材を使った行神橋。
この橋、つい最近渡り初めを行った橋です。
ニュースで報じていました。



橋の上です。
この橋、歩行者と自転車専用となっています。
ただし、自転車は押して通ることになっていました。



橋から見下ろした宮川です。
カモが何羽も居ます。


桔梗屋

本町の桔梗屋へ来ました。
桔梗屋
高山市本町3-58
0577-32-2130



ラーメンでなく中華そばと言う感じ。
煮干しやサバ節か飛魚節でダシを取っているのでしょう。
魚介系の良い味でした。
カミさんは並で私は大盛でした。


まちなか農家直売所

街の中にある「まちなか農家直売所」です。
高山市末広町60
0577-36-0838




店頭に並んでいたトマト。
中サイズは4個。小さいのは5~6個入っています。
これで180円となっていました。
内税でこの値は安いです。
この他にキュウリとピーマンを買いました。
農家が生産した品々の直売所で値打ちなものが変えました。




店の人です。
各務原から来たと話したら、各務原の航空祭へ2度行ったことが有ると言っていました。
御主人と一緒に行ったのだそうです。
今年は開催されないでしょうネと言う言葉。
秋の高山祭も開かれなくて残念ですねと言葉を返しました。



飛騨国分寺

飛騨国分寺へ来ました。
大きなイチョウ。
秋になると真ッ黄になります。





こちらは三重の塔です。





願掛けなで「さるぼぼ」の祠が国分寺の南側に有りました。

さるぼぼには「子どもたちが元気に育ちますように」「娘(孫)に元気な赤ちゃんが生まれますように」とか「結婚した娘(孫)が夫婦仲良く円満に暮らせますように」と込められた思いが有ります。
下がっている多くのさるぼぼ。
これ等に色々の願いが込められています。




高山駅

高山駅まで戻ってきました。
新装した駅になっています。


美濃太田行き普通列車

14時49分発の美濃太田行き普通列車です。



列車内。
空席が有ります。


試運転列車

渚駅に停まっていた試運転列車です。




この列車。
次期に「ひだ」となる列車です。
たまたま、見かけたこの列車。
珍しい車両を見れてラッキーでした。

JR東海 新型ハイブリッド特急車両は「HC85系」 次期「ひだ・南紀」用 キハ85系の後継
https://trafficnews.jp/post/90806


渚駅を後にします。



車内で。
スマホで動画を撮影する男性。
美濃太田駅で乗り換えの時、列車の先頭部を撮影していました。
手に18きっぷを持っているのを見かけました。
鉄道ファンなのでしょう。
窓際に有る缶ビール。
私の左側の男性も缶ビールを呑んでいました。
私は高山駅の待合室で缶ビールをやりました。
列車に乗っての缶ビール。
列車に乗る贅沢の1つと言えるかも知れません。


最後に
何度も訪れている飛騨高山。
今回は街の東部の方を歩くようにしてみました。
中華そばの味。
安価で買えた農家産物。そして店の人と対面販売。
全てが良かったです。
付き合ってくれたカミさんに感謝です。


コメント
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