朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

九重桜

2014-04-14 | 京都の文化(春)
常照皇寺(じょうしょうこうじ)に咲く枝垂れ桜を見てきました。



南北朝の時代、奥深い山里へと身を移した光厳天皇を慰めるため、皇弟光明天皇が都から持参し、共に手植えしたのがこの「九重桜」と伝えられています。

写真に見える手前の二本の桜は、跡継ぎの木々です。

元の桜の木は老いてその幹は倒れていますが、手当のかいがあって先端の枝に多少の花がさいていました。



反対側からみた風景です。



方丈の広間には、こんなモダンな襖絵があります。

常照皇寺へは、仁和寺の前を抜けて周山街道を北上していくのですが、2013年12月に「京北トンネル」が開通したので交通の便が良くなりました。

町村合併でこの京北地域は京都市右京区に併合されています。

このお寺からさらに北に数キロメートル行った、「黒田の百年桜」はまだつぼみでした。

コメント
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