朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

残暑お見舞い

2010-08-21 | 朝顔のこと
 毎日暑い日が続きます。ご機嫌いかがですか。

 今年は、実は、朝顔を育てていませんので、かわりに某所で見つけたテーブルシートの朝顔二種を掲載します。





 自分で描いてみようと思ったのですが、熱波のせいで意欲がなえましたので、出来合いで失礼します。


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余呉湖、賤ヶ岳の戦い

2010-08-20 | 国内各地の風物
 琵琶湖の北側に位置し山に囲まれた静かな湖水、余呉湖(よごのうみ)があります。



 JR北陸線の線路が近くを走っていますが、国道や高速道路はもっと東を通過しているので全く目立たない場所です。車で行ってみました。道路はこの湖で終点となっていて琵琶湖畔まで通り抜けができません。ですが、湖水を一周する車道はありました。



 一番奥に、古びた国民宿舎がありました。営業はしている模様。

 ここは賤ヶ岳(しづがたけ)の古戦場です。国民宿舎の横には登山道の案内板があります。この山の東側には観光リフトも作られていて、頂上の展望台からは、余呉のうみと琵琶湖が展望できるそうですが、今回は行きません。

 織田信長が本能寺で暗殺された後、明智光秀をすばやく打ち破った羽柴秀吉(後の豊臣)がさらに信長の重臣筆頭の柴田勝家と戦った場所です。その事前行動として秀吉は織田家発祥の清洲城にて開催された織田家の家督相続会議に参加しました。議長は勝家。信長の長男は光秀に二条城で殺害されているため、次男と三男が後継候補となり、勝家は三男を推します。父信長渾身の傑作、安土城を自ら焼いた次男をはずそうとしたのでした。

 一方、秀吉は長男の遺児三法師を擁立しました。この作戦が成功し三法師が家督を相続しましすが、幼少のため秀吉がその後見人になります。新政権は形式的に集団指導体制をとるのです。信長の妹、お市の方は大変な美女だったようで、浅井長政と最初の政略結婚のですが夫は滅ばされ、その後再度政略結婚で勝家の妻になります。ですが、想定どうり対立が起こって武力にて決着となります。知力と戦略に優れた秀吉の勝ち。

 この戦いには秀吉の小姓たち(通常は戦闘には参加しない事務・身の回り担当)が活躍して、「賤ヶ岳の七本槍」として後日有名な英雄談となりました。その中には福島正則や加藤清正が含まれています。地元の長浜出身石田三成も成果をあげました。

 小者出身の秀吉にとって、名家出身者とは異なり譜代の部下や幹部はいませんでした。こうした実戦での指揮能力と貢献度そして忠誠心をみながら、実力主義で幹部を登用していったのです。

 ..それにしては、晩年は自身の知力低下と過剰な身内主義に陥り、朝鮮出兵や後継体制の確立に失敗して滅びるのです。

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生垣 カイズカイブキ

2010-08-19 | 京都の文化(夏)
 古い住宅地を歩いていると、生垣をみることがよくあります。コンクリートブロック塀なんかより、うんと良い雰囲気を作りだしています。

 ところが、この生垣で多い木の種類が「カイズカイブキ」。



 細長い葉が密集して生えるので垣根として適しています。ですが、年数がたつと、上の写真のように横にも張り出してきて道路の上にせり出します。
 道路歩行にじゃまになるので、剪定すると、



 このように枝がむき出しとなります。

 もっと悪いことに、どんどん枝を切ると、その後に生えてくる葉は先祖帰りして硬く尖った鋭い葉になります。触ると痛いので通行人に申し訳ない。色も白く、美観上もよくありません。 



 このお宅も、失敗例です。歩道にせり出していて迷惑ですね。



 次は成功例。



 この様に、きちんと整形状態を維持するには、毎年2、3回の剪定を欠かさずに手入れが必要とのことです。

 元の苗の時には安価な樹木なので、生垣の多くに採用されているのですが、数年後以降に維持費がかかるちょっと困った木でもあります。
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ナラ枯れ

2010-08-18 | 京都の文化(夏)
窓から見える東山の樹木に異変が起こっています。赤茶色になった木々が増えています。



 原因は米粒ほどの甲虫カシノナガキクイムシ(カシナガ)です。この虫がカシやミズナラの広葉樹に2mmくらいの穴をあけて進入しそこに菌が繁殖して樹液の吸い上げを止めてしまい、ついには木が枯死するというわけです。

 大文字山でも同様に紅葉したかのような木が多くなったため、お盆の送り火の際、燃やす薪の量を例年の2割減としたそうです。

 確かに昨年よりも燃え尽きるのが少し早かったような気がしました。

 

 瓜生山の麓を歩いて観察しました。近くで見ると本当に枯れ木、枯れ葉の塊になっています。防火の上でも危険だと思いました。

 調べてみると数年前から全国で発生しているようです。特に今年は激しく被害が拡大しいます。



 この虫に天敵はいないのでしょうか。この虫に罪があるわけではなく、たまたま繁殖に適した条件が整ったので流行しているわけです。

 米国イエローストーン国立公園では自然事象はそのまま放置する方法に転換しています。落雷で山火事になっても人為的な消火はせず自然にまかせてその後の回復を見守る。

 日本の地勢や社会状況ではそのような自然保護はとれません。人と野生動植物の共生バランスをとりながら、費用がかかっても「害虫」「害獣」「外来魚」を駆除していかざるをえません。
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五山送り火

2010-08-17 | 京都の文化(夏)
今年もお盆が来て、そして終わります。お精霊をおおくりする行事。

 五山送り火が昨夜、大文字山など京都の市街を囲むお山で執り行われました。



 祖先を敬う。とてもいいことだと思います。

 順々に、五山の送り火が点火されていきました。




 マンションの屋上では、お父さんが子供を肩車していました。



 気温もすずやかになっていました。

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日韓の若者が徹底討論(NHK番組)

2010-08-16 | もろもろの事
8月14日(土)の午後8時から2時間30分の特別番組が放映されました。

 「日本人6割は韓国好き。韓国人7割が日本嫌い」

 両国の若者数十人づつと専門家・有識者・キムヨナなども加えて、同時通訳つきの討論でなかなか見ごたえがありました。

 日本人が一番よく知っている韓国人の名前は、「ペ・ヨンジュン」
 韓国人がよく知っている日本人は、第1位「伊藤博文」、第5位「豊臣秀吉」

 多くの日本在住の人たちは、なぜこの二人の日本人が韓国で「有名」なのか理由がわからないでしょう。番組でもその説明はなかった。

 日本国の国際競争力ランキング(スイスIMD調査)では、1992年まで世界1位がその後急落して2010年では27位となり、韓国、中国の下位となっている。そのことを知らない日本の若者も多いようでした。

 韓国企業躍進の原動力は規制緩和と企業内(間)競争と説明され、その事例として大学生の就職活動における「スペック」競争が紹介されていました。スペックとは、その人の出身大学、成績、資格、外国語力、留学経験などを点数化して、能力を競うことだそうです。それがある基準に達しないと大手企業の入社受験資格がない。入社後も毎年あるいは昇進時に選抜があり一定割合でその企業から排除される。

 多くの韓国の若者はその企業での競争に肯定的でしたが、日本の参加者のほとんどは、仕事での競争激化は個人や社会のストレスを増すので同意できないと感じていました。

 後半は、歴史認識に関しての質問でした。

 双方の意見は並行線。韓国側は、1910年の日韓併合とその後の戦時における差別問題について「謝罪」と、それらを日本国民にしっかり理解させることを発言者全員が主張しました。

 (長くなったので、つづきは後日に)

※「NHKオンデマンド」では、見逃し番組や興味ある番組をインターネットにて、有料で視聴することができるようになりました。この番組のように社会広報的価値のある内容は、ぜひ無料で配信することを希望します。
  
 
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アウトレット モール

2010-08-15 | 国内各地の風物
名神高速道路の竜王インターチェンジ(滋賀県)のすぐそばに、新しいアウトレットが開業しました。



 8月の週末ともなると、巨大な駐車場はほぼ満杯。



 ブランドの知識がかけている私でも、見たことのあるブランドの店舗も何箇所か出店していました。



最大80%値引きと表示しているのですが、「最大」と言っているのがミソ。一品でもその条件を満たせば、うそではない。そもそも「正価」は一般消費者には簡単には解らない。




昼食のため、フードコートに行くと大混雑。椅子を確保するのが大変でした。
結局、讃岐うどんを食べただけで、買い物はパスして帰ってきました。


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サウナ

2010-08-14 | 国内各地の風物
手軽なレクレーションとして、琵琶湖湖畔にあるホテルに泊まりにいきました。

 そのイタリアン料理もよかったのですが、最上階フロアにある展望風呂が快適でした。



 サウナがあって、久しぶりにあの高温を楽しみました。最近の外気の温度や湿度は「サウナなみ」と表現することがあるのですが、本物のサウナは摂氏95度、湿度ほぼゼロなので全くべつもの。



 本場北欧で伝統的なサウナも経験したことがあります。冬だったので、外に雪が積もっていて、雪の上を火照った体で転がりました。湖に氷が張っていて、ボート用の桟橋の先に少し氷を割って水面を露出した場所があり、そこに地元の人は体をつける人もいましたが、過激すぎるので遠慮しました。


 露天のジャグジーもあって、強い浜風が吹き込むので、いい気持ちでしたよ。



ドイツの温泉都市バーデンバーデンの温浴施設(サーモと呼びます)に行ったことがあります。

 通常の風呂と露天風呂は、温水プールと同じで水着を着けて入ります。混浴。

 2階にサウナがあったのでチャレンジしました。入り口でバスタオルを借ります。男女の入り口は別。

 脱衣室で周りのお客さんのやり方を観察します。すべて脱衣して、バスタオルだけを手にして、サウナ室に入場します。サウナが広い。

 しかも、そこは混浴でした!

 タオルは尻に敷いて汗で座る場所を汚さないため。体の部分を隠したりしないのです。もう堂々と、男も女も。

 ・・

 南フランスでオールヌードの海岸を見たことがあります。欧州の人々は冬の暗い天気の反動で、夏はどこででも日光浴をするようです。文化、習慣の違いでしょうが、はずかしいことの基準がちがいますね。
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五条坂陶器まつり

2010-08-13 | 京都の文化(夏)
五条通りで陶器祭りが、毎年開かれます。

 今年初めて行ってみました。でも、都合で最終日の午後9時過ぎになりました。



 半分以上、テントの店は店じまいでした。



 元からこの通りには、沢山の清水焼の陶器屋があることを知りました。



 数百円程度の特価品は多分外国産でしょう。陶作家直売の作品はもっと高いのですが、デザイン、用途、色どりなど各種が並んでいまいした。

 やはり、個性が光る手作り品の味わいがいいですね。
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舎那院の芙蓉

2010-08-12 | 国内各地の風物
滋賀県、長浜に古いお寺があります。



 8月8日に参詣したのですが、有名な500株の芙蓉はまだ数輪が咲いている程度でした。

 最盛期は10日ほど先かもしれません。さぞみごとなことだろうと想像します。



 長浜は豊臣秀吉の立身出世の重要な舞台となりました。京都と北陸を結ぶこの地に領地を持っていた浅井長政に、織田信長は自分の妹「お市の方」を政略結婚させたのです。しかし結果的にはその嫁ぎ先を滅ぼします。秀吉は長浜にて初めて城を与えられたのです。

 今でも長浜は、秀吉の遺跡が沢山あります。



 来年のNHK大河ドラマは、お市の方の娘、三人姉妹のドラマ。



 
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