朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

iPad と教育

2010-08-09 | 社会貢献(仕事)
モバイル情報端末の応用が広がっています。

 米国では、アマゾン社のキンドル(電子書籍リーダー)がヒットして、電子書籍が既に数十万種類になっています。電子化すると、価格が三分の一になるとか、一つのデバイスに千冊もの単行本を収容できるとか、紙には不可能な利点が実現できています。

 紙と電子メモリの価格をざっくりと試算してみます。

 最近の量販店での実勢価格は、4ギガバイト(GB)のメディア(SDカード等)が800円程度。1メガバイトあれば200ページの単行本電子ファイルが収容できます。1ギガとは1,000メガのことなので、800円/4,000メガ=0.2円、つまり本1冊分のメモリ価格は、なんと0.2円です。紙の価格は、A4のコピー用紙1枚は0.5円くらい。

 あるいは、この4GBのSDカード1枚に4,000冊の新書を収納できる計算です。(その本にカラー写真や図表が含まれると必要メモリ量は数倍以上になりますが)

 デジカメで撮った写真は、1枚4メガくらい。つまり、メディア代は0.8円です。 

 ・・・

 日本の出版界は保守的なので、日本語の書籍の電子化は進展していません。



 教育の分野では、徐々に導入が始まってきました。

 例えば、ここ(大谷大学)。このページの後半に、動画での説明(模擬授業)もあります。


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