朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

山下うどん(善通寺市)

2009-02-11 | 食べること、レストランなど
うどん第2弾。
 金比羅さんと善通寺(弘法大師の生誕地、四国)の中間、田んぼの中に突然現れるロードサイドのうどん店。
 数年前に一度行ったことはありますが、今回は、善通寺参詣の帰途、偶然通りがかりました。
 それで、うどんを注文しました。ついでに、おでんも。
 おでんは、特に記すこと無いです。
 うどんは、太くて腰が強く、食べ応えありました。キツネも分厚かった。
 素朴なうどんですが、やはり個性ありますね。
 勘定は、ここは食後に自己申告でした。





各テーブルには、自分で摺って入れるための生姜が置いてあります。
汁は、冷たいのと熱いのが、各々、大きな徳利に入れて置いてありました。
昼時だったので、こんな田んぼ地帯の真ん中でも、次々とお客さんが入ってきました。
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讃岐(さぬき)うどん

2009-02-10 | 食べること、レストランなど
お仕事のほうは、左のサムネイルの様です(以下省略)。
 その前に、昼食をとることにしました。
 なんせ本場なので、駅で貰ったパンフレットにも本当に沢山のうどん店が紹介されていました。
 大学に近い場所で、特に人気のある「竹清」に行きました。
 10分くらいの行列で入店できました、12時半ごろでしたが。季節によってはもっと待つそうです。
 名物は、うどんと「てんぷら」。特に、半熟玉子とちくわ。
 この二種のてんぷらは待つ時間がかかるので、行列の途中で注文をとりに来ます。どれでも1つ90円。
 うどのの価格自体は、最初の1つが140円。追加の1つは+60円。さらに追加だと、なんと50円です!!
 うどんは、すでに茹でたものを(室温状態で)丼に入れて出てきます。熱いのがよければ、自分で湯どうしします。つゆ、ねぎ、しょうが等は自由に。
 てんぷらは、10分くらいするとお店の人が注文者の名前を呼んでお皿を持ってきてくれます。注文が処理されているか心配して度々聞きにくるお客もいましたが、なんせここは「日本」ですから。きっちりと間違いなく順々に揚げていました。お皿には注文主の名前を書いたメモが付いていましたよ。




 あのサクサク感は、絶品ですね。
 考えてみれば、玉子もちくわも、実質調理済みなので外側にてんぷら衣が付けばよい。つまり、お化粧だけをてんぷらナベで加工しているわけです。
 実に、good idea。
 昼食時間帯だけの営業です。
 支店などは出していないようです。このノウハウを、マニュアル化して展開すれば、相当程度には成長できるでしょうが。



 3年前に、インド・バンガロール(IT産業の中心都市)を視察した際、地元のビジネスリーダーが「当初資本は小さくても起業できる。その後の熱意と工夫次第だ。最初の仕事はハイテクでなくてもいい、むしろ手馴れたローテクが良い」と講演していたことを思い出しました。
 家族経営のスモールビジネスの原点を見た気がしました。
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瀬戸大橋

2009-02-09 | 国内各地の風物
仕事で四国に出かけました。
 岡山から高松まで快速電車に乗り、列車で瀬戸大橋を通過しました。
 車窓から島や海を眺めていましたが、この鉄鋼でできた構造物の大きさ、強さに改めて感動しました。
 でも、一方ではこのような高度な人工構造は常に監視と維持管理が必要です。
 例えば、サンフランシスコのGolden Gate Bridgeは、端からペンキを塗っていって対岸まで塗り終わると、また再びもとのところから塗装をやり直すと聞いたことがあります。
 そのくらい維持する人が何人も必要だし、電気代やペンキなどいりますね。
 四国に架かる3本の長大な橋、今後100年間どうやって維持するべきでしょうか。



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お茶漬けディナー

2009-02-08 | 食べること、レストランなど
少し前、宿泊出張した時の夕食です。
 カロリーを控えて、価格も控えて、とある駅前の小さな店でこれを食べました。
 おにぎり等を販売する店ですが、数席のテーブル椅子もあり食べていくこともできました。
 リーズナブルな「外食」の選択肢が広がることは大変喜ばしい。不景気なせいもあって、この分野での「競争」が目だってきたようです。安くて美味しいものが色々出てくるのはとても良い。
 「イートイン」ですか、と聞かれました。Take out は、普通の米語ですが、eat-in という英語は、米国や英国にあるのでしょうか?

※少しグーグって、みたところ:
「For here or to go?」というのが、米国Macでの表現のようです。"to go" も単純だけれど、日本の中高の教科書からは思いつかないね。...Take outはもっぱら、Piza屋の表示とのうわさも。ちなみに、「eat in」とは、「自宅で食べる」との意味だそうです。



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日の出の空

2009-02-07 | 京都の文化(冬)
2月になり徐々に日の出の時間が早くなってきました。
 普段、ベランダから眺める日の出は東山の上から出るので、水平線での時間より少し遅いのでしょうが。
 この日は、ちぎれ雲が照らされてとても荘厳な感じの空になりました。

 
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草味庵きおり

2009-02-05 | 食べること、レストランなど
大徳寺の近くにこの和食店があります。
 ランチの特別メニュー「皿もり料理」を以前から狙っていたのですが、なかなかタイミングが合わなくて、やっと行くことができました。
 このセットは、1500円(ただし2人前から)。うどんとじゃこめし付きです。
 いやもう、数えられないくらいの野菜の小さな盛り付けが並び、しゃけの焼物とポークがちょこっと。
 野菜は、毎日早朝、大原に大将自身が買い付けにいくそうです。この前日も深夜まで仕込みなどを済ませて、車で大原に行き車中で仮眠して買い付けたとのこと。
 どれも、薄味でしっかりと野菜本来のうまみが味わえました。
 堀川ごぼう、どーんと太い(実物を見せてもらった)、芯をくりぬいて茹でて野菜温サラダに乗せる、外側の輪の部分は中にひき肉を詰めて煮て輪切りに。
 黄色の長四角いものは、大豆を煮てつぶして玉子でつないで何とを加えて固めたそうです。その料理の名前を失念。この近所に、その凝った料理を出す超有名店がありますが。
 使用している肉の産地証明書やシールが柱に貼ってありました。そうやって本物である事をお客さんに示しているとの由。
 お店の大将は、本式の料理人をしていたが、怪我をして歩行困難になったが、治療が進みリハビリとして、うどん屋を始めたそうです。そしたら、以前のなじみの客も来るようになり、ついつい少しずつ料理も出す作るようになった。しかし材料には妥協しないので、野菜も肉、魚も自分で行って買ってくるそうです。
 それでも、昼と夜と両方、調理を一人でしているとは、たいした根性です。他の店員は、おはこび、補助、皿洗いに女性が2名だけでした。
 今度は、予約をして夜に訪問したいものです。なお昼は予約不可。




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スーパーアクティブウーマン藤間紫

2009-02-04 | 伝統芸能
造形大の別の公開プログラムです。なんと無料!(1月31日開演)
 「猿之助の世界第五章」市川猿之助と舞踊
 次世代の歌舞伎に向けてその支援者や観客育成を意図して10年ほど前に猿之助が新劇場の創設を提案。造形大学の理事長を説得して、歌舞伎を演じることの出来る「春秋座」をこの大学に設置しました。
 その後、猿之助がその芸術監督として劇場の支援と企画運営の責任を負っていたのですが、5年前に脳溢血で倒れた。そのため別の方が監督していたのですが、幸い猿之助さんが回復された。今年4月から芸術監督に復帰するそうです。
 今回はその予告編として、そして留守番役毛利臣男監督(舞台衣装デザイナー出身)の締めとして開催。
 猿之助さんは「スーパー歌舞伎」の創始者であります。ワイヤで空を飛ぶ宙乗りを歌舞伎界では初めて創案し実行したり、オペラのパリ公演に出演など。香川 照之の父、ただし前妻浜木綿子との子。
 今回のテーマは、歌舞伎の基本は日本舞踊であることを、対談と舞台記録映像(猿之助、藤間紫の映像ダイジェスト)の映写と解説でした。
 さて、その対談に登場したのは「藤間紫」。
 ボクは、この方面に全くこれまでは関心がなく、したがって知識もなかった。
 紫さんは、深い赤紫の地に赤い椿が数本立つ着物で登場。
 トークの中で「現在85歳」と自ら明かされました。小柄なでもシャキとした'おばあさん'。
 彼女は猿之助の奥さんです。
 いまも、日本舞踊家元師匠として弟子の育成、家事、時々女優の役割をこなしているとのこと。特に前者二つはバリバリの現役。口ぶりも大変にはきはきされていました。でも猿之助さんの年齢とバランスしないなあと。
 帰宅してネットで調べてみて、驚きました。
 年齢差は、16歳。(現在、猿之助69歳)
 1960年代以来、三十数年間をともに過ごして、ついに2001年に再婚同士で結婚。その自転で年齢は77(女)と61(男)。
 なんという精神エネルギーの強さでしょうか。
 この講義では、「スーパーウーマン」のオーラを頂きました。



 猿之助さんも、その年齢でそして病後にもかかわらず、これから芸術監督として、非営利で、企画運営の指揮そして後進の指導にあたることを再開するわけです。
 うーむ。
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大文字山よりの鳥瞰(京都)

2009-02-03 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
銀閣寺の北側から大文字山に登ると、眼下にこんな景色が広がる。
すぐ近くの緑は吉田山、右手に黄白色に光る土地は京大グラウンド。 賀茂川と高野川が合流する出町柳、その左手には御所の庭園が横たわり、その先真正面に見える瘤状の山は愛宕山である。(ITUジャーナル誌 Feb. 2009)
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伊吹山

2009-02-02 | 国内各地の風物
新幹線、雪が降ると「関が原」のあたりで、よく停滞しました。
 最近は、除雪のため井戸水を撒く装置が完備されたので多少の雪でも大丈夫でしょう。
 この伊吹山は、かつては薬草の名所。ヨモギ、ドクダミ、ゲンノショウコ等。
 お灸のもぐさも名物と思います。

「かくとだに えやはいぶきの さしも草 さしも知らじな 燃ゆる思ひを」

写真は、新幹線の車窓から。 
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豆政の夷川五色豆

2009-02-01 | 京都の文化(冬)
2月3日は、節分。
 豆まきの行事があります。
 この豆菓子屋さんも、季節に合わせて、杉板の枡に詰めた煎り豆と五色豆を売っています。
 福神金像も入っていました。とても小さい夷大黒でしょうか。
 フランスのお菓子に、ガトー・デ・ロアという大きな焼き菓子があります。切り分けていただくのですが、誰かのところに「王様」が入ってるという趣向。1月頃のお菓子ですが。これからくる連想で、福の神を入れるのは「豆政」の創意かな。
 節分は、年の節目、旧暦で新年の始まりの伝統行事からきたとのこと。江戸時代までは、宮中での12月大晦日の追儺(ついな)で鬼を払うことに由来があるそうです。





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