朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

梅園茶屋

2009-02-21 | 京都の文化(春)
いよいよ梅の花の季節になりました。梅といえば、なんといっても「天神さん」。以前のブログに、この神社の梅干(大福梅)を記事にしました(2009-01-02)。さて、

 本殿におまいりした後、入場料600円を払い梅園に入りました。
 有料ということでも有り、園内の茶店で茶菓が出ます。
 この梅園では、近隣の老舗和菓子屋さんが茶店を出していました。



 お菓子と梅茶を「老松」が提供しています。天満宮の東側に位置する花街、上七軒に本店があります。

 「(名物)七軒だんご」「抹茶」「あまざけ」「北野あかつきうどん(鶏団子入り)」なども、その茶屋で供せられていました。

 「 東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春を忘るな 」
 この和歌を詠まれ、平安朝の文化人菅原道真公は、殊のほか梅を愛された。北野天満宮は全国各地に菅公をお祀りする天満宮・天神社の宗祀であり、約2万坪の境内に50種約2,000本の梅があるそうです。

 ほのかな梅の香りに包まれて、紅梅白梅を見物し大変に楽しい行楽になりました。
 
 秋には、御土居(国指定史蹟)とその中を流れる小川に沿ってすばらしい紅葉が鑑賞できます。その時期にもこの老松の茶屋が開かれました。(2008-11-28記事)



 老松本店はこんな外観です。


 参道には「なで牛」がいくつか並んでいます。このかわいい牛は最近、奉納されたもの。昨年、悪い人に壊された牛に変わって、さっそくこの牛が置かれました。立派なガウンを羽織っていました。

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