朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

食品の百均

2010-04-21 | もろもろの事
デフレ商品の成功例です。

 99ショップとか、QQストアとかのアイディアで、食品、それも野菜や惣菜、おにぎり、飲料、お菓子を含むコンビニ商店のチェーンが都会で拡大しています。



 コンビニ大手が買収して、ローソンブランドでも展開しています。

 1,000店舗を達成したとのこと。



 最初は、はんぱもんの野菜、期限切れまじかの食品、三流ブランドのパンやジュースの販売という認識でした。

 しかし、都会の単身者・小家族には、老若男女をとわず、本当に少量だけを安く買いたい人が沢山いたのです。店が狭いので、すぐに目的のものを探せて便利ということもあります。1っ個100円なので、価格が分かりやすく、手持ちのお金との相談が容易。そして深夜早朝営業も。

 デフレの成功例でしょうね。

 十数年前に欧州にしばらく住んでいました。そのときは、一時帰国時に日本での食品価格がとても高いと感じていました。お米、牛肉、乳製品、果物、野菜、ビール、ワインなど。

 それらは、いまでも欧米での価格よりは高いものが多いでしょうが、衣類などずいぶんと日本での価格低下は進行したようです。

 商品が安くなることは、消費者として大変うれしいことですが、その分経済が縮小して働く人々の収入も平均としては少なくなるということ。デフレ。

 これからは日本の人口も減るので、縮小均衡では夢が描けませんね。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする