今月は12日が新月だったが生憎予報が良くなく出撃できず。この調子ではダメかもと半ば諦めていたが14日午
後になるとSCWやwindy予報が20時頃には雲が切れ晴れの予報がでていた。車に機材を積んでいざ出発。行き先
はいつもの奥三河面の木にするつもりでいたが出発直前にお”家内”から「朝病院で検査結果の予約があるからよ
く考えて」と言われてしまい「近い元気村に変更するから」と返事をして出発。6時半過ぎに着くとべた曇りだ
ったが予報を信じて待つこと暫く。20時頃になると西から徐々に雲が来て晴れてきた。直線距離で30km位離れ
た豊田市街地の夜景も美しい。がこの場所は月日と共に明るくなってきている。今の季節、夏の天の川は24~
25時になると狙えるのだがその時間までは居られないので銀河を撮ることになるけれど長焦点大砲はもって
いないので700mmの屈折をAPSCクロップしてM104通称ソンブレロ銀河としし座のトリオを狙うことにしてい
た。最初のトラブル発生。極軸合わせは数年前、ほんまかさんから買った電子極軸望遠鏡をEQ6に付けて合わ
せているのだがスイッチを入れても北極星が写ってこない。実は最近時々そのようなことがあったのだがこの日
は何度スイッチを入れたり切ったりしても駄目。仕方なくロスマンディ型というのか赤道儀付属の極軸望遠鏡を
直接眼で見ながらカシオペアと北斗七星の位置を合わせてそれらしい位置に導入してみるのだがどこに入れれば
良いのか忘れてしまっている。導入してから試しに再度電子極望を付けてスイッチを入れてみると今度はOK。
少し位置が狂っていた。更に次はパソコンが赤道儀を認識しない。デバイスマネージャーでCOMポートを確認
したりしようやく接続。もう1時間以上のロスタイムだ、
最初にM104を導入しISO2200で5分露出を掛けて撮影終了後プレビュー画面をみると画面真っ白。1600に下げて
シャッターを来るとまだかなり白い。3分まで露出時間を短くしてようやく適正露出。こんなに明るかったのか
と驚き。やはり面の木へ行くべきだったか。
しし座の銀河団・M65、M66銀河、右側の横長の銀河はNGC3628で地球からの距離はおよそ3000万年光年。
180秒×24枚
Pixinsight→PhotoshopCC トリミング
この日はAZ-GTiも持って行ったので135mmレンズでオートガイドのテストをしようと準備したのだが今度は
PHD2がASCOMドライバーを認識せず。何度リセットしてもいうことを聞いてくれず諦め。
帰ってから後日ASCOM Platform6.5SP1を入れ直し(←は必要なかったのかな?)Skywacherのグローバルサイ
トからASCOM driver Synscan APPsp1をインストールして動かしてみると大丈夫だった。
PHD2のマウント選択が前は「SynScanMobile Telescope(ASCOM)」を選択だったのが「Synscan App
Driver(ASCOM)」に変わっていた。その為かステラショットと何故か接続できないことが多くアンドロイドアプ
リのSkysafariを使っていたのだが簡単につながるようになりアライメントや導入もステラショットで行えるので
便利になりそう。
それにしてもAZ-GTi用のリースアップ品を安く買ったLenovoのPCが他にもwifiが繋がらないことも多くそろそろ
ご臨終かなあ。
縦縞ノイズが目立ちますが、もしかしたらbias由来??
私もUSBデバイスの接続不安定でのトラブル多く、ロス時間が増えたり、撮影中止とになったりです。この月あり期間中に対策しようと思ってますが・・・
光害カットフィルターは使わなかったので余計でしょう。トリミングでノイズも余計はっきりしてきましたが特に何もしませんでした。