ジャズプロデューサーのクリード・テイラーが8月に亡くなっていたのを知ったのはピーター・バラカンのNHKラジオ「ウイークエンドサンシャイン」で
追悼特集番組の2回目を聴いたとき。
ピート・ターナーのジャケット写真に目を奪われ70年代初めの頃CTIレコードのLP盤をジャケ買いして集めていたことがあるので懐かしく番組を拝聴した。ジャズのジャケットアートワークと言えばフランシス・ウルフによるブルーノート1500番台に代表されるものが有名だがこのCTIもコンセプトが統一された美しい写真が魅力的だ

Jazzといってもフュージョン、クロスオーバー、今でいえば(Smooth jazz) にカテゴライズされストリングスも入ったり、聴き易い音楽でポップチャートの上位にも入っていた。しかし当時周りにいたゴリゴリのジャズファンからはあんなものはJazzではないと評判は良くなかったしジャズ喫茶に行ってもctiレーベルは置いていなかった気がする。
73年にCTIオールスターズの面々による来日公演があり浜松在住の女性2人と一緒に大阪のフェスティバルホールへ行ったのだが開演が遅れに遅れ新幹線の最終に間に合わないと結局開演してまもない時間に帰ってきたことを思い出した。
C・テイラーは黒とオレンジのジャケットで知られるimpulseレーベルを立ち上げ、後にノーマン・グランツの後を引き継いでverveに移籍。67年にハーブ・アルバートが社長を務めるA&Mレコード内にCTIレーベル(Creed Taylor Issue)を設立。
レーベルでの第1弾がウエス・モンゴメリーの『A DAY IN THE LIFE』いうまでもなくビートルズの「サージェントペパース~」B面ラスト曲だがアメリカでの発売は67年6月2日だがアルバムが録音されたのはルディ・ヴァンゲルダー・スタジオで6月6日ー8日とある(Wikipedia)が、ビートルズ盤が発売されたばかりの時、どのような経緯でこの曲が収録されたのだろう?
20枚以上は持っていたLPも全部あげてしまって手元に無いし、その後CDで廉価シリーズで再発売された時も買ってはいないが今聴いても古さは感じない。
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