今から1000年も前に超新星爆発した残骸が秒速1500kmという猛スピードで拡がっているという。ちょっと人間のスケールからは考えられないおう
し座のかに星雲と呼ばれるM1。中心には中性子の核と呼ばれる部分がありその密度は1cmあたり10億トンという途方もない重さであるという・・・。
前々から時々滑稽なことを思うことがあり、SF的と笑われれてしまうが人間を作っている細胞から見ると人間の大きさというのは果てのない大きなものだと思うのだが、我々人間を細胞と捉えるならひょっとすると宇宙はひとつの生命体と考えることができるのではないかと。
この日、空のシーイングは良くなかったのだがM81を撮った後初めてチャレンジするM1かに星雲に鏡筒を向けてみた。換算1000mmではやはり小さくしか写らないので半分近くもトリミングしてみたがフィラメントの模様は余りはっきせず蟹には見えない。
天頂方面のガイドは時々暴れる状態だったが比較的ましな10枚をコンポジット。