ここ数年では最高の観測条件だった4日早朝のしぶんぎ座流星群。楽しみにしていたけれど気象予報ではずーと朝まで雲があるとの予報だったので諦め。
朝起きてみると4日、5日と晴天が続くということで夕御飯を食べてからいつも行く家から50km程の山の上に行ってきました。20時頃現地に着いてみると土曜日ということもあり多くの車が
止まっており天体望遠鏡で観望中。。
当方も早速準備をして撮影に入ります。真っ暗な中での赤いヘッドランプの頼りない明かりを頼りに三脚をセットし水平を取りポタ赤を取り付け極軸合わせの小さな穴から北極星を捉えていき
ますがこの作業が老眼の目では困難な作業。まあそれでも最近は慣れてきて割と簡単に入れることができるようになってきました。広角レンズならばこれでOK。60秒くらいなら問題なく追尾
してくれます。むしろピント合わせが難しくアンドロメダ方向を撮ったこの写真もよく見ればピントがきていない f4で12-24mmの12mm側で撮ったもの。66mm
山の上は零下の寒さ、体の方は上下ダウンを着込んで靴先にはカイロを入れているので寒くはないけれどカメラなんかの操作のためには手袋を取らなければならず暫くすると指先の感覚が
なくなってきます。
冒頭オリオンの写真は300mで60秒追尾したものをトリミングしましたが極軸があっていないのでそれ以上だと流れてしまいます。
DPPA方で極軸を正確に合わせるための機能を使って下のような写真を取り微調整するのですが今回はその練習も目的だったのですがうまくいかずあきらめ
この場合は回転軸をもう少し右下の方にしなければいけないようです。