ようやくアンドロメダをファインダーに収めることができて撮影した頃には東の空から三ツ星、オリオン座が昇ってきたのでカメラを向けて撮ったらこちらは比較的簡単に写すことができた。
それでも300mmでは難しかったのでヘリコロイドを回し200mmに設定。ピント合わせが難しかったが大体のところで合わせて何枚か撮ってみました。
ベテランの方が撮った写真とはとても比較はできないけれど初めて撮れて興奮。ISO1600で1分露出 PENTAX K-rにアストロトレーサーO-GPS1使用。中央部分トリミング
アンドロメダは地球から239万光年、に比べるとこちらは1600光年の近さ。とはいえこの日届いた光は聖徳太子が生まれる前の光。宇宙の途方もないスケールに圧倒されます。1600光年というと大したことはないといっても、1光年は9兆4千億キロということなので1600×9400000000000=想像できない距離。
それにしても天体望遠鏡に赤道儀とオートガイドのシステムを組むとカメラ関係を除いても最低でも3~40万、雑誌に載っているような写真を撮ろうとすれば100~200万はかかろうかという世界。
星の写真のためにとてもそれだけの出費はできないので当分は持っているカメラで何とか写る範囲を探そうかと思っている今日この頃です。