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団塊Gの気ままな野菜作りと写真日誌

のほほんとした田舎暮らしの毎日。家庭菜園よりは少し規模の大きな野菜栽培やデジカメphoto等々・・・。

瓦が乗った

2012-09-02 | 終の住まい作り

上棟から1ケ月経って屋根に瓦が乗りました。

本当は伝統的な和瓦のほうが良かったけれど予算の関係で平板瓦にしました。色は銀黒 ガルバニウムの方が更にコスト的には安いのですが瓦の方は永久的なのに対し、ガルバはいずれ塗り替えコストが掛りそうなので耐震ということではメリットがあるものの迷った末平瓦にしました。

家の近所で某ハウスメーカーで建てている家があり一週間前基礎コンクリートが打たれていると思ったら、近くを通って見てみたらもう我が家より早い進捗況。うわっハヤー! 工場で造ってきたパネルを組み立てるので早い。工業製品だ。使われている柱も細く集成材の使用があたりまえだけど強度という点ではこれで大丈夫なのだろう。

我が家はスモールサイズだけれどまだ残り3ケ月以上かかりそう。棟梁が少しづつ造っていくので時間はかかる。もちろん最初から判っていたこと。

 

 

 


上棟12日目

2012-08-11 | 終の住まい作り

上棟式から14日目。屋根瓦が敷かれ始めているけれどお盆なので暫らく休みとなります。外壁の内側には屋根と同じような防湿シートで全面覆われ、サッシも入ったので家らしくなってきました。今日は午後から物凄い雷雨が発生。イナビカリや突風、竜巻も発生。半日土砂降り状態が続いて新幹線もストップ。

余りの凄い豪雨だったので心配で見に行ってきたけれど、雨は全く入り込んでおらずDUPONT社(と書いてもフランスではなく米国ですね。。。)のタイベックの性能を確認することができました。薄っぺらい不織布のようなシートだけれどその威力は大変なもの。

シートの上から全面に焼杉板が張られます。焼き杉の黒い家。


上棟4日目

2012-08-02 | 終の住まい作り

無事に上棟式も済んで屋根工事が進行中。家に入ると木の匂いがする。合板を使わない家。

梁が表しになった勾配天井を見上げると杉板が張られ、その模様が美しい。

屋根は2重構造になっていて通気ができるとのこと。杉板の上に断熱材が敷き詰められ(断熱材はフォレストボードという杉の皮を固めた自然素材)その上に再び杉板が張られその上からデュポン(DuPont)社のタイベックルーフライナーというもので防湿施工。GORETEXと同じ原理かな。雨は防いでくれるけれど室内からの湿気は外に放出するという優れものシートです。

山小屋のイメージを希望していたので、木が表しになっている構造がいい感じ。

ここはロフトの予定。

入口に愛知認証材使用の緑の旗が立てられました。

 

 

 


上棟式

2012-08-01 | 終の住まい作り

真夏の暑い中、上棟式が終わった。

お遊びでインターバル撮影をしたけれど最後のほうで電池切れ。1019枚のJPEG画像をEDIUS Neo2でtime lapse動画化。

もっと高いところから俯瞰しないとミニチャアらしさは出ないようだ。

 

愛知県材の木と自然素材を使った木の家。近くにいくといい香りがする。

 

 


年輪

2012-07-27 | 終の住まい作り

上棟式まであと4日、基礎にパッキンが敷かれその上に桧の土台が組まれています。

トラックで大量の木材が運ばれ建築現場に下ろされています。

ちなみに一本の太い柱(梁に使われるのだろうか?)の年輪を数えてみたら七十数本。おそらく植えてから80年以上の杉の木です。大正から昭和の初めに植えられた木が今、家造りに使われるということ。先人に感謝です。

今の日本の林業の現状をググってみると危機的で、食糧自給率で問題の農業よりもっと酷い状況になっているようです。

豊富な森林資源がありながらそれを生かすことのできない現状。このままでは衰退していくばかりらしい。木材供給の循環サイクルが崩れてしまっているようです。

Gが終の棲家をお願いしている有吉住宅さんは地元の山から切り出された杉や桧で家を造る工務店。ハウスメーカーの建てる家よりリーズナブルで長持ちする木の家造りをするお勧めの工務店。

 

 

 

 

 


基礎が完成していた

2012-07-21 | 終の住まい作り

基礎のコンクリート打ちが終わり周囲の鉄板が外されてました。

基礎部分だけみるとこんな小さな家ではたして家具など収まり切るのかと不安ですが左官屋さんの話では手掛ける中では大きな方とのこと。

建坪28坪ですがこれが総2階建ならば延床面積185㎡になるので確かに大きいのですが、平屋なのでまだちょっとイメージが湧かない。

来週の上棟式が終って建て方が始まればおよそのイメージが掴めるのかな。左側が部屋になるのだけれどコンクリートの仕切りの上に4部屋あるわけではなく一番奥の寝室と手前3区画がLDKの2部屋のみです。これにより基礎の形状は必ずしも部屋毎ではないことが分かりました。

それにしてもこの写真左下がりだ。きちんとファインダーで合わせているつもりだったがいつもこう。

それとカメラのAEの具合がどうも変。完全に露出オーバーだ。PSEで修正してみたがこれが限界


家の基礎作りが始まりました。

2012-07-08 | 終の住まい作り

地鎮祭も終わりいよいよ基礎作りがスタート。

べた基礎なので地面をユンボで掘り下げたあと砂利で固めその上に防湿シートかな?が敷かれた後一面を基礎配筋が設置されています。

この後は瑕疵保険の検査を受けた後いよいよ生コンが入っていきます。去年ハウスメーカーに地盤調査をお願いし、補強は必要なし、とのことで改良工事が不要だったので費用面は助かりました。えーっと結局このハウスメーカーには建てるのを依頼せず色々調べた中で気に入った地元工務店にお願いをしたのですが、更にベタ基礎ならば安心です。コンクリートが入ってしまうと中は見ることができないので配筋検査は重要ですね。

掘り下げる前

ユンボで掘り下げた後の配筋作業

職人さんの服が面白い。結構な重装備だったので熱そう!と思って聞いたらなんと背中側の二か所に小型扇風機が仕込まれておりバッテリーで羽を回し外気を中に呼び込む仕掛けになっていました。

いいなあと思い値段を聞いたら2万以上するとのこと。  う~ん 買えないわ。残念!

 

 

 


地鎮祭を終えました

2012-06-17 | 終の住まい作り

先日地鎮祭が終わりました。

地鎮祭(じちんさい・とこ しずめ の まつり)は、土木工事や建築などで工事を始める前に行う、その土地氏神)を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得る。これには神式仏式がある。一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもある。鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言う。(wiki)

建築をお願いしている有吉住宅の社長夫婦と建築士の息子さん、そして神主と我々夫婦の全員で6名とこじんまりとした儀式でした。

この後は基礎工事に入り来月中~後半の上棟式となるけれど梅雨に入っているので予定通り進んでいくのか少々心配。

PENTAX K-r with 18-55mm 1JPEG→Topaz AdjustのLOMOⅢプリセット使用





解体終了

2012-06-03 | 終の住まい作り

作業開始から11日目、家の取り壊しが完了しました。明治元年と昭和40年代に作られた家の取り壊しでした。

PENTAX K-r with 14mm f2.8→3Jpeg→Topaz Adjust

建物を壊すと登記簿に登記されている記録を抹消することが必要。ということを知ったのはインターネットで。家を建てた後は改めて登記が必要ですね。

専門家に頼むものだとばかり思っていたらどうもこの一連の手続きが自分でも出来るらしいということを知って、節約の為チャレンジ。何せ土地家屋調査士や司法書士にお願いすればトータル20万以上かかるらしいが自分でやればその1/20以下の出費で済むので大きい。ローンを組む場合は抵当権設定登記が必要で、これは自分では難しいらしいがリタイア後のGはローンは組めないのでこれはOK。

そんな訳でまずは滅失登記だ。これは全く簡単で法務局のHPからフォームをダウンロードして必要事項を記入、取り壊した会社の証明書関係をもらい一式提出すればOK(の筈)。 果たしてそんな簡単にいくのだろうか?!  様式↓

                                             

 


解体

2012-05-27 | 終の住まい作り

先週から始まった築40年の家の解体。重機が入るとみるまに壊していってしまいます。

今は分別が厳しくなっているのできちんと素材別に分けて作業が進みます。そんなこともあり解体費用も今はかなり高くなってきているとのこと。40年前は確か近所の人や親戚だけで解体した記憶がある。

始まってから5日目

6日目 1日でほぼ建物が消えた


打ち合わせ

2012-05-04 | 終の住まい作り

いよいよ具体的な家造りの為の工務店との打ち合わせが始まりました。

平屋で建坪28坪弱、1LDK(10畳の寝室+25畳のLDK+ロフト7.5畳)のこじんまりした家。集成材や化学薬品を一切使わず無垢の愛知県材を使った家造りです。

今日の打ち合わせではキッチンの仕様決めからスタート。我が家はシステムキッチンではなくセミオーダーで杉板とステンレスで作ってもらいます。食洗機の位置そしてシンクの形を決めて高さも決定。当初の予算より少し減額できました。

トータル見積金額は予定より1割ほどオーバーしているので少しでも減額できれば有り難い。リタイアした後ではローンでの支払いが出来ないのでシビアにならざるを得ません。将来の年金問題を考えると家が建った後の老後の生活に不安が残ります。

キッチンの仕様が決まった後は風呂について。システムバスにするか或いはハーフユニットにして廻りを檜にするか。ここも迷いどころです。

更に何箇所もある窓の大きさやサッシの色、形状等を決めて今日の打ち合わせは終了。次回は電気配線廻りの予定。

甘菜  

この所花ばかり撮っている。

 

 

 

 

 

     

 

サッシの色と種類を決め

 

 


お祓い

2012-04-28 | 終の住まい作り

終の棲家作りがスタート。

一番最初に行うのが長年に亘って雨風から守ってくれた家の解体工事の前に行うお祓いの儀式です。

生憎の雨模様なので玄関の軒先で執り行うことになり予め準備していたお供え物(リンゴ、オレンジ、大根、昆布、椎茸、精米した米、塩、お酒etc)で祝詞をあげていただき、その後は家の四隅でお祓いをした上、塩や御神酒など振りまいてお終い、無事終わってからはご近所に挨拶をしてすべてが終了。

こういった儀式はやらなくてもいいのかなあとも思っていたけれど(少しは節約にもなるし・・・)、家の木を伐採してからどうも体調が芳しくなく、これもきちんとお祓いをせず切ってしまった祟りがあるのかもということでお願いしたものです。

PENTAX k-r with DAL18-55mm f3.5-5.6 1jpeg→Topaz Adjust 


契約完了

2012-03-31 | 終の住まい作り

1年前から進めてきた古い家の建て換えの為の建築請負契約が完了。

最初はリフォームで?と思っていたけれど調べていくうちに、水廻りをリフォームすると数百万はあっという間に飛んで行ってしまうことが判り、あのBefore-After」 のような大幅な改造となるともう新築と変わらなくなってしまうらしいということでそれならいっそ新築か。という流れ。

この間ハウスメーカー巡りの傍ら図書館で家造りの本を色々見たり、ネットで検索したり情報集めをしてきました。

あるハウスメーカとは契約寸前までいったのだけれど、偶然ある人のブログで知った地元の工務店の施工例を見て一目で気に入り何度かの打ち合わせを経て昨日が契約日。

5月初めの解体から地鎮祭、そして上棟式から12月中頃の引き渡しまでハウスメーカーと違って出来上がるまでがちょっと長丁場になる家作りがスタート。28坪で平屋のコンパクトな家。

お願いしたのは豊田市にある有吉住宅小さな小さな工務店だけれど、無垢の愛知県材と自然材だけを使うというこだわりの家作りとする地域に密着した工務店です。

 


山の見学会

2011-11-18 | 終の住まい作り

故郷にUターンし5年、40年前に建てられただだっ広く古くなった実家の住みにくさにはうんざり。でコンパクトな終の住まい造りを検討中です。

近所の住宅展示場でローコストメーカーを中心に何社か見て回ったのですがモデルハウスはどこも二階建ての大きな家ばかり。老夫婦二人で住むのには全く参考にならないのでどうしようかと思案していたのですが、偶然ウエブで知った豊田市の工務店が手掛けた家を見ていっぺんに気に入ってしまい、建てる際はこの工務店にお願いしようと打ち合わせを始めました。先日当方の希望を工務店に話す為訪問した際、近いうちに山の見学会があるからと誘われ好天に恵まれた暖かい日に三河地方の新城市にある材木店まで出かけてきました。この日は全部で20組位の人たちが参加。この材木会社と取引のある工務店の何社から建築を予定している人達が参加していました。

ここは三河材のスギとヒノキを扱う製材グループの会社で木の切り出しから始まり加工された板まで一貫した流れをすべて見ることができます。

無垢板と構造材にしたあと外で自然乾燥中の現場と工場内部

丸太から板に加工するマシン

更に工場から一時間程奥に入った山で切り出し作業を見学。この杉の木は樹齢100年程の巨木。

30度以上もある急な現場。ここまで車を止めてから40分程急な道をあるいてようやく到着。大変な重度労働だけれど働いている人達は高齢者ばかり。農業と同じです。TTPで日本の農業は壊滅状態になるだろうけれど林業はどうなんだろう。いまでも安い外材におされて日本の林業は衰退しているけれど日本の木材の良さを知るとやはり家は杉や檜をつかって建てるのが一番と知った一日でした。

(Nikon D300s+TOKINA12-24mm f4 5JPEG→Photmatix→Topaz Adjust)でHDR加工

日本の木の素晴らしさはよく判ったのですがローンが組めない団塊世代に果たして終の住まい造りが出来るだろうか?

その経過を時々アップしていこうと思っています。