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2輪草鑑賞の後昼食は嘉門次小屋で摂った。
燗酒を焼き魚に浸して飲む。鯛酒もひれ酒も美味いが、なんといってもイワナの骨酒は最高である。
名前の通り骨までしっかり火が通り、香ばしく焼けたイワナに注ぐ熱燗が得も言われぬ味を出す。鯛酒は身が厚すぎ、ふぐのヒレには骨はない。
色んな所で骨酒を味わったが、今のところここのが最高だと思う。今から40年以上前来た頃はイワナも不揃いでもう少し大きかったような気がするが、今や養殖のイワナらしく同じサイズで揃っている。
それに串を打ち、囲炉裏脇に串を立て火に当てる。30分近く強火の遠火で炙るので中までしっかり焼ける。串を外し熱燗を注ぐ。酒が中までじんわりと滲みイワナの旨味が溶け出す。囲炉裏の火でじっくり焼くのが嘉門次小屋の味の秘訣のような気がする。
鯛酒は皮の焦げ目、ひれ酒はヒレの焦げ目から旨味が出ているようだ。骨酒はやはり骨までしっかり焼けてないといい味はでないと思う。従って器に入っている岩魚は味が抜けていて旨くない。一方しみでた酒は、時間をじっくりかけた旨さに溢れ、ちょっと甘目の酒によく合う。ここならではの味わいだ。
やっぱりここの骨酒は日本一だ。
当然,注ぎ酒も楽しみたかったが、昼間の事ゆえグッとこらえて小屋を後にした。
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