権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

今週の出来事

2024-08-09 19:55:35 | 日記・エッセイ・コラム

今週(8/5~8/9)は何やかやの一週間だった。
TVをつければ「パリ五輪」で何やかや、兵庫県ではやらかし知事で何やかや、山形日帰り出張やらお誕生記念会食やらでの何やかや。
さて仕事での山形日帰りは結構なドラマがあって次の様な次第。
・7/26の予定が7/25夜の大雨で新幹線不通のため中止
・7/26の午後に電話でのシステム移行の説明と操作支援を試みたが、会話が成立せずに断念。
・8/6(火曜)に再設定して山形新幹線の途中まで開通(正:東京⇒庄内、暫:東京⇒大石田)
 と言うことながら朝東京駅で駅員さんが「途中までしか行きません」、
 「こちら(目的地)は大丈夫でしょうか」、「ここは多分大石田の先なので振替輸送になります」
 「え~!」、「あ、今調べたら大丈夫です問題有りません」、「ああ良かった」
・仕事は早々切り上げて、この地の観光スポットに案内してもらい、いつか本物の物見遊山をしたいと。

1枚目、2枚目の画像は修験寺が林立しているところを対岸から見たのも、3枚目は反対側でとがった山が乱立している風景。
(イメージ的には身延山みたいな感じ)

そして水曜はお誕生会の焼き肉会食。
このお店は肉質と味は最高なんだけれどもサービスは最悪(というのも夫婦で切り盛りしているため、明らかな人出不足)

最初の焼き始めと〆のクッパ(シェアード・バイ・三人)

そして週末は西伊豆へ。
ゴーヤが鈴なりなのは良いけれど水不足で生育が悪い様で。
(夕餉はゴーヤ・チャンプルを作ってふるまった。)


おまけ
【再現】NNNきょうの出来事 OP(1979年 Ver.)

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「日本の一番ながい日」

2024-08-04 19:32:07 | 映画

またまたこんな季節がやってきた、もはやこの季節のマイ風物詩の様な「日本の一番ながい日」鑑賞。
昨年の8月にも見ていた。
何回みても良いものは良いし、毎回見るたびの新しい感動を味わえる、今回は編集の見事さに感心。

〔内容〕
 広島と長崎への原爆投下やソ連の参戦など、日本の敗戦が決定的となった昭和二十年八月、特別御前会議でポツダム宣言の受諾が正式に決定した。だが終戦に反対する陸軍将校たちはクーデターを計画、一方、終戦処理を進める政府は天皇陛下による玉音放送を閣議決定する。終戦反対派は各部隊ごとにバラバラに行動を開始、やがて終戦を受け入れようとする近衛師団:師団長を射殺したり、玉音放送を中止すべく録音物を奪取しようとするなど、その行動が徐々にエスカレートしていく。
(出典:全洋画オンライン)


この映画の畑中少佐(陸軍省軍事課員:黒沢年男)と椎崎中佐(陸軍省軍事課員:)の狂気は凄い!、それと高橋悦史は名優だなぁと感心。

8月中旬までは、岡本喜八監督の特集をしているのでまたぞろ繰り出そうかと思っている。やはり戦中派の人達はあの戦争の描き方が見事。
もし2015年版のを見て感動した人たちは、是非こちらで本物を知って欲しい、比較にならないことに驚くと思う。
ちなみに上映まじかの空席状況。(毎年上映していてもこれだけ集まるのはやはり傑作という事かも)

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「かわず亭みなみ落語会」@両国

2024-08-03 17:25:45 | 演芸

Xで紹介のあった「かわず亭みなみ落語会」に行って来た。
女流落語家でどんなものかと迷いもあったが、やはり生の語りはすばらしい。

前座:立川生ぼう
   前座さんは真福寺の落語会でもおなじみの人、今回は「牛ほめ」で先ずは場内の緊張を解きほぐしてくれた(と、思う)
雲水師:遊山舟
    上方噺で、橋の上で夕涼みしながら金持ちの舟遊びを揶揄するといった内容。
    でも今回は下に振った枕が結構面白くて、これはやはり生でないと、、、、
坂本頼光(活動弁士)
   大正時代に作られた無声映画「石川五右衛門の法事」を投影された映像に合わせて語る、昔ながらの無声映画の再現。
   これが面白い、とりわけ映画に興味を持つ身としてはこんな芸があるんだ、今ならではの芸と深く納得。
   一応、枕でいろいろと語ってくれたが、場内を暗くしてからは昔の無声映画に興じたひと時だった。
   (どれくらいの時間かは全く分からない、その位面白かった)
かわず亭みなみ:死神
   どんな話ぶりか全く予備知識無しで聞いたらこれが良かった、それほど分かる訳では無いが上手いんじゃないかと。
   表情やら話芸ぶりとかに関心した、高座に上がった姿や語りの顔等々が実に綺麗、真福寺の落語会にもこんな噺家が欲しい。

なお最後の抽選会で11月の落語会の招待券が当たった、是非いかなくちゃぁ~と。
最初の画像は開演30分前の風景、次のが手作りの招待券。   


そもそも落語を生で聞くなぞと言う洒落た事は21世紀も5/1過ぎた辺りまでまったく縁がなかった。
それまではTVのチョコット芸の落語(日本の話芸などをチョコットという表現は大変に失礼だと思うが)とかユーチューブの公開された内容とかで楽しんでいた。 (興津要の古典落語をまとめた本なんかも愛読書だった、と言うかこれで知った話も多い)
まぁ年も年だし贔屓の噺家の2~3人も居ても良いかなと思うこの頃で、この人も候補かも。
そう言えばその昔「落語娘」なる邦画があってこれが滅法面白かった記憶がある、そして朝ドラの「チリトテチン」も良かった。

〔おまけの動画〕
落語「中村仲蔵」かはづ亭みなみ

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今週末は楽しいぞ!(ご報告)

2024-08-01 23:32:06 | 日記・エッセイ・コラム

久々に土曜と日曜の両方の予定が埋まった、嬉しい限りです。

さて土曜;
かわず亭みなみ落語会」に行きます。
贔屓の立川雲水師のX上での紹介でしりましたが、まぁ間違いの無いことでしょう。
どこへ出しても恥ずかしくない高齢者の一人としてもう2~3人贔屓を増やしても良いかな、などと。
因みに今の贔屓は真福寺の落語会で御目文字した立川雲水師、立川ざんば師、立川談幸師、立川志遊師。
なによりTVの安っぽい演芸番組なんかに縁のない所が大好きです。


そして日曜;
岡本喜八監督の「日本のいちばん長い日」を観に映画館に行きます。
この映画は多分TV放映を含めれば10回は観ていると思うが未だに楽しめる、超一級の(季節の)邦画で、本当にワクワクします。

日本のいちばん長い日(1967年版)予告編

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夏休みの工作(ちょっと早いけど)

2024-07-28 16:04:56 | DIY

我が家には60年以上前に製作された艦船模型があって、数年前にガラスケースを処分して以来埃まみれで玄関に置かれていた。
何とかアクリル・ショーケースをと探してみたが適当なのが無くて、オーバーサイズならば2万円以上を覚悟しなければならない事が判明。
それやこれや思案しているうちにネットでアクリル板の販売(指定サイズで加工:それもリーズブルな価格)を知り一発奮起。
先週は板材を手配し、昨日から加工組立、本日は塗装、そしてアクリル板取り付けといった段取りで何とか完成した。



この船は氷川丸だと思われるが荷揚げクレーンが多いので?結局詳細は不明、製作者は祖父の甥(=母のいとこ)ということで多分新築祝いなのかも知れない。
いまさら親族に返したところで迷惑だろうから我が家の家宝としてこのまま残すことにした。
 
なお要した材料費は板材約3,000円、アクリル板(300×850、200×850 &送料)計5000円、総計8000円ということで結構手軽に済ますことが出来た。
次は航空機を格納するケースでもと考えている。

 

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「警部ジョージ・ジェントリー」

2024-07-28 09:21:55 | テレビ番組

今度も英国本格ミステリーで、主役が冴えないおっさんで敏腕という所は「刑事・フォイル」に似ている。
前回紹介した「コリン・サットン事件簿」よりは物語の面白さがある、リアルさには欠けるかも。
時代は1960年代の英国の地方都市、でその地方警察に出向いた警部が生意気な若造刑事を鍛えながら事件を解決に導くといった感じ。
なお今回は警察内部が裏世界とつながっている疑惑から、主人公が孤軍奮闘するところも恰好良い。
アマプラ・ビデオ様々。



〔内容〕
冒頭、主人公の奥さんがひき逃げに会うシーンではじまり、失意の主人公(ジョージ・ジェントリー)は退職(ロンドン警視庁)を決意する。
最後の仕事として地方で起きた殺人事件の捜査を願い出て、そこの捜査主任として若い刑事(バッカス)と共に操作を進めることとなった。
実はこの殺人事件にはかつて追跡していた殺人犯が絡んでいると信じていて、段々と凶悪な殺人犯を絞り込んでいくこととなる。

黒澤明の「野良犬」風に若い刑事とベテラン刑事の組み合わせなんだけれども、三船敏郎扮する刑事よりもこちらの「バッカス」刑事は無分別で誤った正義を振りかざすトンデモ人物で、そこが沈着冷静な主人公との対比で面白い。
なおこの主人公「ジョージ・ジェントリー」を演じる役者は英国では名優らしいし、この物語の原作もあちらでは結構なベストセラーらしい。

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「コリン・サットン事件簿」また夜更かし

2024-07-22 15:37:28 | テレビ番組

「ロンドン警視庁 コリン・サットン事件簿」、これがまた地味でリアルな捜査物で、英国風のミステリーってのはこんなのが多い様な気がする。
45分/話で3話で一段落するから夜更かし度合いもそれほどではない。

〔内容〕
若い女性が夜の公園内で殺害され、その捜査指揮をまかされたコリン・サットンが犯人を徐々に絞り込んで行く。そしてそれは過去の未解決事件につながる連続殺人犯の仕業であることが判明し逮捕に至る。
しかしながら決定的な物的証拠に欠けるために起訴に至るまで難航することとる、、、

この主人公が地味でどこにも居そうなおっさん、何となく頑固で仕事一途な面が日本人好みで親近感が湧く。
捜査物というのは追いかける刑事の人間性やら犯人の人格やら社会情勢やらで様々なパターンのドラマ化がされているが、リアルになればなるほど地味になるようではある。
このドラマで連想したのは、黒澤明の「天国と地獄」で警察のチームが横浜の繁華街をうろつく犯人を追跡するシーン、事実はこんなものだろうと思う。

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「DEP:重大事故捜査班」三部作

2024-07-18 13:21:32 | テレビ番組

アマプラ公開の「ÐEP:重大事故捜査班」の三部作を漸く見終えた、1シーズン/晩で結局3日間の寝不足。
(尤も夜早く寝てとびっきりの早朝に覚醒するのと、夜更かしして寝坊するのと睡眠時間は対して変わらないが)
何気なく見始めたら次から次へと局面が変わってかつての「24」みたいな乗りで付き合ってしまった。
第1シーズンが航空機事故、第2シーズンが高速列車事故、第3シーズンが大型旅客船と、それにグランドホテル形式の群像劇と大掛かりな陰謀劇まで織り込んでいるから、結構忙しいドラマではある。
また45分/話で6話/シーズンなので一機観には手ごろな尺かも。

〔あらすじ:航空機編〕
 乗員乗客256人を乗せた旅客機BGA716便が大西洋上でこつ然と姿を消す。TSIB(運輸安全調査局)の事故調査官ケンドラ率いるチームは、あらゆるデータを分析して機体の位置を探り当て、奇跡的に1名の生存者を発見。調査チームは海底に沈んだ機体からのブラックボックス回収を目指すが難航。一方で、機長が自殺をほのめかしていたこと、死んだはずのテロリストが偽名で搭乗していたことなど、次々に新事実が明らかになる。

〔あらすじ:高速列車編〕
 カナダのトロントから米国シカゴを目指していた完全自動運転の高速列車アポロが脱線事故を起こし、乗員乗客60名以上が犠牲になる。ケンドラは米国のFTSA(連邦運輸安全局)の要請を受け、主任調査官としてチームを率いるが、事故直後にアポロから逃亡した移送者がいたことからFBIに指揮権を握られてしまう。ケンドラたちは事故直前にブレーキが作動しなくなったことを知るが、異常発生の原因は不明。

〔あらすじ:旅客船編〕
カナダのニューファンドランド島沖で、乗員乗客493名を乗せた米国籍の旅客船クイーン・オブ・ナローズ号が沈没。ケンドラ率いるFTSA(連邦運輸安全局)のチームが事故調査にあたる。ケンドラは救助要請から約32分という異常なスピードで沈没したことに違和感を覚える。そんななか、解雇された元船員が乗船しナローズ号に関するあやしげなウェブサイトを作成していたことから容疑者とされる。一方でケンドラは、ナローズ号の所有会社や同船の販売元である英国の企業に過失がなかったかを調査する。

(以上番組HPより)


シーズンを重ねる毎に人間ドラマの部分が良く仕上がっていて、全世界でのヒットも何となく理解できる。
シーズン1と2は重鎮クリストファー・プラマーが恰好良い役で出ている、ただ一人知っている役者。

なお昔夢中になって明日は遅刻と決め込んで夜なべしたのは「人間の条件」と「ルーツ」の最終巻、「ゲームの達人」くらいだったか、昔はそれほど読書に夢中になれた。

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「ゴヤの名画と優しい泥棒」

2024-07-15 20:40:09 | 映画

何気なく観たらこれが面白かった。
ほとんど記憶が無いけれども、1960年代に「ゴヤ」の名画が盗難にあった事件をベースにしている。
この主人公は社会活動家なんだけれども自分の生活すらままならない、そんな主人公が話題となっているゴヤの名画を盗難してしまった事から発展する喜劇。
社会風刺のきいたコメディとしてなかなか面白い、とりわけクライマックスの法廷シーンは傑作。

〔内容〕
 1961年、イギリス。60歳のケンプトン・バントンは理想主義で楽天家。その性格ゆえかなかなか仕事が長続きせず、家計はもっぱら妻ドロシーの稼ぎに頼っていた。
にもかかわらず、ケンプトンは孤独な高齢者のために公共放送(BBC)の受信料無料化を求める活動に熱心に取り組んでいた。そんな中、イギリスが誇る美術館“ロンドン・ナショナル・ギャラリー”からゴヤ作“ウェリントン公爵の肖像”が盗まれる前代未聞の大事件が発生する。
なんと盗んだのはケンプトンで彼は名画を人質に、高齢者の受信料を無料にするよう政府に要求するのだったが…。
(出典:全洋画オンライン)



良く出来た奥さんを演じていたのは「ヘレン・ミレン」だった、ただ一人知っている役者。 

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「9から始まる奇妙な物語」

2024-07-14 17:39:38 | テレビ番組

BBC制作のオムニバス12話(シーズン1,シーズン2)で妙に取りつきにくいながら、最後まで行くと結構ワクワクした。
毎回ドラマの造り(状況、展開、落ち、ブラック・ユーモア度)が異なっていて、これを書いたライターさんに一票投じたい位。
そして昔夢中になった「トワイライト・ゾーン」を彷彿させるドラマ。
(と言ってもリアルタイムでは無くてレーザ・ディスク時代にこつこつと収集した)
ともかくいろいろなエピソードが満載なので、飽きずにたのしめた、お気に入りのを2点ほど。

「トムとジェリー」
作家志望の小学校教師トム(リース)の元に、ホームレスのミグ(スティーヴ)が落とした財布を届けにくる。
嫌々ながらもミグを部屋に招き入れるトム、が段々とミグを親密になってゆき怠惰な性格が乗り移ってゆく。
そしてそれから恋人ジェリーとの関係や周囲との関係もおかしくなり始める。
これがいかにも「トワイライト・ゾーン」的な作風で落ちも凄い。


「最後の息」
有名なポップ・スターが病床の少女の見舞いにとある家庭を訪れる。
そして少女のために風船を膨らました後に急死する。残った大人たちは有名人の最後の息がはいった風船が高値で売れとと考えて奪い合いのドタバタ劇を演ずることとなった。
この物語の最後はある種の清々しさがあって他の作品とは一線を画する。


他にも紹介したいエピソードはあるがキリが無いので。
今回はアマプラでシーズン2まで観たが、これは5シーズン位まであるそうなので機会があれば是非とも見ようかなどと。

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