権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

2009-02-28 17:40:47 | 日記・エッセイ・コラム

ヒチコックの「鳥」、初めて見た時はかなりびっくりした、後、彼の映画の中では大した事が無いと分かり記憶にだけ留める存在となっている。

Sanso01Sanso02週末を横浜で過ごそうとしたが、昨日の雨雪でこの地に留まることになり少々がっかりしてたら、昼食会に招待された。
行き先は九段では無く件の山荘。雪が少々残り、作りかけの丸太小屋も少し造作が追加されていて、春を待つかの様な風情となっていた。
,
  昼食会のメニューは「鳥の丸焼き」。
最初、燻製にして全体に香りを付ける。
Chikin01 Chikin02 当然ながら既に、お席亭によって塩やら何やかやの香辛料がたっぷりと振りかけられて、入念な下ごしらえを済ませてあった。
で、これを燻製器で燻すこと約1時間。
その後、オーブン(ダッチ・オーブンとか言うらしい)で炭火であぶって約1時間。
ご覧の様な見事な丸焼きが出来た。
Chikin03 Chikin04 Chikin05 中身の焼き具合が心配なので、かち割ってストーブの炭火で炙って完成したのが最後の写真。
これは旨い、いや旨かった。


,Omake01
最後は鹿肉の炙りのサンドイッチ。
これも旨いが鳥でお腹一杯なので、これは非常用に保存しようかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奇人たちの晩餐会

2009-02-28 08:12:46 | 日記・エッセイ・コラム

一昨日の夜、家族に見捨てられた親父三人で”名も無く貧しく美しく”晩餐。
あいにくと最後では無いので、表題の如く、「奇人たちの晩餐会」。
Dinner01 Dinner02 Dinner03 Dinner04 ,
,
,
,
,
,

最初のお椀は、野菜を適当に入れて醤油と酒と出汁で適当に味付けして、柚子のトッピング。
このトッピングで分かった事、適当に薄味にしておけば間違い無く食える物が出来るということ。
次は豚バラを4日ほど塩にしたのをフライパンで焼いた物。燻製ではないけど、如何にも体に毒といった風情で、それゆえに旨かった。 
最後のはマグロの干物。マグロというのは刺身で食べても、光物の様な切れ味や白身の上品さは無く何とも中途半端で、こんなのを珍重したがる世間の舌が理解出来ない。
でも、干物にすると別物で、少々塩加減がきつかったがそれなりに旨かった。
こんなのを、家族に見捨てられた男たちが狭い台所でウロウロしながら準備する様は結構絵になり面白い。

表題の「奇人たちの晩餐会」はフランスの小品的な皮肉満載のコメディで、入手出来れば一見をお勧め。
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=159321

ところで晩餐をテーマにしたミステリで、「黒後家蜘蛛の会」と言う傑作短編推理集もあり、これもお勧め。
原作はわれらが”アイザック・アシモフ”氏で、これだけでも読む(残念ながら"見る"では無く)価値有り。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする