お席亭と二人で飯盛山に連れ立つ。
清里駅から2時間位で登頂可能な山らしいとのことで、今年の「登り初め」として決定。
結論から言えば「すばらしい山」、トレッキングの真骨頂みたいな所、ともかく360度のパノラマは筆舌しがたい。
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天候にも恵まれて、北面は雪山のごとく厚い雪を踏んで登る。途中で野辺山の展望台(シンボルともいえる40Mのパラボラ)と八ヶ岳を一望。
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三脚と望遠レンズを持っていったのは大正解だった今度は牛が寝そべってる春たけなわの頃に来ようかなどと思う。
「きんかんやま」と読みます、子供の頃は「キンカンサン」と読んでた記憶がある。
伊豆の北面に対峙した標高816mの山で、駿河湾と富士山を見るにはこの季節が良いだろうと、実家の墓参りのついでに寄る。,
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駐車場から徒歩20分位で頂上、ただし真っ当に下から登れば2時間は掛かりそう。遭難しても2~3日はサバイバル出来そうな結構ないでたちの人達を掻き分けて、強い風に吹かれて頂上に立つ。
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5枚目の入り江は戸田(へだ)でかつては田方郡戸田村(何とも風情のある名前)で今は沼津市戸田。
ここら辺の地名は「伊豆市」だとか「伊豆の国市」とかが隣り合っていて道標がまるで役に立たない。町村合併による命名のセンスの無さがここにもあった。
でもまるで箱庭の様な美しさ、「宝石の様な景観」だと勝手に思わせて下さいな。
因みに実家の墓地からの富士もなかなか物。
フードを落したショックから道中はコンパクトで撮影。
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ピントのシャープさなぞは一眼レフに到底かなわないけれどもブログ写真の解像度ならば充分。
写す楽しさは全然無いけれども実用的なのは確かで、こんな芸当もある。。
頂上から15分程度手前の所のパノラマ動画→ 「avi1120.AVI」をダウンロード
最も最近の一眼レフはHD動画も撮影出来る様だけども。
最初の写真がこの山の魅力を最も表現していると思う、これの実物はまっこと素晴らしかった。
今年は 9月4日:大菩薩峠 (何となく登ってしまったのが、、、)
10月2日:金ヶ岳と茅ヶ岳
10月17日:瑞牆山(みずがきやま)
11月13日:茅ヶ岳と金ヶ岳(異ルート)
11月20日:金峰山(きんぷさん)
(今年は)これで打ち止め。(の予定)
金峰山(きんぷさん)に行く、とうとう2500m超えを達成。
朝8:17分に登山口に立つ、頂上着13:00、下山完了17:00、でコースは「みずがき山荘」→「富士見平」→「金峰山」。
帰りも同じコース。
結論から言えば「素晴らしい山」これに尽きる、頂上から20分前くらいから圧巻の景色が続く。
4時間も登るのはシンドイけれどもお釣りが来るくらいの素晴らしさ。
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一眼レフは途中で撮影するのに面倒くさい、今回はレンズフードを落して崖を転がって回収不能。
やはりコンパクトの方が便利、手軽。
おまけに今回の一眼撮影は一部露出を補正したからワヤになってしまった、生兵法は怪我の元。
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たまたま下山でご一緒した5人組み、神奈川県から来たとのことで妙に親近感を覚えて同道下山。
連れがいるのも良いもんで、本日の歩行距離約11km。
そうそう帰りの道路で立派な牡鹿と遭遇して”にらめっこ”をして勝った。
さてオリンパス一眼の筆下ろしということで茅ヶ岳に登った。
「刷り込み」というのがあって、最初に取る写真がくだらないと以後そんな写真しか撮れなくなる様な気がする。
今回は一眼を持って耐寒装備を持ったので大分重い荷物になった、加えて登山口が「尾根道登山道」で茅ヶ岳の頂上目指してひたすら登る、登る、で結構なキツサ。
結局、「ふれあいの里」07:40→「茅ヶ岳登山口」08:50→「茅ヶ岳頂上1704m」10:50→「金ヶ岳頂上1773m」12:00
下山12:30→14:00 くたびれた。
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写真の左上隅の陰は広角撮影でフードが写りこんだもので明らかな失敗、これも経験。
頂上パノラマは動画の方が、、、
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下山は紅葉だか黄葉の中をくだびれた体でぐずぐずと、、、
こんな風に→ 「DSCF2929.AVI」をダウンロード
黒部へと誘われた、それもキャンプ。
この時期の黒部は紅葉がすごいらしいとのこと、朝4:30AMに自宅にお迎えが来る。
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途中でキノコ狩などをしながらボチボチと奥に歩く、ひたすら重い荷を背負って徳川家康の如く歩く。これは天然のナメコ、夕飯で食すのだが筆舌しがたい旨さ、香やら味やらが栽培物の倍は強い。
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,奥では釣り人が、、、、、そしてこんな岩魚が、、、
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さて、夕飯。
岩魚はなぜか捌かれて刺身と塩焼きに。 この刺身は上等の鯛のそれの様な甘みが有り、海の魚に慣れ親しんでいるこの舌をびっくりさせるほどの旨さ。
日はすぐに落ちて、焚き火で暖を取る、寒く長い夜が始まる。
こんな時でも中日-巨人のCS第4戦の経過をiモードでチェック、そして勝を確認。
夜10時頃にテントに3人で就寝、午前2時に全員が何故か起きて焚き火の回りでコーヒーを沸かして飲む。
この時のコーヒーの味は格別、名も無きインスタントコーヒがこれほど旨いとは。
そして朝、天気は曇り。
朝はテントの周りの風景を。
流木が彫刻の如し。
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荷物を撤収して帰路に着く。トロリーバスの乗り場まで90分の徒歩。荷は少しは軽くなったが。
漢字で書くと「瑞牆山」、とても読めない。 かつてこんな絵を見せられて是非この山に行きたいと思っていた。
漸くその機会が来た。
まさしくこの山は「異形の山」、奇岩のオンパレードで、UP-DOWNが多くきつい。
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こんな山の頂を目指してトボトボと歩き始める。 8:45に登頂開始し、11:30頃到着。 しんどかった。
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だいぶきついので、さすがに老の男女はあちこちで休み休み、と、「お兄さんコンキカケー、コンキカケー」と呼びかけれられた。振り向けば厚化粧の昔のお嬢さん、「え?」と言えば、鶏の鳴きまねでも中国語でも無く、「根気あるねぇ?」と言う意味と納得。「お兄さん」の呼びかけは嬉しいけれども複雑な心境。
頂上は見事な奇岩の塊、混んでいること混んでいること。 ここの頂上は見晴らしが真っこと素晴らしい。
足がすくむ思いで撮影し、適当に昼食を取って下山。
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しんどい思いをしただけあって帰りの温泉は最高、因みにこの温泉は「増富の湯」といって、普段も愛用しているフェバライト・スパ。
なお今回のコースは、瑞牆山荘→富士見平→瑞牆山→不動の滝→自然公園→瑞牆山荘。
昨日の中日セリーグ優勝を記念して、茅ケ岳を登ろうと思いついた。
先日買ったキャラバン・シューズとザックTRIM25のお試しを兼ねて。
30年程前にもキャラバン・シューズを買って愛用していたが、30年の進歩は目を見張るものがある。
足にはフィットして剛性感有り、グリップは良し、おまけにぬかるみフリーのゴアテックス。良いものをこうた。
登山道入り口から金ケ岳頂上までは約2時間30分で、結構きつい。見晴らしは悪い。
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頂上から300m(高さ)で携帯に知人から着信が入るも電波状態はやや悪。
地上波だからしょうがないか、ドコモに文句言っても。
金ケ岳からUP-DOWNを繰り返して茅ケ岳へ、約1時間「ゼイゼイ」で何とかたどり着く。そしてもと来た道を引き返すのは面白くないので、別の登山口を目指して下山。
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深田久弥さんとか言うこの世界の有名人の終焉記念碑、ここで息絶えたなら本望だろうと思う。
登山家なんてのは堅気の家業じゃないから、布団よりこちらの方が相応しいと思う。
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茅ケ岳登山道入り口にたどり着いてから、結局駐車場(金ケ岳登山道)まで1時間20分位歩いて終わり。
下界から見たら悔しいことに頂上は快晴、地の利はあったが時を利が無い、と言うことかいな。
歩いた距離概ね15Kmでツーリングの走行距離の1/20。 明日の筋肉痛が不安。
中里介山と言う人がこのタイトルの大河小説を書いて広く知られている。 読んだことは無いけれども、市川雷蔵と机龍之介(主人公)は何となく記憶に残っている。
(調べてみると市川雷蔵ではなくて大河内伝次郎、記憶違いかも知れない)
ツーリングのつもりで麓まで行ったら、チョイと散歩したくなり、グズグズと軽装で登り始める。
途中で適当に引き返そうと思っていたら、、、、、、
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結局、大菩薩峠~犀の河原~雷岩と縦走をしちまった、水も弁当も無しで。
今度はそこそこの装備を持って来ようかなどと思う位、爽快だった。(息はゼイゼイしたけれども)
さて、”峠”は時代小説のネタとして結構多く使われていて、大好きな笹沢佐保の「中山峠の地獄を見た」「見返り峠の落日」「暮坂峠を疾走」、この後あの「木枯らし紋次郎」に続く。司馬遼太郎の「峠」。
「平家物語」では倶利伽羅峠での木曽義仲の火牛の計、筒井順慶の「洞ケ峠」(今でも日和見="勝ち馬見極め"の例えで使われている)。これも広義の時代物で吉永小百合の「ああ野麦峠」なんてのもあった。