HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

彼に流れるグレイトブリテンのblood

2007年01月18日 | 洋楽
もう15万枚を日本国内で売ったマイケミカルロマンス。今日、本屋さんで見たオリコンのチャートでいまだ21位に彼らのアルバムはあった。ELLEGARDENも32位。おそらく彼らはなかなか100位の外には出ないだろうね。ELLEGARDENなんか昔のアルバムもコンスタントに売れ続けているんだから。

最近わかってなるほどと思ったことがある。ボーカルのジェラルドとベースのマイキーの両親は父親がスコットランド系アメリカ人で母親がイタリア系アメリカ人ということで、彼らにはUKの血が流れていたんだ。だから、イギリスのバンドのクイーンやビートルズやピンクフロイドに血が騒いだのかもしれない。

ときどき買うイギリスのロック雑誌『ROCK SOUND』の年間の読者人気投票の結果がでた。ベストアルバムの一位が『THE BLACK PARADE』、ベストインターナショナルバンドの一位はマイケミカルロマンス、ベストビデオ一位は『Welcome To The Black Parade』日本語に訳すと「この一年でもっとも霊感をもたらした男性ボーカル」とでもいうのかそういうタイトルの男性ボーカル一位がジェラルド・ウエイ。ベストシングル一位『Welcome To The Black Parade』ベストカバーアート(ジャケットデザイン)一位『The Black Parade』あとGimp of the Yearというのがあるんだけど、これはどういう訳しかたをするのかな?「一年で一番不自由だった人」?ってことなのかな。これの一位もジェラルド。ライブアクトは2位など他にも一位のがいくつかあって、最後に2007年もこの人気が続いていくバンドはマイケミカルロマンスだとしめくくっていた。

総なめって感じだ。ただし、この雑誌はロックな雑誌なのでポップなミュージシャンは入っていないので、あしからず。


とにかく、今世界中でマイケミカルロマンスが大躍進して、すごい状態になっているということがわかる。


ただ、先週大阪でちらっと見た素顔のジェラルドの顔がどこか疲れているように見えて、それがすごく気になった。まるでイタリアの大理石の彫刻のように白く透き通るような肌。血管も透けてみえそうな・・・とても美しく、でもどこか悩みを抱えている青年だった。

ステージではキラキラだったのと対照的に・・・
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昨日の日記の中で

2007年01月17日 | 音楽・映画・本
読み手に誤解を受けてしまいそうなカラオケのくだりがありますが、私自身カラオケにも行くことあるし、それはそれで楽しい時間でもあるので、カラオケ自体を悪く言うつもりはまったくなく、誤解しないで下さいね。

あそこに書いたのはジャンボカラオケというでっかいカラオケ屋さんに大好きな本屋さんが変わってしまったことに対する個人的な悲しみによる八つ当たり的な戯言に過ぎません。ゆえに読み流して下さいね。


言葉を選択するというのは本当に難しいですね。

もし、気分を害された方がいらしたら、ごめんなさい。
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本屋さんという存在

2007年01月16日 | 音楽・映画・本
会社帰りに電車の時間調整のためによく本屋さんに行く。京都駅周辺には結構本屋さんがあって、その日の待ち時間の具合で行く本屋さんが変わる。

でも、残念なことに2月で京都近鉄プラッツが閉店するので、あそこに入っている旭屋書店は無くなってしまう・・・どこかに移動するのかな?

私の京都で一番好きだった丸善書店は一昨年に閉店して、今はジャンカラに変わってしまっている。確かに私は音楽が好きだ。でも、なぜかあのカラオケの雰囲気に馴染めない。あの存在の軽さというのだろうか、どうしても音楽が吐き捨てられてしまう場所のような印象を受ける。

もちろん、実際に歌えば楽しいところだろう。わかっているんだ。おもいっきり歌えるところだし、いろんな歌が唄えてしまう。

まだ10代の前半、今みたいにカラオケショップがほとんど無くて、私は自分でカラオケを作っていた。中学に入って、「英語をしっかり勉強したいから」と親を騙し(笑)、実際はFMを聞くのとカラオケを作るために4トラックのある、結構すごいラジカセを買ってもらったんだ。今はきっとそういうのはあまり流通していないと思うけど、当時なぜかあった。

4トラックは結構すごい。音を重ねて、まるで自分がミュージシャンになったような気分にさせてくれる。自分の歌を演奏に重ねていろいろ作ったものだ。


そんなやつなのに、今のカラオケにどうして馴染めないのだろう?

なんていうのかな「カラオケで歌うのにいい曲」っていう風なところからヒットするのが今いち好きじゃないんだろうね。

もちろん、素敵に唄えたらいいし、実際本物のミュージシャンも家では大きな声で唄えないから、カラオケ屋さんを利用するそう。スタジオより手軽で安いかららしい。


そうなんだと感心しつつ、今年は心を入れ替えて、カラオケシンガーへと変わってみようか(笑)


話がそれてしまった・・・

そう本屋さんの話だ。


最近、再び村上春樹の本というか彼に関するものが店頭によく並んでいる。そして、初めてのなんとかというのに、村上春樹の本とかよしもとばななの本とか出ていた。これはセレクトされた短編を選んで本にしたものだけど、結構興味ある。きっと買うんだろうな・・・って思う。特に、実際は持っている話もあるんだけど、よしもとばななのは読みたい。

本屋さんに寄る割にはそう本は買わない。なぜなら、読む時間があまりないからだ。音楽聴きながら本を読むのは難しいからね。

でも、いろんな本のタイトルを見るのが好きだ。あるいはそれをお薦めする人のコメント。結構おもしろい。

そういう短い言葉を見ているといろんなイメージが不思議と沸いて来るんだよね。人の考えたタイトルで勝手に自分のストーリーを組み立ててしまうという、いけない人が私だ。きっとその本を読んだら、私の思うストーリーとは違うんだろう。だから、読みたくないなって思うこともある。

私は大崎善生が今お気に入りで、彼は結構村上春樹と比べられる。ちょっと空気感が似ているんだね。ただ、彼の本を電車の中で読むのは難しい。というのはなぜか、主人公の職業はAV関係だったりするわけで、そういうシーンはたくさん出てはこないんだけど、見開き1ページに赤面してしまうような言葉が並んでいることがあり、それを読んでいるのを隣にいるおっちゃんとかに見られたら「こいつこんなのが好きなんか~」って変な目で見られそうなんだ。全体の話の流れからはちっとも不自然でないし、興味本位で書かれたものではなく、この部分は部分で哲学が潜んでいたりする。ゆえに、そういうシーンがあるからと彼を嫌いにはならない。

女性では恩田睦が好きだ。『ライオンハート』は奇想天外ではあるけれど、ジーンとくる。是非読んでほしいな・・・時を超える恋愛の行方を。


そうそう、私の好きなバンドMY VITRIOLもMY CHEMICAL ROMANCEも本のタイトルから取った名前なんだ。本というものが音楽と繋がっている証拠だよね。


今日もやっぱり本屋さんに行ってタイトルをいろいろ見てきた。

「アヒルと鴨のコインロッカー」というのが印象に残ったタイトルだ。

一体どんな話なんだろう?







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首が痛い

2007年01月15日 | 洋楽
昨日、いやもう一昨日になるんですね。マイケミカルロマンスのライブ。ライブ後帰宅すると肩やら腕やら首やら身体のあちこちが痛いな~って思っていて、次の日起きれなかったらどうしようと思っていましたが、一応ちゃんと起きれました。

しかし、スポーツした後のようにあちこちが痛い。また知らぬ間の打ち身とかもあり、やっぱりすごかったな~って改めて思うわけです。

この年でまだあのようなライブに燃えられる自分っていう人間が不思議です。おそらく、あのようなライブが好きな人は激しい性格の人なのかもしれません。そして、年を重ねても相変わらずあのようなライブに行ってしまう私のような人はかなり激しい性格なのかもしれないなあとふと思ってしまいました。

私が買ったTシャツは黒バラの描かれた女性サイズのみのTシャツで表は黒バラと真紅のリボンが描かれ、背中には赤い文字でMY CHEMICAL ROMANCEと書かれています。なかなかいい感じです。

ライブの時にジェラルドのマイクスタンドには黒いバラが巻き付いておりました。なんかふと昔のMUSEを思い出しました。彼らは赤いバラをつけてました。そういえばサマーソニックで彼らを同じステージで見たなって。


なんか昨日のことが夢のようです。2Mも離れていない場所で見た彼ら・・・

そうそうベースのマイキーはMISFITSの骸骨柄というのかの靴を履いてました。本当に彼らは好きなんですね。ミスフィッツが・・・

ジェラルドは「大阪は世界中で一番好きな街だ」なんて言ってましたが、東京でも言っているのかな~やっぱり(笑)そして、彼は本当に日本に住む気はあるんだろうか・・・と。かなり気に入ってるみたいなので。

でも、なんかサマーソニックよりはMCは少なかったような気がしました。曲は16曲やってくれたと思います。ジェラルドの魂のこもった歌いっぷりにほんとじわ~っと来ましたよ。人に圧迫されながらも(笑)

そういえば、会場でもらったいろんなリーフレットの中にはグッドシャーロットのステッカーが入っていたんです。グッドシャーロットのファンでもある弟子Aはそれにも喜んだわけで。

彼女はグッドシャーロットのビリー・マーチンのファンで、ビリー・マーチンモデルのPRS SEのブラックボディのギターをこよなく愛し大事に弾いています。グリーンのこうもりがネックについているものです。USA限定のもので、手に入れるのに1年近くかかりました。そのギターを今日は昨日もらったマイキーのピックで弾いていたようです。もちろん、耳コピーしたマイケミの曲を。ピックは実際に彼が使っていたのがわかるように先の方が欠けていて、指の圧力でピックのある部分がへこんでいたりするそうで、そこに自分の指をフィットさせて弾くと、まるで魔法がかかったように気持ちよく弦を弾くことができたそうです。指から指への見えない音の伝道なのかもしれませんね。


今日は(正確には昨日)東京で最終日、追加公演を行ったマイケミ。東京の人は本当にいいな~って思います。見るチャンスがいっぱいあるもの。


今の私は彼らに何を望むのか期待するのかというと、一気に世界的にアルバムが評価されて、いろんな状況が変わって、精神的にも肉体的にもまた大変になってきていると思うので、その中で自分を見失わずに、いいライブを何度も日本にやりにきてほしいということです。そして、また新しい音楽やいろんな才能を私たちに届けてほしいということです。

それだけです。でも、それが一番大変なことなのかもしれませんね。


でも、大好きです。マイケミカルロマンスが。メンバー全員が。誰も欠けてはいけません。絶対に・・・
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何から話していいのやら・・・パート2

2007年01月14日 | 洋楽
サマーソニックで見た時、あの野外のでっかいステージで堂々たるライブをやってくれたマイケミカルロマンス。ゆえに今回の場所のIMPホールは「え?」って感じだったけど、ここでは以前、クイーンのギタリストのブライアン・メイがライブをやったことがあるから(私は行ってませんが)そういう意味ではなんか不思議な繋がりがあったのかもしれないね。

ステージの前には「THE BLACK PARADE」って書かれた緞帳がかかっていて、ステージ上はその幕が上がるというのか落ちるというのかするまでは様子がわからないようになってました。まるでこれからお芝居あるいはミュージカルが始まるかのような・・・そんなワクワク感もありました。

始まる前にはいろんな曲がBGMで流れ、すごく昔の曲過ぎて(たぶん60年代の曲)タイトルが思い出せないんですが、でも、結構よく映画とかに使われたりする曲が流れたり(また思い出したら書きます)エルビス・コステロの曲やらレディオヘッドの「クリープ」やらグリーンディの「BASKET CASE」だったりが流れて、そこでもかなりテンションがあがってきました。

そして、会場が暗くなり、緞帳の「THE BLACK PARADE」にライトが当たり、いよいよ始まりが・・・アルバム『THE BLACK PARADE』の最初の曲のイントロが始まると同時に緞帳が落ちて、彼らのステージが登場。

もう、会場は最初からすごい状況に・・・って後ろは見れてませんが。


今回ギターのフランクが急病のために急遽帰国して、その代わりに来日したサポートのギタリストさんはなんか雰囲気がフランクに似ていました。なかなかかっこいい方で、すんなりバンドに溶け込んでいて、しかもギターも上手く、コーラスもちゃんとされていて・・・こんなこと言ったらいけないのかもしれないけど、フランクの状態は来日前からもあまり良くなくて、そのためにだいぶ前からサポートさんは待機していたのかな・・・って感じました。それぐらい、ぴったり合っていたんです。ちなみにギブソンのレスポールでした。


ベースのマイキーは実物は本当に男前で、ずっとクールな感じでした。でも、一度笑顔になったところを見逃してはおりません。ジェラルドは噂どおりに黒髪に戻ってました。しかも短髪なので、後ろから見ると日本人のようで「詰め襟の制服着たら、日本の高校生みたいだな~」なんて思ったり(笑)でも、すごくきれいな顔をしていますね。ドラムのボブはやっぱりボブで(笑)すごく特徴的なんです。でも、前よりよりバンドに溶け込んでましたね。リードギターのレイもやっぱりレイで・・・あのギターは最高です。そして、今回はキーボードさんもいらしてました。

「Welcome to the black parade」の時に会場から大きな歌声が響き、ジェラルドとの大合唱になったときは感動しました。

この新しいアルバムの曲は8割はやってくれたと思います。以前MTVで見たアメリカでのライブよりずっとメンバーの調子がいい感じで、ジェラルドも丁寧にしっかりと歌ってくれました。なんかすごく皆のコンディションがいいっていう感じで、素晴らしかったです。

「CANCER」の時はマイキーはタンバリンを、レイはベースを、そしてサポートギタリストさんはアコギを持って演奏してくれました。なんかしっとりして、じーんときましたね。ジェラルドのせつない歌い方が心を揺らしました。

前のアルバムからももちろんやってくれて、「HELENA」はやっぱりぐっと来ますね。これはやっぱり私とマイケミカルロマンスとの出会いの1曲なので、永遠に彼らのナンバーワンソングに私にはなると思います。

いろいろ書きたいことはあるのですが、今はこれが精一杯です。


彼らに出会えて、その歌を全身で浴びてきたこと生涯忘れないでしょう。


でも、もう次はもっとでかいライブハウスかホールになるでしょうね。
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何から話していいのやら・・・パート1

2007年01月14日 | 洋楽
弟子Aに「今日は今まで生きてきた中で最高の日」と言わしめたライブに行ってきました。

そう、マイケミカルロマンスのライブであります。

場所は大阪ビジネスパークにあるIMPホール。私はそのホールがあるビル自体は大阪城ホールでのライブに来た時に食事するのによく利用していたのですが、ホールは初めてでした。

マイケミがIMPホールっていうのはちょっと意外というかピンと来なかったのですが、おそらく急に決まった来日で他の会場が押さえられなかったのでしょう。

ちなみにマイケミと同じ日に大阪城ホールは「演歌まつり」でそれはそれは御年配の皆様をお運びする観光バスが道に並ぶは並ぶは・・・そのIMPホールの前の道にまでその観光バスが・・・

何せ氷川きよしとかそのへんの人が来て、しかも昼夜の2回公演だったようで、本当は大阪城ホール前の駅で降りる方が近い気がしたのですが、おばちゃんたちに囲まれると恐ろしかったので京橋で降りて、歩いてIMPビルまで行きました。

ふつうなら、開演時間の早くても1時間前ぐらいに行くことが多い私でしたが、このIMPビルにもホールにもロッカーが無いのを知っていたために、近くの地下鉄のロッカーを確保しないとかなり大変なことになるのがわかってたので、早めに現地に到着して、ロッカーを確保したわけです。実際すぐにそこは埋まり、後から来た人は駅の人に必死で近くにどこかロッカーは無いか聞いておりました。

その地下鉄駅のロッカーから上がったところにIMPホールに入る車の出入り口があって、そこに何人か出待ちというのか到着待ちのファンが立ってました。たまたまそこを通った時にちょうどメンバーだかスタッフだか知りませんが、車が到着しました。するとそこに居た日本人のホール側のスタッフさんが若いお兄さんなんですが、怖い顔で「ここは私有地ですから、ここから離れてください」って大きな声でおっしゃって、私たちはたまたま通っただけなのに「怖いお兄さんだ~」って(まあ、仕事なのはわかっているんですけど、本当はね、あなたの仕事への真剣さもよくわかっているんですよ)思いつつ、もちろんすぐに離れてビルの中に戻っていったわけです。


なんか早くついたので、結構ゆったりとはしていたのですが、弟子Aがグッズを買うというので早めにいくと、うまいこと早めにグッズを買うことができました。このグッズを買うためにも外に並ばされ、そうビルの外の階段から下へ向ってずら~っとびっくりするくらい・・・


そして、結局私もTシャツを買ってしまいました。

そんな中、先ほどの怖いお兄さんは会場の方でいろいろファンをとりしきるために再び私たちの前に登場されたのですが、たまたまちょっとだけ弟子Aが危うい状況になった時に「大丈夫ですか」と優しい言葉をかけてくれたんです。

そこで彼は「怖いお兄さん」から「優しいお兄さん」へと変わりました。もちろん仕事で怖くやっているのはわかっているのですが、何気なく出る人間性に心は温かくなるものです。いい方でした。


グッズを早めに買えたので、ロッカーにグッズやコート類を入れに戻り、それからちょっと寒いからと暖まる飲み物を買いにいきました。それから用をたしたりしていると、あるマイケミファンの方が「ジェラルドだ~」って叫ぶではありませんか・・・

見れば本当にメンバーがガードマンに囲まれていたものの、ふつうに歩いてくるではありませんか!


もう弟子Aは舞い上がりつつもしっかり彼らの側に行って並んで歩いておりました(笑)まさにブラックパレードです。私はついて行けず(笑)でも、結構近くでウールの帽子をかぶったジェラルドとマイキーとボブは見れましたが・・・

そういえば、その前にもホールの入り口近くに出てきたボブを見てました(笑)


まあ、ステージ以外の彼らを見たのはもちろん初めてですが、結構ジェラルドは気がつきにくいかも・・・


そして、いよいよ整理番号順に入場が始まったのですが、外で待たされるのはほんと寒い。しかもすでにコートは無いわけですから・・・でも、今日は冬にしては温かい方だったのでよかったです。


やっとホール内に。


結構前の方に行ける空間がまだまだあって、最初は前から3列目ぐらいにいました。とにかく、私の今までの体験から、モッシュ&ダイヴのあるライブでは中途半端な位置はかなり危なく大変なので、かえって一番前に近いか、柵近くか、あるいは後ろの方かにいた方がいいんですよね。ゆえに今回は弟子Aの希望で前に行ったわけですが、彼女はオアシスとかは行ったことがあるのですが、こういう激しいのは初めてだったので、彼女を守らねばと思って始まる前まで側にいたんです・・・・・

ライブが始まるともうそういう訳にはいきません。ぐわ~っと後ろから(覚悟はしてましたが)押してくる。人の波や圧力。はっきり言って最初は「死にそう」って感じです。私はなぜか押されてほとんど最前列近くに・・・彼女の姿は見えてましたが、離れてしまって、少しどきどき。最初は彼女のことが気になってたのですが、笑顔で拳をあげているのを見て、「大丈夫みたいだな」って私もライブに集中することにしました。

それにしても人と人の密着度というのか、人と人とに挟まれて、自分でジャンプしようとしなくてもジャンプができてしまうという(笑)・・・まったく身動きできませんからね。押してくる力に対抗していかないといけないし・・・でもね、ライブはすごく楽しいんですよ。なんででしょう?


終わった時はもう皆プールに入ってきたの?っていうぐらい汗びっしょり。弟子Aもびしょびしょでした。彼女は見事にマイキーのピックも手に入れて、ほんとに最高だったと思います。何せ、彼女は今ギターでマイケミのコピーを必死でしています。ゆえにマイキーのピックはしっかりと彼女が使うことができるんです。最高ですよね。大好きなバンドの大好きな人のピックで大好きなギターを弾けるって・・・


私はもちろん今最高にマイケミカルロマンスが大好きです。でも、未来に音楽を志す子が大好きなアーティストからその音楽に繋がるものをもらい、その音楽を全身で浴び、すべての歌を大合唱した(なんと英語詩なのにすべて覚えていたそうです・・・私には無理)経験を持てたこと、それに私が関われたことが幸せです。笑顔で興奮気味に話す彼女を見ていて、本当に私はロックが好きでよかったって思いました。


さて、ここまで読まれて、なんだライヴ自体の話はどうなっているの~って思われたでしょう。

それはパート2で・・・

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一度だけでも・・・

2007年01月12日 | 邦楽
ジーニアスというバンドがいた。彼らのライブはファミリーロックのイベントの時に初めて観て、それが最初で最後となった。

ギタリストのじゅん君が脱退して、それからしばらくしてバンドは解散した。

残念だな~って思いつつも、結局彼らのことをあまり知らぬまま月日は流れた。

ピアノが弾けるジョン・ボンジョビのようなイメージを残したマルくん。端正な男前でギターの音色がすごくあったかい、それでいて早弾きギタリストのじゅんくん。コミカルで存在感抜群のベースの新吉くん。ほのぼのとしたドラムのカズヤくん。


そんなある日、まず突然メールが来て「ブログ始めました」と・・・

一体誰か?まったくわかりませんでしたが、最初怪しいのだったらどうしようと思いつつ、行ってみて、読んでいてもまだわかりませんでした。ところがそれに対するコメントを観ていたら、新吉くんの名が・・・そこで初めて「マル君」のブログだとわかったわけです。

それから、彼のブログを読むようになりました。結構読みごたえがあるんですよ。ジーニアスの時は知らなかった(たった一度っきりですからね)彼の素顔がそこからわかって、あ~こういう人なんだって。ガンズが好きみたいですが、あなたのイメージはやっぱりジョン・ボンジョビです。今はマルコ・クインなんていう不思議な名前で活動されています。真田さんとかTOKYO DROPとのイベントに出られてます。


そんなある日、また別の人からメールが・・・新吉くん。彼は芝居と音楽をコラボしたユニットを組んでいるみたいです。なんかアンジャッシュの人とイメージがダブるのですが、それは思い違いなんでしょうね。なにせ一度っきりしか会ってないのですから。



そして、つい最近です。じゅん君からメールが・・・彼もいろいろバンドを組んだみたいですが、なかなかうまくいかなかったようで。でも、ずっと音楽をやってくれているのがわかってうれしかった。彼のギターはほんとに素敵でしたから・・・一度っきりしか聴いてなくても。

たった一度しか見ていない人で、たった一度しかアンケートを出して無いのに、こうして近況を教えてくれるところになんか心が温かくなります。

人によっては「それは客集めじゃん」って悪くいう人もいるでしょう。でも、何度かライブに行っていても、解散した後はまったく音信不通でファンを切り捨てる人や、あまりライブに来ない人だからって、そういう人にはそっけない対応をする人もいます。

あなたならどちらがいいですか?
やはり出会いを大事にしてくれる人の方がいいのではないですか?

そういえば、一度しか見て無いSWEEPさんはいつもライブのお知らせを送ってくれます。なんか不思議なんですが、TOKYO DROP(JET KELLY)と共演したバンドの方はそういう方が多いですね。私がライブにJET KELLYのライブに行って出会ったバンドはほとんどそういう方ばかりです。きっと類は類を呼ぶというのでしょうか。メジャーに出ていても人間的な情のある方が多いです。


そうそう、今度マル君の出るイベントにじゅん君も出るそうです。そして、明日の江坂のイベントにも真田さんやマル君たちと出るそうです。すご~く行きたいんですが、オールナイトで、しかもマイケミの後に行く元気はやはり・・・ありません。


でも、皆さんの元気な姿が観たかったです。



そうそう、あとうれしい話が・・・元AUDIO RULEZのベースのこうしろう君が新しいバンドで初ライブをするそうです。おそらく東京だけなので見に行くことはできないけど、動き出したことがわかってうれしいです。


解散したって、また新しい細胞が分裂を始め、あたらしい世界を築きはじめるんですよね。



最近はずっと時間がなくて、携帯に登録している10件ほどのHPはなんとか通勤途中で見ることはできるのですが、パソコンでしか見れないのとか登録してないのとかは結構見れてなくて、久しぶりに見たらNOT FOUNDとなっているHPがありました。

京都のバンド『ガロン』のHPです。びっくりしました。一度だけアコースティックライブに行ったことがあるんですが、なんともいえない空気感があって、心がリラックスできる音楽でした。CDも持っているし、それに特典でついていたPVのビデオももっています。なんと去年解散したということです。残念です。

この『ガロン』の相田さんは画家でもあって、彼の絵はすごく好きなんです。ゆえに彼のデザインしたTシャツとかキーホルダーとか持っています。展覧会にも行ったことがあります。どうやら彼はこの方面で活躍しているようです。もう一人のタムラさんの方はどうしているんでしょうね。あの透明なライブ空間がよみがえってきます。懐かしいです。


でも、また細胞分裂して新しい幕開けを待っていらっしゃることでしょう。この前解散したブライパスしかり・・・


次のステップが楽しみです。


とにかく、終わりなんて、自分がこの世を去る日がくるまで無いんです。毎日が始まりなんですよね。

エヴリディ 再生!
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素敵なコラボ

2007年01月11日 | 邦楽
なんとコブクロと綾香がコラボして新曲を出すとのこと。素敵な組み合わせだ。

最近はいろんなコラボが流行っているけれど、「これ!」っていうのはそうない。私が今までで好きだな~って感じたのはSalyuとイルマリの「ヴァロン」・・・これはほんとうに素敵だった。そういえば、桜井さんとSalyuのもよかった。

私の希望的にはエルレガーデンの細美くんとストレイテナーのホリエくんのコラボを聴いてみたい。

最近、こんなことを考えた。

コブクロは去年ついに成し遂げたと・・・

もちろん売り上げもすごかったけど、そんなことじゃない。


彼らの曲を聴くと人は「いい曲だ」と思わせる魔法を自分のものにしたという意味で。


たとえば、サザンやミスチルやスピッツやイエモンのように。


もちろん、これは悪い意味ではない。彼らのサウンドを誰にもまねのできない世界を構築できたということだ。


一方で、それにやや失敗したかな~って思えるバンドがいる。


GLAYだ。


彼らはすごいところまでいったのに、その域に達しなかったように思える。だって、最近の曲つまんないでしょ。


コラボした相手もEXILEとか気志団とか・・・まあ、氷室さんもいたけど、いっしょだと氷室さんのファンでした~ってことを表しただけで終わってしまって・・・(似てるものね。歌の雰囲気)


かつていい曲をいっぱい作っていただけに残念だな~。


ミスチルとかスピッツなんて何年経っても、多少間が空いても、いい曲を必ず届けてくれるよね。


素晴らしいな~って思う。


彼らはいつまでも私にとっては空気や酸素みたいな存在だ。
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なんだか・・・

2007年01月10日 | Weblog
去年の11月の下旬に新しいビルに職場が移って、うれしがっていたくせに日が経つにつれて、仕事へのパワーがなくなってきてしまった。そう、気が抜けてきたというか、やる気がだんだん失せてきたというか・・・

なんでだろう?こんなにも新しい場所にいて。


古い骨董品のような前の建物はあっという間に壊されて、その様子は隣にそびえるその新しい社屋の窓から見おろせて、「あ~あのあたりは私がいつも座っていた場所だ」とか「あそこでお弁当を食べたな~」とか、そういう空間がケーキを切り分けるかのようにばっさりと無くなっていく。2階建てのその鉄筋でできた建物も案外あっという間に粉々となる。


その建物は私が生まれる前からあって、その間にきっといろんな人の人生がそこにあって、建物としての生きざまもそこにあって、だからなんだか温かさがあって・・・薄暗くても使い勝手がよくなくても、なんか懐かしさがあって・・・


今の建物は色も今風にきれいで、ガラス張りの休憩する場所があって、すごく広くて・・・でも、何か落ちつかない。新しいのはいいけれど、なんだかそこにまだ心が宿ってないそんな感じだ。

きれいだけじゃだめなんだよね。心がそこにあたたかく存在してないと。
かっこいいだけじゃだめだんだよね。人を思いやる懐をもってなければ。


ついつい新しいものやきれいなものに目がいってしまうけれど、古いものにも少しくすんでしまったものにも素敵なものはあるんだ。


もう20年以上はたっている今で言うならスキニーパンツを最近押し入れの引き出しの奥から出してはいてみた。「あれ、まだいけるじゃん」って喜んで一日はいていた。

家族には「本当にそれはお気に入りなんだ」って感心された。


そう、私は妙な古いものを大切にもっていたりする。昔の『りぼん』の付録のノートとか、高校時代に「ある人と再会ができますように」って底に「会」っていう字をマジックで書いた小さなこけし(なんでこのこけしを持っているのかわからないけど、きっとその会いたかった人と関係しているんだろうね)とか・・・見事再会できて、今度はその人からもらった斑尾高原スキー場からのおみやげのウサギのついたストラップとか、高校生の時に友達が作ってくれたフエルトのマスコット人形とか、誕生日にくれた「トムとジェリー」のカップアンドソーサーとか。中学生の時に千本中立売近くにあった(今もある気がするけど)文具屋さんで買ったペンとか、その近くのアクセサリー屋さんで買った髪飾りとか・・・


新しいカップアンドソーサーとかはよく割ったりして、すぐに消えてしまうのになぜか古いものの方が長く残っていたりする。不思議だな~。


すべての新しいものが悪いわけではないよ。そこに心を寄せていけばきっと素敵なものになっていくわけだから。

この今ブログを書いているマックももうずいぶん買ってから経ったけど、相変わらずかわいいやつだ。だんだん見れるHPも限られてきたけれど、それでもこの子が好きだ。


あと、家には古いステレオがある。ほとんど物置き状態でかわいそうなんだけど、まだレコードは聴ける。だから、ときどきレコードを聴く。たまに針が飛んだりしても、なんかあったかい音を出すんだよね。今はDJさんとかがレコードを使っていろんな音を作り出すけれど、私はなんだかレコードが可哀想に思えることがある。それとももう聴かれなくなったレコードは新しい人生を歩めて喜んでいるのかな?


結論的に・・なんでもすぐにお払い箱にする人はいやだな。あと、人を年令で判断する人。


あ~それにしても、仕事に力が入らない。どうしたらいいんだろう・・・そういえば最近ビルの外に出る機会が少ない。だから、郵便のおじさんや倉庫のお兄さんたちの笑顔が見れない・・・

そういうのもやる気を無くすひとつの要因なんだろうね。


「笑顔」・・・大事なもの





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東京タワーを観ながら

2007年01月09日 | TOKYO DROP
昨日から月9で「東京タワー」が始まった。この前あった大泉洋主演のも見たんだけど、今度のもこみち君のはどんなのかな~ってついつい見てしまった。まあ、私としては映画版のオダギリジョーのを一番期待しているわけだけど・・・

もこみち君はおそらくこれに全身全霊で取り組んでいると思う。彼にとっての正念場だ。過去の彼の主演のドラマはことごとく惨敗で、彼との共演をこばむ女優もいるという。そんな中、あえて名乗りをあげた香椎由宇ちゃんは素敵だ。映画『リンダ・リンダ』でギターを弾く彼女。ウオーターボーイズの彼女。いろんな役ができてしまう。若いのに芯がしっかりした女性だ。

私は別にもこみち君のファンではないし、ほんとうは「東京タワー」のまーくんのイメージでもない。でも、なんか「がんばれ!」って思ってしまう。


なぜだろう?「これに賭けている」という姿勢の人からは蒼いオーラが見える。冷たくみえるんだけど、ものすごく熱い炎。


そんな別な気持ちもありながら、ドラマとしてもどんな風に展開するのかな~って見ていたら、まーくんが東京にひとりで上京するシーンがあった。

それを見ながら、我が家ではこんな会話がなされた。

「これTOKYO DROPの真田さん見てるんじゃないかな。」

「どうして?」

「だって、つい最近だもの。彼が東京で暮し始めたのは。愛情豊かな家庭で育って、お母さんも彼のことをすごく大事にしているのは彼自身を見ていれば一目瞭然だし。こういうシーンがきっとあったんだろうな~」

そして、私の場合、おかあさんのことを思ってしまった。

同じ立場ならきっと泣くだろうな・・・


いつの間にか「東京タワー」は「トウキョウドロップアワー」へと変わっていってました。



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