HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

何から話していいのやら・・・パート2

2007年01月14日 | 洋楽
サマーソニックで見た時、あの野外のでっかいステージで堂々たるライブをやってくれたマイケミカルロマンス。ゆえに今回の場所のIMPホールは「え?」って感じだったけど、ここでは以前、クイーンのギタリストのブライアン・メイがライブをやったことがあるから(私は行ってませんが)そういう意味ではなんか不思議な繋がりがあったのかもしれないね。

ステージの前には「THE BLACK PARADE」って書かれた緞帳がかかっていて、ステージ上はその幕が上がるというのか落ちるというのかするまでは様子がわからないようになってました。まるでこれからお芝居あるいはミュージカルが始まるかのような・・・そんなワクワク感もありました。

始まる前にはいろんな曲がBGMで流れ、すごく昔の曲過ぎて(たぶん60年代の曲)タイトルが思い出せないんですが、でも、結構よく映画とかに使われたりする曲が流れたり(また思い出したら書きます)エルビス・コステロの曲やらレディオヘッドの「クリープ」やらグリーンディの「BASKET CASE」だったりが流れて、そこでもかなりテンションがあがってきました。

そして、会場が暗くなり、緞帳の「THE BLACK PARADE」にライトが当たり、いよいよ始まりが・・・アルバム『THE BLACK PARADE』の最初の曲のイントロが始まると同時に緞帳が落ちて、彼らのステージが登場。

もう、会場は最初からすごい状況に・・・って後ろは見れてませんが。


今回ギターのフランクが急病のために急遽帰国して、その代わりに来日したサポートのギタリストさんはなんか雰囲気がフランクに似ていました。なかなかかっこいい方で、すんなりバンドに溶け込んでいて、しかもギターも上手く、コーラスもちゃんとされていて・・・こんなこと言ったらいけないのかもしれないけど、フランクの状態は来日前からもあまり良くなくて、そのためにだいぶ前からサポートさんは待機していたのかな・・・って感じました。それぐらい、ぴったり合っていたんです。ちなみにギブソンのレスポールでした。


ベースのマイキーは実物は本当に男前で、ずっとクールな感じでした。でも、一度笑顔になったところを見逃してはおりません。ジェラルドは噂どおりに黒髪に戻ってました。しかも短髪なので、後ろから見ると日本人のようで「詰め襟の制服着たら、日本の高校生みたいだな~」なんて思ったり(笑)でも、すごくきれいな顔をしていますね。ドラムのボブはやっぱりボブで(笑)すごく特徴的なんです。でも、前よりよりバンドに溶け込んでましたね。リードギターのレイもやっぱりレイで・・・あのギターは最高です。そして、今回はキーボードさんもいらしてました。

「Welcome to the black parade」の時に会場から大きな歌声が響き、ジェラルドとの大合唱になったときは感動しました。

この新しいアルバムの曲は8割はやってくれたと思います。以前MTVで見たアメリカでのライブよりずっとメンバーの調子がいい感じで、ジェラルドも丁寧にしっかりと歌ってくれました。なんかすごく皆のコンディションがいいっていう感じで、素晴らしかったです。

「CANCER」の時はマイキーはタンバリンを、レイはベースを、そしてサポートギタリストさんはアコギを持って演奏してくれました。なんかしっとりして、じーんときましたね。ジェラルドのせつない歌い方が心を揺らしました。

前のアルバムからももちろんやってくれて、「HELENA」はやっぱりぐっと来ますね。これはやっぱり私とマイケミカルロマンスとの出会いの1曲なので、永遠に彼らのナンバーワンソングに私にはなると思います。

いろいろ書きたいことはあるのですが、今はこれが精一杯です。


彼らに出会えて、その歌を全身で浴びてきたこと生涯忘れないでしょう。


でも、もう次はもっとでかいライブハウスかホールになるでしょうね。
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何から話していいのやら・・・パート1

2007年01月14日 | 洋楽
弟子Aに「今日は今まで生きてきた中で最高の日」と言わしめたライブに行ってきました。

そう、マイケミカルロマンスのライブであります。

場所は大阪ビジネスパークにあるIMPホール。私はそのホールがあるビル自体は大阪城ホールでのライブに来た時に食事するのによく利用していたのですが、ホールは初めてでした。

マイケミがIMPホールっていうのはちょっと意外というかピンと来なかったのですが、おそらく急に決まった来日で他の会場が押さえられなかったのでしょう。

ちなみにマイケミと同じ日に大阪城ホールは「演歌まつり」でそれはそれは御年配の皆様をお運びする観光バスが道に並ぶは並ぶは・・・そのIMPホールの前の道にまでその観光バスが・・・

何せ氷川きよしとかそのへんの人が来て、しかも昼夜の2回公演だったようで、本当は大阪城ホール前の駅で降りる方が近い気がしたのですが、おばちゃんたちに囲まれると恐ろしかったので京橋で降りて、歩いてIMPビルまで行きました。

ふつうなら、開演時間の早くても1時間前ぐらいに行くことが多い私でしたが、このIMPビルにもホールにもロッカーが無いのを知っていたために、近くの地下鉄のロッカーを確保しないとかなり大変なことになるのがわかってたので、早めに現地に到着して、ロッカーを確保したわけです。実際すぐにそこは埋まり、後から来た人は駅の人に必死で近くにどこかロッカーは無いか聞いておりました。

その地下鉄駅のロッカーから上がったところにIMPホールに入る車の出入り口があって、そこに何人か出待ちというのか到着待ちのファンが立ってました。たまたまそこを通った時にちょうどメンバーだかスタッフだか知りませんが、車が到着しました。するとそこに居た日本人のホール側のスタッフさんが若いお兄さんなんですが、怖い顔で「ここは私有地ですから、ここから離れてください」って大きな声でおっしゃって、私たちはたまたま通っただけなのに「怖いお兄さんだ~」って(まあ、仕事なのはわかっているんですけど、本当はね、あなたの仕事への真剣さもよくわかっているんですよ)思いつつ、もちろんすぐに離れてビルの中に戻っていったわけです。


なんか早くついたので、結構ゆったりとはしていたのですが、弟子Aがグッズを買うというので早めにいくと、うまいこと早めにグッズを買うことができました。このグッズを買うためにも外に並ばされ、そうビルの外の階段から下へ向ってずら~っとびっくりするくらい・・・


そして、結局私もTシャツを買ってしまいました。

そんな中、先ほどの怖いお兄さんは会場の方でいろいろファンをとりしきるために再び私たちの前に登場されたのですが、たまたまちょっとだけ弟子Aが危うい状況になった時に「大丈夫ですか」と優しい言葉をかけてくれたんです。

そこで彼は「怖いお兄さん」から「優しいお兄さん」へと変わりました。もちろん仕事で怖くやっているのはわかっているのですが、何気なく出る人間性に心は温かくなるものです。いい方でした。


グッズを早めに買えたので、ロッカーにグッズやコート類を入れに戻り、それからちょっと寒いからと暖まる飲み物を買いにいきました。それから用をたしたりしていると、あるマイケミファンの方が「ジェラルドだ~」って叫ぶではありませんか・・・

見れば本当にメンバーがガードマンに囲まれていたものの、ふつうに歩いてくるではありませんか!


もう弟子Aは舞い上がりつつもしっかり彼らの側に行って並んで歩いておりました(笑)まさにブラックパレードです。私はついて行けず(笑)でも、結構近くでウールの帽子をかぶったジェラルドとマイキーとボブは見れましたが・・・

そういえば、その前にもホールの入り口近くに出てきたボブを見てました(笑)


まあ、ステージ以外の彼らを見たのはもちろん初めてですが、結構ジェラルドは気がつきにくいかも・・・


そして、いよいよ整理番号順に入場が始まったのですが、外で待たされるのはほんと寒い。しかもすでにコートは無いわけですから・・・でも、今日は冬にしては温かい方だったのでよかったです。


やっとホール内に。


結構前の方に行ける空間がまだまだあって、最初は前から3列目ぐらいにいました。とにかく、私の今までの体験から、モッシュ&ダイヴのあるライブでは中途半端な位置はかなり危なく大変なので、かえって一番前に近いか、柵近くか、あるいは後ろの方かにいた方がいいんですよね。ゆえに今回は弟子Aの希望で前に行ったわけですが、彼女はオアシスとかは行ったことがあるのですが、こういう激しいのは初めてだったので、彼女を守らねばと思って始まる前まで側にいたんです・・・・・

ライブが始まるともうそういう訳にはいきません。ぐわ~っと後ろから(覚悟はしてましたが)押してくる。人の波や圧力。はっきり言って最初は「死にそう」って感じです。私はなぜか押されてほとんど最前列近くに・・・彼女の姿は見えてましたが、離れてしまって、少しどきどき。最初は彼女のことが気になってたのですが、笑顔で拳をあげているのを見て、「大丈夫みたいだな」って私もライブに集中することにしました。

それにしても人と人の密着度というのか、人と人とに挟まれて、自分でジャンプしようとしなくてもジャンプができてしまうという(笑)・・・まったく身動きできませんからね。押してくる力に対抗していかないといけないし・・・でもね、ライブはすごく楽しいんですよ。なんででしょう?


終わった時はもう皆プールに入ってきたの?っていうぐらい汗びっしょり。弟子Aもびしょびしょでした。彼女は見事にマイキーのピックも手に入れて、ほんとに最高だったと思います。何せ、彼女は今ギターでマイケミのコピーを必死でしています。ゆえにマイキーのピックはしっかりと彼女が使うことができるんです。最高ですよね。大好きなバンドの大好きな人のピックで大好きなギターを弾けるって・・・


私はもちろん今最高にマイケミカルロマンスが大好きです。でも、未来に音楽を志す子が大好きなアーティストからその音楽に繋がるものをもらい、その音楽を全身で浴び、すべての歌を大合唱した(なんと英語詩なのにすべて覚えていたそうです・・・私には無理)経験を持てたこと、それに私が関われたことが幸せです。笑顔で興奮気味に話す彼女を見ていて、本当に私はロックが好きでよかったって思いました。


さて、ここまで読まれて、なんだライヴ自体の話はどうなっているの~って思われたでしょう。

それはパート2で・・・

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