HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Count THREE ツアーファイナル後編

2007年01月07日 | インディーズ
去年の9月29日にレコ発のツアーが京都VOXHALLで始まって、そして今年1月5日に同じVOXHALLでファイナルを行ったVelvet Mellow。

私はその初日とラストを見る事ができて、その全13本のライブの間での彼らの成長ぶりを素人ながら垣間見ることができました。

彼らのセッティング中のBGMは私の最近好きだとこのブログにも書いたFLYLEAFの曲で、そこからもう私のテンションは上がってきました。そして、いよいよ会場が暗くなって始まる直前に流れたのがマイケミカルロマンスの「THE END」・・・ファイナルとかけたのか・・・でもこの曲が流れてすごく喜んだのはきっと会場の中で私だけでしょう(笑)

そして、まずスクリーンに以前も書きましたが、VOXHALLのスタッフさんが愛を込めて作られたツアーとCD宣伝用映像がかっこよく写し出され、そしていよいよ彼らが登場しました。


最初登場した女性ボーカルのアヤさんはほんと艶やかでオーラが出ていました。紺のスリップドレススタイルに艶やかな柄の着物を羽織ってのその姿は誰しも溜め息が出てしまうほどの美しさとパンクさ。歌った曲は「ウロコアゲハ」・・・まさに蝶でしたね。彼女ならアナスイのモデルに即なれます。

次の「セカンドベイベ」乗りのいい曲で、かなりインパクトがあります。この時はもう着物は脱ぎ捨て、セクシーなスタイルで会場を魅惑してました。ギターの潤さんはギターをギブソンのレスポールJRに替えて(新しく買われたそうです)独特のスタイルで、そうグラマラスなスタイルで、妖艶なギターを弾いてくれました。ベースの河村さんはロンドンパンクあるいはハードロックスタイルで笑顔でベースを力強く弾き、曲の輪郭を描いてくれました。ドラムのあつしさんはやはり笑顔でしっかりと土台をささえてくれてました。

「プライマリーカラーズ」・・・CDに入っている曲でツアーの初日にもやってくれたこの曲をファイナルで聴くとなんだか、色が深くなっていってる感じがしました。そして、重ねられた色がでこぼこをだんだんと平たく調和させて、なめらかなものにしていったそんなイメージでした。

「風に舞う灰」・・・これは初めて聴く曲でした。昔の曲だということです。潤さんがアコースティックギターに替えて、すわって弾くという珍しい姿を見つつ、しっとりしたアヤさんの歌を聴いたのも初めてだったので、なんか感動しました。このバンドはバラードも素敵なバンドなんだと・・・また聴きたい曲です。

「ナタリー」・・・なんでしょうね。ナタリーという名をタイトルにつけたあたりにグラマラスな香りを感じてしまうんです。いったいナタリーって何者なのでしょう。すごく痛々しいイメージが漂うんですが・・・ナタリーは私の中では寂しげなイメージの人です。だからこそ、壊れないようにそっと抱きしめてあげたい人です。

そして、ラスト。

「Count THREE」・・・ファイナルのファイナルです。あ~この曲を聴いて、はっきりわかりました。あなたたちの涙と汗と笑顔の行方を・・・いろんな事がまるで混ぜられた絵の具のようにステージの上で渦巻いてました。フラッシュバックのように、実際は私はそこにはいなかったんですが、あなたたちの震えた手だったり、ふとこぼした涙だったり、ハイテンションな笑いだったり、憂鬱な横顔だったり、怒りだったり・・・

あ~超えてきたんだな~って・・・


一音一音、一言一言が初日から転がり始めて、その角は今はきれいに丸くなってました。そして、ゆったりと心に入ってきました。



おめでとう。君たちは第一戦で勝利を納めたんだね。それは動員数とか売り上げとかではなくて、自分自身に・・・


次は次でまたいろいろやってくる。でも、もう後ろを向いてはいけないよ。後ろはもう無いんだから・・・進むのみ。



ラストが終わって、思わずアンコールの拍手をし続けました。そしたら、再び登場して歌ってくれました。「クラブ・モラトリアム」・・・思いっきり乗りました。ほんとうはもっと飛び跳ねたかったけれど(笑)

最高のクライマックスで、こんなに感動することってなかなか無い事です。見る側も生涯忘れ得ぬライブの1つになりました。


多くのファンが見に来て、皆がVelvet Mellowが大好きで。そんな素敵な空間をいっしょに過ごせて本当に幸せでした。


あなたたちに出会えて私は本当にしあわせものです。ありがとう。


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Count THREE ツアーファイナル前編

2007年01月06日 | インディーズ
たとえばミラーボールが回っていて、その果てしなく球体に近い何面体に光が当たって、それぞれの光り方が違うのをちゃんと説明しろって言われたら・・・すごく難しくて、ただただそのきらめきをぼんやり眺めるだけで時間が過ぎてしまいますよね。

Velvet Mellowのツアーファイナルはそんな感じでした。

ファイナルであり、初企画イベントだったので、彼らの選んだアーティストやバンドが登場しました。ゆえに、なんとも素敵な方たちばかりで、ゴージャス極まりない、もう福袋が大当たりしたような内容でした。

5時半スタートといういつもにない早い始まりのため、仕事始めの日で会社のあった私は5時5分に会社の前にタクシーに来てもらうよう予め予約し、それに飛び乗って、無事5分前に到着しました。

そして、始まったのが私がもうChairというバンドの時代からずっとその音楽の世界を大切に思っているアーティストの山口茂さんのライブでした。アコースティックでありながら、男気あふれ、でも決して押し付けがましくない男気で、いつも心を浄化してくれるそんな音を言葉を紡いで会場を満たしてくれる彼のライブにひたる時が私のやすらぐひとときです。たとえ悲しい恋の結末を歌った曲であったとしても、彼の歌にはかならず光が射しています。どこかに希望が残っています。それは恋に限りません。生きている毎日に光をくれます。私はそんな彼の曲が多くの人のもとに早く届けばいいのに・・・って本当に願っています。

新曲「風便り」・・・とてもせつない歌詞から、ある人の恋物語のその後を感じて胸にぐっときました。おそらくこの登場人物たちはかつて「ガーベラ」という曲だったり「雪解け」っていう曲だったり、Chairというバンド時代の時の曲にも登場しているのではないのかな~って・・・

もちろん、それは違うのかもしれません。あくまで私が勝手に繋げてストーリーを描いただけですから・・・でも、繋がっていたとしたら、ものすごくせつないです。主人公のその人に言いたいです。

愛が深ければ深いほど、忘れるには年月がかかりすぎます。でも、明日、そんな過去の愛ですら自分史に刻んだできごとにしか思えないような愛がやってくるかもしれないんです。いや、もうすでにとなりにあるのかもしれません。でも、そういう風に過去の人への思いやりも忘れない主人公の人間性に心が温かくなります。


いろいろな事を考えながら、でも心はやっぱり浄化されました。

2月にソロとして初のCDが出るのでそれが楽しみです。

私のいる会社の食堂でライブしたらすごいよ・・・って言ったら「え、食堂ですか~」っておそらくちっぽけな食堂を想像したんでしょうね。でも、実際はそこが講演会場に変身してしまうほど、テレビ中継もできちゃうほど大きな場所なんですよ。軽く300人は入るぐらい・・・スタンディングならもっといっぱい詰め込めますよ(笑)


2番目はメカマリーというバンド。初めて見ました。もちろん音楽も初めて聴いたわけで・・・
3ピースバンドでドラムだけ女性。この女性がすごく激しくてかっこいいドラミングをするんですよ。かわいい感じの人なんですが、打ち方がどこかマキシマム・ザ・ホルモンのなおちゃんを彷佛するというか・・・しびれました(笑)

そして、ここのベースさんがまたいいムードをかもし出している。それでいてベースの音でしっかり音を包み込んでいるんです。

そして、ボーカル・ギターさん。あなたのその激情ぶりが素敵でした(笑)感情丸出しで動きがはちゃめちゃで、でもいい歌いっぷりで・・・ちょっとNorthern19のボーカルさんを思い出しましたが・・・顔じゃなくて話し方とか歌い方とか汗びっしょり度とか。

とにかくロック力満点で、いいバンドさんでした。

3番目はchoriさんというBGMを流しつつ詩を読むという独特のスタイルの方。自分を詩人と言われていました。昔でいうなら、ニューヨークのパンクな人たちの間でいっとき流行ったスタイルですね。パティ・スミスとか・・・

最近ではロンドンのストリーツのイメージもありましたね。でも、一番私が連想してしまったのは昔の「夢の遊民社」あるいは今のNODA MAPの野田秀樹の世界。同じ言葉をたたみかけるように話すリズム・・・身近な事からだんだんと社会へと反戦へと言葉が強くなっていく雰囲気・・・

いっとき芝居にはまっていた私はなんだかすごく芝居を見たくなりました。



「聞こえますか~?」「応答せよ、応答せよ。ここは地球です・・・」


Choriさんの言葉を聴いていたら、なんだか自分の中の言葉をどろどろと吐き出したくなってきて、すごく困りました。言葉を人から釣り上げる力を持っている方なんですね。


4番目はフォギーメランコリック。このバンドについては以前の日記にも何度か書いているので覚えてくださっている方もいるかもしれませんが、久しぶりにライブを見ました。知っている曲はほとんどなくて、新しい曲がいっぱいでした。どこか変わりつつある感じがしました。それはいい面もあり危うい面もありました。聴いていると迷路に入ってしまうそんな感じです。

「どっちへ行くの?どっちについていけばいいの?私はおいてけぼりなの?それともまだ大丈夫なの?」


そういう感じでした。でも「サルビア」という曲を聴いた時、あ~フォギーだってなんか落ちつきました。そしてラストの「スタンドバイミー」という曲はまさに魂のほとばしる瞬間を感じました。まさに歌はつぶやきでなく、心から身体から溢れ出るものだということを感じました。蒼い炎がゆれてました。この音楽が君たちの核となるなら、きっと私ははぐれないでしょう。


かつてvelvet mellowがDaisyというバンドの頃、私はアヤさんとこのフォギーのボーカルのマオさんが同じ世界観の人に思えるというようなこと、あるいは赤と白の薔薇のような好対照な存在であるというような事をここの日記に書いたことがありますが、今はもうそれは当てはまりません。

彼らは今違う場所に存在していました。

これが時の流れというものです。決して同じ場所に留まることはできないのです。

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No.13

2007年01月06日 | インディーズ
「13」っていう数字が好きです。理由はいろいろあるのですが、私にとって大事な何かにこの数字が関わっているからです。

びっくりしたのは1/5にツアーファイナルのライブをしたVelvet Mellowは13本のライブをこの間こなしたそうです。そう1/5のライブは13番目のライブだったわけです。

このライブについてはまた落ちついて書きたいなと思います。

ただ、

本当はおもいっきりアヤさんを抱きしめたかった・・・でも、そうしたら私の方が大泣きしそうだったので、我慢しました。


13番目のライブナイトは1つの扉を開けました。次の冒険がそこから始まりました。今身につけた音と言葉の武器は失われることはなく、そこにさらに力が備わっていくことでしょう。


とにかく、まっすぐに、まっすぐに届く感動に今、ぼ~っとしてます。

もちろん、家に帰るとまるでシンデレラで(そんないいもんじゃない・・・って?笑)夜中に洗濯ものを干したりしているわけですが、そんな時間ですら、まだ興奮はさめやらず、まだ魔法が完全に解かれてはいません。この冬の夜の風ですら、今は私のこの身体のほてりを冷ますことはできません。

実は夜ご飯を食べる時間がありませんでした。でも、なんだか胸がいっぱいでお腹の中は♪でいっぱいで言葉でいっぱいで・・・


山口茂さん、メカマリーさん、CHORIさん、フォギーメランコリックさん、そしてVelvet Mellowさん。

素敵な夜をありがとう。
皆さんと出会えて本当によかったです。


またそれぞれの感想は少しづつゆっくりと書いていきますので・・・


今はただ、余韻にひたるのみ・・・








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プロムスラストナイト2006

2007年01月04日 | 音楽・映画・本
ロンドンのロイヤルアルバートホールで毎年行われるBBCのクラシックコンサート。これをたまたまテレビで見た。以前からその存在は知っていたけど、今日見てまさに目からウロコだった。

イギリスからロックが生まれたゆえんがここにある気がした。

クラシックのコンサートなのにロックイベントと同じ香りが漂う。観客の服装も自由で正装の人もいればTシャツにジーパンの人もいて、まるでサッカーの試合のようにアイルランドやらスコットランドやらイングランドやらウエールズやら、あるいはヨーロッパの国旗を観客が持って振りまくる。演奏を聞きながら、いっしょに歌って手をあげてゆらす。ロックのライブと同じだ。

アルバートホール以外にも会場があって、そこにもいっぱい人が集まって皆お祭り騒ぎ。

いいな~こういう国民気質。


皆自然なんだ。音楽への接し方が・・・


指揮者がまたいい。ジョークを交えながら、会場に向って話す。

最高のMCのできる人だ。


「歌は音楽の基本です。歌はつぶやきではない。心から身体からほとばしるものです。」


彼の言葉はいっぱい感動をくれた。そして、ジャンルは違えど音楽を愛する人の心はいっしょだと再認識した。


「エルサレム」という曲を演奏した時、会場は一体となり、皆この歌を歌っていた。

この曲は実は随分と昔だけど、プログレッシブロックというジャンルがあった頃、その中にいたエマーソン・レイク・&・パーマーというバンドが日本題で「聖地エルサレム」というタイトルでアルバムに納めていた。これを最初聴いた時、なぜか感動した。

今改めて、イギリス人にとってどれだけこの曲が大事なのかわかった。タイトルは「エルサレム」でもそれは単なる宗教の歌ではなく、実は労働者のための歌なんだ。


なんだろうな・・・この国の人たちって。すごく音楽を愛しているんだよね。一人一人のとなりにはいつも音楽があるんだよね。

素晴らしいな。本当に・・・
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金太郎アメ

2007年01月04日 | 音楽・映画・本
どこから切っても金太郎の顔が出て来るそんなところから切っても切っても同じ模様が出て来るアメをそう呼ぶ。

新しい年を迎えて早々、「え、そうだったんですか?」って思ったことがいくつかあった。たとえば、レッチリが『STADIUM ARCADIUM』で全世界的にしっかりと認められ評価されたということだ。私の中ではもうずっと前から彼らはすごいバンドで、それこそもう世界的に音楽史上に堂々と金字塔を打ち立てているバンドだと思っていた。だから、意外だった。レッチリのようにすごいベーシストとドラマーとギタリストとエンタテイナー性抜群のボーカリストのそろったバンドはそういないと思っていただけに、今まで評価がちゃんとされていなかったというのは驚きであった。


でも、彼らはやったんだよね。去年出したこのアルバムで。このアルバムはコンセプトアルバムではないし、しかも2枚組・・・でも、どの曲聴いてもレッチリ以外何者でもない。

まさに「金太郎アメリカーナ」(笑)なんだよね。

どこから聴いても彼らなんだ。

ELLEGARDENも「金太郎あめ」をついに作り上げた『ELEVEN FIRE CRACKERS』で・・・ハードルを上げに上げて、ついに飛び越えた。彼らのサウンドを詩を歌を作り上げた。

MY CHEMICAL ROMANCEもそう。『THE BLACK PARADE』でやはりハードルを超えて、彼らでしかない世界を築きあげた。どこから聴いてもやっぱり「マイケミ、マイケミ、マイケミ・・・」って子どもの頃見てた「ヤッターマン」の今週のどっきりびっくりメカのように出て来るんだ。

ある意味2006年ってすごく画期的な年だったんだな~って。しかも私の大好きな3つのバンドが大きな事をやり遂げた年だったんだ。しかもこの3つのバンドに共通するのは皆「自分達のために、自分のために、何かを乗り越えるために」作ったアルバムだったということだ。そして、皆「ファンに助けてもらって」と言葉を添えてくれる。音楽をするものと聴くものが一体となってできあがったアルバムなんだよね。


これから先、彼らはオリジナルなバンドとしてどんどん自分たちの世界を開拓していくんだろうね。


たとえばビートルズやクイーンやU2のように。サザンやミスチルやスピッツやイエローモンキーのように。


きっとオリジナリティを確立して、高いハードルを超えたバンドが長く愛され、いつの時代も色褪せることなくそこに存在できるんだろうね。


今年はどんなバンドに出会えるんだろう?

そして、今年はどんなバンドがオリジナリティを確立するんだろう?

私が今年期待するバンドはもちろんストレイテナー。そして4月から始動するTOKYO DROP。特にTOKYO DROPは本当に多くの人に聴いてもらいたいバンドだ。まだその名ではCDが出てないけれど、JET KELLYでのアルバムでも機会があれば是非聴いてほしいと思う。

とっても新鮮だから・・・それこそどこから切っても「JET KELLY」なんだ。その色は絶対に彼らしか出せない。きっと彼らの時代は来る・・・粘るしかない・・・その時が来るまで。


RADWIMPSはもうすっかりその名を知らしめてしまった。彼らを知った時はやはりまだほとんど知られてなくて、インディーズ時代のアルバムはそんなにCDショップに置いてなかったのに今はコーナーがもうけられていっぱいあったりする。彼らのいろんな音楽を融合して自分たちのサウンドにしてしまうセンスはほんと稀にみる音楽力だと思う。さらに歌詞もタイトルもそう。「セツナレンサ」って一体誰が思いつく?これは言葉と言葉の連結で「そんな日本語あった?」っていう言葉。切ないが連鎖していくってことなのか・・・

あ~これだけ書いてるだけで音楽酔いしそうなぐらい、気持ちいい音楽がいっぱいだ。


海外では今年はますますマイケミの活躍が期待できる。昨日NHKのトップランナーの宣伝みたいなのを見てたら、そのバックで流れていたのが「WELCOME TO THE BLACK PARADE」だった。

パニック・アット・ザ・ディスコも新譜を出すグッド・シャーロットもブロックパーティも期待してしまう。

去年アルバムを出したJETはやっぱりいいな~って改めて思ったし、SNOW PATROLは聴けば聴くほど好きになる。アークティックモンキーズも我らがシェフィールド代表って感じで(っていつから私はシェフィールドの人になったのか・・・って・笑)そのリアルさ、つまんない大人たちの都合で作られたムーブメントに乗せられることなく自分たちの音楽をやるというパワーがどういう展開をしていくのかが楽しみだ。


今の日本の音楽のほとんどが大人たちの作為的なムーヴメントに乗せられて、子どもたちはそれでつまんない音楽のCDを買ってしまう。そんな中で去年はいい音楽が本当に健闘してくれたと思う。そして、改めていい音楽はそういう作られた世界をも超えて人に届くと言う事を証明してくれた。


だから、いい音楽をそしてオリジナリティを作り上げれば、必ず多くの人のところに自ずと届いて行くんだ。


今、夢を抱いている人もそういう音楽を作って、商売ペースに乗ることなく、純度の高い自分たちが愛せる音楽を作っていってくださいね。

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絵を描く

2007年01月03日 | ELLEGARDEN
初夢に出て来たのがSMAPの中居くんとは・・・なぜに・・・そういうもんですね。世の中は。

ときどき書いてますが、私はジャニーズ系の音楽にはまったく興味ありません。しかし、映画とかバラエティとかではそれなりに「いいな」と思える人たちは存在します。かといって、それで写真集を買ったり、カレンダーを買ったりはいっさいしませんけどね。

たとえば、映画『硫黄島からの手紙』に出ている二宮くんとかドラマ『僕の歩く道』に出ている草なぎ君とかはいい俳優だな~って思います。

それにしてもなんで中居くんなんでしょうね。しかも彼がつぶやくんです。「これでいいのかな~」って。それで私が言うんです。「それでいいんだよ。それが君なんだから」って。なんなんでしょうね。この会話・・・なんか私がえらそうですね・・・素人のくせに。それにしても、どこから繋がってきたのでしょう?しかもこの会話のひとコマだけが印象に強く残ってあとはすっかり忘れてしまいました。


ときどき自分が不思議です(笑)


タイトルと話が繋がってませんが、希望的には夢にはロックなどなたかが出てきて欲しかったということです(笑)

新年に入っても早速聴いたのは『ELEVEN FIRE CRACKERS』で着メロからは『Welcome to the black parade』が流れております。


そんな中、ふと気づいたこと。

「美しい字を書く人」は「絵を描くことが好き」

何かで見るサインとかちょっとした書かれた言葉を見たら「バランスのいい字だな~」とか「きれいな字だな~」と感じることがあります。

たとえば、マイケミカルロマンスのジェラルド。彼はもちろん美大を出ているし、そういう絵を描く仕事をしていたわけで、今もその腕を活かして、ジャケットデザインとかロゴ文字とかすべて手掛けているわけです。そんな彼が書いた英語の文字を見るとやっぱりバランスがいいというか見ていてきれいなんですよね。

昔のアーティスト(っていいのかな?)のデヴィッド・ボウイも絵の腕前はすごくて、イギリスに住んでいた時に彼の絵を見る機会が何度かありましたが、彼も雰囲気のある字を書く人ですし、今は亡きクイーンのフレディも美大出身で絵が上手く、字も綺麗な人でしたね。

米米クラブのカールスモーキー石井こと石井竜也氏も絵を描く人で、字もやはりバランスがいいですよね。

TOKYO DROP(JET KELLY)の真田さんも薄暗いライブハウスでかつて書いてくださったその日のセットリストがすごくバランスのいい味のある字で感動しました。って彼が絵を描くかどうかは知りませんが・・・でも、音や歌詞には色があって、奥行きがあって、歌によってはデッサンっぽかったり、水彩画っぽかったりして、なんだかすごく絵画的なんですよね。

そんな時、たまたま見たELLEGARDENのメンバーのサイン。皆、字に味があるし、バランスがいいし、細美くんなんて「きれいな字を書く人だ」なって・・・それから随分経って最近知ったんです。細美くんは絵を描く人だって・・・

なるほど。納得しました。


そんな彼がこんな事を言ってました。すごいイメージが沸いてそれをいざ絵に描こうとするとなかなかそれがうまくいかない・・・それは曲作り、アルバム作りに似ている・・・って


私もかつて絵描きを目指し描いていた人ですが(なんでもよく挫折する人ですね・・・私って・・・でも絵を描くのは今も好きですよ)「この色」ってイメージしていて実際使ってみると「違う」って感じてそこで何時間も止まってしまうことがありました。

あ~音楽を作るっていうのもそれに似ているのかな?って・・・まあ素人の私が言うので想像でしかありませんが。

でも、少しうれしかったんです。細美くんも絵を描くのが好きだってわかって。


それと誤解のないように言っておきますが、字がきれいとか上手いというのは達筆とか習字のお手本みたいな字というのではなく、人間味のある字ということです。その感覚わかってもらえるかな~。


加えて、私自身は結局のところ絵より写真の方が合っているのかもしれません。なぜなら写真はその瞬間を自分のものにできるし、一瞬にして感じたイメージを表現できるからです。


とりあえず、今年こそ細美くんを見習って「最後までやり遂げる」ことを何か1つしてみたいです。
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お得なのかな?

2007年01月03日 | Weblog
元旦の日は毎年初もうでに京都の上賀茂神社に家族で行きます。私が小学生の頃からずっとそれは続いているので、かなりのもんです。毎年同じ場所で写真を撮るので、自分の年取り具合がよくわかります。

二日目はだいたいいつも神戸に行きます。なぜかそうです。

そんな中、デパートではバーゲンが始まっていました。福袋を買うには朝早くから並びに行かないといけませんが、別に並ぶ気はないので、ふつうの時間帯にデパートに行きました。ゆえに福袋は完売かと思いきや、デパートのオリジナルの福袋はまだ残っていましたね。でも、ああいうのは買う気がしません。まあ、中身は教えてくれているのですが、つまんないものばかりで・・・

それならショップごとの福袋の方がいいのですが、これらはさすがに売り切れ・・・と思ったら中には少し残っていたところもありました。

こんな私も昔、福袋に並んだことがあります。京都の伊勢丹でマーガレットハウエルの福袋のために。彼女はイギリス人のデザイナーで定番なトラッドっぽい服が多いので、極端にはずれることはないと確信したのと、ふだんあまりにも高額で欲しくても、バーゲンですら高くて手に入れられないから福袋しかない!と一度がんばってみたわけです。その時は10袋のみだったので、かなりの倍率でしたが、なんとか整理券をぎりぎりゲットして念願のマーガレットハウエルの服などを手に入れたわけです。10000円で10万円ぶんぐらい入っているんですからね。これはすごいですよ。まあ、サイズはMしかなかったのですが、運良く(笑)私はMサイズだったのでスカートもジャケットも大丈夫でした(笑)

去年はポルトバザールってところで、とあるブランドの福袋がなぜかぽつりと残っていました。それでそのブランドも好きな方だったので、エイって感じで買ったら、大当たりで、重宝しております。なんか私を待っていてくれたの~って感じでしたね(笑)


そして、今年は別の場所ではありますが、しかもデパートの中のとあるブランドの福袋がまたぽつりと残っていたので、そのブランドの店にある服の形とか色とかを見て、これならはずれないかな~って買ってしまいました。で、開けると相当の数の服が・・・ざっと計算して7万円分。それが一万円で買えちゃうんですから。そして、色とかも大丈夫なものばかりで、私の好きな色のも入っていて今年も当たりでした(笑)

新年早々、どうでもいい話で申し訳ありません。ただ、うまく買えば福袋はかなり服を安く買えるものになりますよって言いたかっただけです。お薦めはしませんが、自分の嗅覚に自信のある方は(笑)是非来年トライしてみてください。


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初笑い

2007年01月03日 | Weblog
弟子Bが正月早々にこの私にこんな事を言った。

「すぐに本気にするんだから・・・」



そんな彼が私をこう呼んだ

「本気ちゃん」

私の頭の中で音楽が鳴り始めた。

♪~おはようさ~ん、皆さん準備はいいですか~。元気、本気

  ホンキ、ホンキ、ホンキッキーズ~


        (編集済み)
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新年明けましておめでとうございます☆

2007年01月01日 | Weblog
明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

結局、ELLEGARDENを聞きながら、大掃除をぎりぎりまでして年越しそばを食べて、無事新年を迎えました。

皆様にとって素敵な2007年となりますように・・・
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