HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

セカイイチ主催イベント『光風動春』パート2

2013年09月29日 | セカイイチ
「光風動春」っていうタイトルがとても素敵ですね。
今は秋なんだけれど、春が見えるような感じがしました。

さて、この日の主催者であるセカイイチ。

彼らは10周年を迎えて、新たな一歩のときにベーシストの泉さんが
脱退するということになり、ちょっと苦しい思いをされたと思います。
が、泉さんが抜けたあと初めてみた昨日のステージはそんな事
どこへやらっていうぐらいの「We are セカイイチ!」って感じの
ステージでした。

サポートのハルちゃんこと岡部晴彦氏はほんと違和感なく
セカイイチに溶け込んでいました。
で、あの笑顔最高ですね。すっごいいいキャラです!
よくぞ、ハルちゃんを見つけてきたなっていう感じです。

さてセットリストは私も知らない曲が混じってたので
他の方から拝借しました。

Step On
ニューカマー
あたりまえの空
幻を見ていた
Ride on songs
井の中の世界
カプセル
バンドマン

en)あかり

あかりを始める前にちらっと慧さんがリ~ラシャングリラ~とか歌ってたら
後ろにそっと渡會さんが表れて、みんなと手のフリ(ワイパー?)をやってましたね。
「し~!」っていうジェスチャーをしつつ。

で、あかりのあとに
オーラルのドラムとボーカルの山中くんと
フォズの渡會さんと菅野さんが出て来ていっしょに

RAIN/THAT/ SOMETHING

渡會さんがやるこの曲は初めて聞いたので、すごく新鮮でした。
まあ、途中間違えちゃうのはご愛嬌として,結構高音で歌うの
大変だったのでは?って慧さんの時はあんまりそう意識してなかったけど
キーがやっぱり違うのですね。ベースをきっちり弾いていた菅野さんは
かっこよかったです。しっかり練習されたのですね。

バンドマンは何度聞いても滲みる名曲であり
あかりをアンコールでやってくれた時はテンションマックスになりました。
大好きです、この歌。


知らない曲もあったので
「こういうのもやってたのか。」と新鮮な気持ちにもなれた
ライブでしたし、やっぱり上手いバンドだなって。
彼らがもっと高い評価受けてもおかしくないのにっていつも
くやしい思いがします。

フォズだってそう。まずは音楽を聞いてもらうチャンスを
もっと欲しいなって。

ラジオで今月の曲に選ばれないかな~。

「リトルダンサー」でもいいから。

これで2バンドいっしょにでかくしちゃうという。

この日のライブに男性でひとりで来られている方が目についたのですけれど
こうして、すっと来てひとりで音楽楽しんで帰る人っていうのもいいですよね。

50歳前後かの女性陣の人たちもいらして、若い子とも打ち解けてる感じで
そういうのもこういうバンドだからある光景なのでしょう。

年齢を問わない音楽というのか。

まあ、前見た栄喜さんのときのようにおばさんパワー炸裂になると
ちょっといやですけれどね。

おばさんいつも最前とかね。私も言えないけれど
初めてな人にこそ最前に行かせてあげてほしいです。
そのドキドキ感を味合わせてあげたら
若いファンがどんどん増えていくような気もするのです。
いい音楽をする人の楽器とか指の動きとかを
しっかり目にすると感動しますものね。

昔、某インディーズバンドで年齢が高いファンの方がいらしたのですが
若いファンの人たちに保護者的振る舞いをして、若いファンにちやほやされていた
人がいましたが、私はそういうカラーはあまり好きじゃないです。

なんかグループを作って、どこか選民意識を持つようなシステム。
音楽を聴くのはバラバラでいいんじゃないかなって。
そのバラバラが同じ空間にいて音楽で心をひとつにするっていうのがいいと
思うのです。ひとりで来てたって、なんか一体感を味わえる感じ。

まあ、人それぞれ価値観は違うので、どれが正しいとかわかんないのですが、
自分はこの感じでこれからも音楽を愛していきたいなと思う訳です。

たとえば漆職人さんは漆塗りが素晴しくなくちゃいくらかっこよくても意味ないように
音楽家は曲と演奏が素晴しくなければ、いくら外見がかっこよくても意味ないから
そこをこれからも音楽家の方たちには確認していって欲しいなと思うわけです。

そして、まだオーラルが若いから仕方がないけれど
客にいろいろ要求するのはだめだと思います。

それはステージがその力がないからなのですよ。
学校で生徒が寝てたり、しゃべったりするのは
生徒が不良だからとか、悪いとかではなくて
先生が惹き付ける授業をしてないからなのです。
それを認めるか認めないかはそれぞれですが。
どんな不良でも「おもしろい」と思えば先生の方を見るのです。

ステージもそうだと思います。
初めてのお客さんばっかりでも
その一曲あるいはステージが凄かったら、みんな自然と
惹き付けられて、ノってくれて、盛り上がってくれるのです。

だいぶ前に書きましたが、今Nothing's Carved in Stoneで
ボーカルをしている村松拓さんなんて、彼がABSTRUCT MASHの時代、
私がライブハウスの扉を開けた瞬間に私の心を掴む歌を歌ってましたから。
その日はその日ラストだった一曲しか聞けなかったけれど、その1曲だけで私は
ファンになり今に至るわけです。

そういうものだと思うのです。

だから、今まだこれからのバンドだからこそ
The Oral Cigarettesはそんなステージを作って行ってください。
一発目に観客に「すげぇ!こんなのはじめて!」って思わせるような。

あと、フォズもセカイイチも関西出身のメンバーがいるのですから
関西でのライブこそ絶対にSold Outにしないと!
それにはいろいろと日頃の政策(笑)が必要かと思うわけです。
10周年を迎えた今こそ、関西オールソールドアウト作戦を展開して下さい。
とことん関西です。なにがなんでも関西です。
大阪、神戸、京都、滋賀、和歌山、奈良制覇です。
ライブハウスの大きさは問わないけれど、やったライブはすべてソールドアウトで。

いくらでも作戦はあるはずです。
特にFoZZtoneなんて企画派集団ですもの。世間をびっくりするような企画を考えれると思うのです。
あんな事こんな事あるでしょ!?

ドラマ「あまちゃん」があれほど記憶に残るドラマになったことや
「半沢直樹」があれほど視聴率を取ったことにそのヒントはあるでしょ。

テレビドラマがもうだめだとか言われている時代にあのドラマ達のパワー!
それはアイディアと情熱そして愛情です。

音楽だってそれはあります。

やってやってください。

セカイイチもFoZZtoneもそしてオーラルも


「じぇじぇじぇ」も「倍返し」も超えて

慧さんが言ってたように

「音楽に温かいものをもらって、それをこうしてみんなに返して
またみんなから返してもらって」

という愛のリレーをどれだけ長く続けられるか
これからの10年、20年を楽しみにしています!

大好きなバンドたち

セカイイチとFoZZtoneへ

武道館が休館になるそうだけれど
再び、開館した時にはそこで「光風動春」をやってください!
これは仕事休んでも観に行くから!






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