HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

セカイイチ主催イベント『光風動春』パート1

2013年09月29日 | FoZZtone
2013年9月28日(土)秋晴れ

サマソニ以来久しぶりのライブ。
まったくジャンルも場所も違うけれど
やっぱり音楽を全身で浴びるっていうのは最高だなと
思ったライブに昨日行ってきました。

場所は梅田AKASO
ここには栄喜さんのライブで前に来たことがあり
今回で2回目。もとバナナホールの場所です。

セカイイチ主催イベント「光風動春』
彼らの10周年を記念し、そして同じく10周年を迎えたFoZZtoneを
共演に選んだライブでした。そして若手のバンド代表として
ここではThe Oral Cigarettesが登場しました。

まず、オーラルですが、もちろん初めてライブを見るバンドです。
でも、彼らはこの間行けずにテレビでだけ見たRUSH BALLの
これからの期待するバンドのところで出演してたし
滋賀でのイナズマロックフェスにも出ていました。
RUSH BALLでの映像を見た時はあまりピンと来なかったのですが
実際に生でライブを体感するとノリのいいバンドでした。

最初からすぐに体が動いちゃうような感じだったのですが、
この日がフォズやセカイイチのファンが多かったからか
ファンがあまり揺れない感じでそれがちょっと残念でした。
フェスとかにいくと自分のお目当てのバンドではなくても
音楽バカが集まるので、自然と体を動かしてノっていく感じなのですが
あまりそういうのに慣れてない人たちが多いのかな~って

だから、ノリノリで、でもタオルはフォズとかだったり、セカイイチとかの
Tシャツ着てる人を見つけるとうれしかったです。
こういうファンが増えると両方のバンドももっともっと
多くの人に支持されるバンドになるのだろうなって。

そう音楽その音楽を真底愛して、メンバーがかっこいいとか
そんなのどうでもいいけど「いい音楽、いいロックを聞かせてくれ!」って
いうファンが大集合したら、それこそ「世界一」愛されるバンドに
なれる気がします。

フォズやセカイイチやオーラルのファンが入り交じったからか
昨日はちょっといつものファン層とは違って、フェス系の人たちも
いて、それがなんか新鮮でありました。

本能的なのか「本当の音楽バカ」か「男前目当て」なのか
そのファンを見ていて自分で勝手に仕分けしちゃっている感が
あって、それはよくないのだろうなって思いながらも
「音楽バカ」最高!って思ってしまうのです。

もちろん、男前で音楽最高は素晴しいのですが、
そこのひとつのバンドだけに留まらず、他の五万とある
素敵な音楽をもっともっと貪欲に聴き、貪欲に探してほしいなって。

そうすれば、余計にフォズの素晴らしさやセカイイチの上手さが
わかると思うわけです。

結構年齢層も高い人たちの集団とかもいて
そういうのもいいなって。

年齢なんて関係ないのですよ!よい音楽には。


さて、話を戻して
オーラルのさいごにやった「大魔王参上」
とてもおもしろい曲だったと思いますが、
私は最初の方の楽曲たちの方が好きでした。
この曲が結構目玉的なのはわかるのですが。

で、この曲を聴いた時に彼らの誰かが
音楽の授業で聴いた「魔王」から
ヒントを得たのかな?って
ちょっとストーリー似てるもの(笑)

なんか自分を中学や高校時代に置き換えて
そんな風にクラシックをロックバージョンに
かえて喜んでいる図を思い出してしまったわけです。

オーラルの次はFoZZtone

ここは幕が降りないのでステージでサウンドチェック等しているのが
そのまま見えました。

ここからはセットリスト書くのでまだ見たくない方はページをかえてください。

<セット>
Reach to Mars
GO WAY GO WAY
茶の花
レインメイカー
Shangri-La
LOVE

ここからセカイイチが加わって

リトルダンサー
退屈な僕と小さなギター


この日はフォズのいわゆる初めての人でもすんなり入って行ける的な
ある意味シングルカット仕様な感じの選曲でしたね。

それにしても「レインメイカー」を彼らはすごく好きな気がします。
これはアコースティックライブでもどこでもやる感じがします。

リ~ラ シャングリラ~♪は
ほんとNHKの「みんなのうた」でやってほしい。
子どもたちにも絶対にうけると思います。あのふり。

この6曲だけであったのにセカイイチのメンバーが登場するころには
渡會さんはかなりエネルギー消耗してた感じで
汗の量が半端なかったです。ダンガリーシャツが色変わってました。
ふだんワンマンするよりずっと曲数が少ないのに
どれだけ全力投球で最初から全開で歌ってきたかがわかります。
それだけこのイベントへの思いが強かったのですね。

セカイイチが出て来てた時ふらついてましたものね。

リトルダンサーを生で初めて聴きましたが
ほんと楽しい曲で、みんなで踊れる曲ですね。
ほんと踊れる空間があったので踊ってました!
楽しかった!

この曲を作ったのが渡會さんなのですが、
彼はみんなで踊ったり歌ったりできる曲を
作るセンスが半端ないですね。
彼はもしかしたら、学校とかで歌う曲とかを
作る才能があるのかもしれないです。
いつか全国合唱コンクールの課題曲を
作る人になるかもしれません。
っていろいろ妄想する私ですので、気にしないで下さい(笑)

そして、岩崎慧さんが作った「退屈な僕と小さなギター」
は彼が言うには7人でやるのに自分は昔のひとりぼっちの時の
自分を思って作ったと笑いながら言ってました。

友達もほとんどいなくて、音楽だけが支えだった時のことを
思って作ったということですが、音楽にはそういう力があるのですよね。
私もロックと出会ってなかったらどうなったんだろう?って

そして、そんな自分が今こうして7人でやっているのを
昔の自分に教えてやりたい!って言ってました。
なんか少年時代の彼の姿がふんわり見えたような気がします。

いうなればドラマ「あまちゃん」で
昔の春子さんが今の様子を見て微笑んでいるのと
だぶらせてしまいました。

昔の慧さんがにっこりと今の様子を見てる感じ。

そういえば細美くんも言ってましたね。同じ事を
昔の自分に言ってやりたいって。

オーラルが世界一の景色を作りましょうって最初言ってましたが
細美くんは自分が今見ている景色、会場のファンのみんなの景色を
見て、最高だと言ってくれてました。

思うに最高の景色かどうかはそれぞれの心で決めるんだと思うのです。
会場にぎゅうぎゅうにファンがいても、いなくても
その人が見て「美しい!」と思えば、いつでもどこでも最高の景色になるのでは
ないかと思う訳です。
ファンからしたら、ステージからの最高の景色はわかんないけれど、ミュージシャンの表情を見てたら
「きっと今最高の景色なんだろうな。」って感じられるのです。

この日はドラムがふたつ最初からセットされていて、
ほんとゴージャスでしたね。

7人で演奏なんてほんとすばらしいです。
ベースはキャノンだけというそこも凄い。
竹尾さんがエレキで中内さんがアコギ。
それにしても、慧さんと渡會さんの声ってすごく相性がいいというのか
きれいに混じり合いますよね。聞いていてほんと気持ちがいいです。

さて、主催者であるセカイイチについては
2で書きます。

P.S.

FoZZtoneのマネージャーさんがフォズのステージの間何度もステージを見ては戻り見ては戻りされていて
本当はずっと見てたいんだろうなって。あるいは何か気になることでもあったのかな?って
思いつつ、秘かに私はマネージャーさんのファンなので、これからも女性ながら男性陣に負けないで
仕事していってくださいね!




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