HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

SUPER DRY B-JAM

2009年03月25日 | abstract mash
昨日3月24日(火)は久しぶりにお休みをいただき、午前中はWBCを見てドキドキ。
ときどき胃が痛くなりつつ、優勝できてほんとよかった~って感じです。
個人的には岩隈投手が好きですが、今回はイチローの心の旅って感じで彼の苦悩が
すごく感じられる日々で、最後ほんとうによかったって思いました。
ときどき、イチロー泣いてるの?って思うほどの表情のときあったものね。
苦しかったんだと思う。でも、そういう苦悩するイチローだからこそ
人間味あふれていて好きです。

さて、まったくタイトルと関係ない話題から入ってしまいましたが、
昨夜はアサヒスーパードライ主催のB-JAMの招待ライブに行ってきました。

これに参加するきっかけをくれたのは

もちろんABSTRACT MASH

彼らがこの新人発掘オーディションに出るから投票を!
っていうことで、すぐに登録して清き一票を投じて
さらにそのライブチケットも幸運にもゲットできたわけです。

ゲストが誰だとか
そんなことまったく関係なく

というか投票した時点では何も決まってなかったわけで

後にFLOWやDOESやゴーストノートが出るってわかったのです。

去年はここにFoZZtoneが出てたのですね。
惜しいな~。彼らが出てくれたらいうことなしです。


このライブはドリンク券つきだったのですが、
結局、ライブ中に会場を出ることなんてできないわけで
その間にドリンクの交換は9時までにお願いしますって
放送があって、そりゃ無理でしょ。って
結局、交換できずチケットのみ持ち帰ることに。

ふつうドリンクはライブ終わってから
喉を潤すためにもらうんじゃないのかな~って
不思議に思いました。

ドリンクメーカーが主催なのに

って文句言ってどうすんのって感じですか(笑)



さて、本題です。

この日のライブはMUSIC ON TVで生中継だったのですが、
バンドの変わり目どうするんだろう?とかいろいろ思いつつ
帰ってから録画してたのを見たら
こんな感じになってんだとへぇ~って思いました。


第一部はオーディションの中から選ばれた4組で
トップは THREE MONO SURROUND

コンピューター系ダンスサウンドっていう感じで
結構印象に残ったバンドです。
ボーカル君が独特のマイペースをもっていて
雰囲気あるなぁ~って
どこかベースボールベアの小出くんや
ポリシックスのハヤシ君のキャラとかぶる部分も
あるような。
でギターを弾きながら歌ってるとき
ふとNICOの光村くんを彷彿するときもありました。

この時わかったんですが、第一部のバンドの持ち時間は
なんと10分。短い。
で、2曲ずつしかやれないと。

え~って感じですが、仕方ないですよね。サマソニみたいに
昼間からするわけじゃないし。

2番バッターはBROWNSUGAR
ヒップホップを取り入れつつも柔らかいサウンドのバンドでした。
メインボーカルさんの声がきれい。癒し系というか
こういう声を生まれながらもっているのがうらやましいというか。
なんか新人発掘といいながら、1番、2番もレベル高いし
メジャーバンドですって言っても「そう」って思うぐらいでしたね。
まあ、自分がファンになるかどうかは別にして

3番目がお待ちかねのABSTRACT MASH

こんな角度から彼らを見るなんて
なんかこっちも夢みたい。

洞窟のようなライブハウスで
最初に扉を開いた瞬間に
この心にその音楽の矢を放って
見事命中させてくれた彼ら

3年ぐらい前のことだよね。

あれからこんなにでかくなったんだと
改めて「やっぱりそうだよ。いい音楽はこうして
ステージが呼んでくれるんだよ。」って
実感したわけです。

今回

NEWS
1mmタール

の2曲だけだったけど
どちらも彼ららしい曲で
特に1mmタールは彼らの代表曲の一つだと
私は思ってます。大好きな曲です。

NEWSのときはちょっとみんな堅い感じで
緊張してるんだろうなぁ~って思ったけど
その後のMCで村松さんが
「スーパードライ最高!」って言った時点で
呪縛かなんかから解かれたように
いつもの皆に戻った気がしました。
いい感じで1mmタールを会場の届けられたんじゃないかと
思いました。

きっと多くの人は知らなかったと思うし
司会として登場されたFM802の大抜卓人さん(西田新さんも最初に登場)
もそれには触れなかったし、それは当たり前のことなんだけど
この村松さんがELLEGARDENのギターの生形さんの新バンドNCISの
ボーカルさんです。またそのバンドでは違う雰囲気なんだろうけど
彼の空気感は独特で

どこにいても
村松拓はムラマツタクって感じでしょうね。
ゴーイングマイウエイな感じの方ですから。

歌詞は村松さんが書いて
曲はギターの小林さんが作られるんですが
歌詞も独特だし
メロディもいつもすごいなぁ~って思います。
他にないもの。アブストだけのメロディだもの
UKサウンドの影響はあってもそれを
アブストサウンドにしてしまってるからすごい。
私もUKサウンドが好きだからそのエッセンスを
漂わせつつ日本に唯一のサウンドを鳴らすこのバンドは
やっぱりすごいと思います。

その小林さんのブルーのEpiphone - super novaも印象的です。
オアシスのノエルのシグネチャーモデル。
実は昨日大阪でそのオアシスもライブしてたんですよね。
しかもゼップ大阪から歩いていけるインテックス大阪で。
この2会場はかつてのサマソニ大阪の会場。
私はここのWTCのとなりの広場でオアシスのライブ見たんですが
そんな縁ある場所で私の好きなUKと日本のバンドが同じ時間に
ライブやってるなんて素敵です。
まあ、今回は私はアブストを優先しましたが。

第一部のトリは一番得票数が多かった一二三(ひふみ)
オーガニックな癒し系サウンドの3人組で
ボーカルは女性です。このボーカルさんの声は素敵ですね。
癒されます。

ただ、やっぱり大阪というか関西というかは
こういうサウンドが強い気がします。
今メジャーで活躍されているバンドやアーティストも
どちらかというとオーガニック系や民族系やノスタルジー系
はたまた癒し系が多い気がします。あるいはちょっとくせのある
個性的なバンド。
どうもハードロックやヘヴィメタルが育ちにくい土壌というのか
パンクも10FEETぐらいじゃないかな~。

関西の自分が好きなバンドのライブに行っても
なかなかヘヴィ系やハードロック系のバンドに
出会うことはなくて、出会ってもだいたいが
関東からのバンド。そんな中にアブストもいたわけで。

今回アブストも2曲だけだったけど
私は1曲だけでノックアウトされたんだから
2曲あれば十分やられたことでしょう。


第二部はゴーストノートからスタート

初めて聞いたけど、歌ものロックというかんじで
聴きやすいサウンドですね。聴いてて気持ちはいいけど
あえて単独ライブに行くかというとそれはたぶんないと思います。
アブストみたいにアブストしかやらないサウンドっていうのじゃ
ない気がするから。
たとえば、インディーズのあすなろがこのゴーストノートの代わりに
ここにいたっていいんじゃないかっていう、そういうサウンドでした。
申し訳ないけど。

DOESは結構期待してました。なにせTHE BIRTHDAYと対バンしてるしね。
そしてやっぱりそれ系でした。かっこいい感じ。
結構好きな感じ。一発目が「曇天」で驚きましたが、生で聴けてよかった。
この曲には実はちょっとした思い出があって、それを聴けたのが感動でした。
きっと単独ライブだとモッシュ&ダイブがあるんだろうなぁ~って


今回は結構みんなおとなしめだったので、ゆったりとライブが見れました。
だいたいゼップでライブ見る時はいつも戦闘のように人と人の密着度が高く
身動きつかない激しいものばかりだったので、なんか不思議でした。
それにヒールはいてくる人いるから、ライブにあまり来た事ないんだろうなって
思う人たちも結構いました。

いつも苦しい中でDOESを見る人にとってはゆったりとサウンドを浴びつつ
自分のペースで体を揺らせたんじゃないでしょうか。

DOESはまた見たいな。


最後のトリは「FLOW」

私の中のFLOWの位置はいつも微妙でした。
デビューした当初はボーカルのKOHSHIさんが
SIAM SHADEの栄喜さんとちょっと似てるかな~って
思ってて、でもやっている音楽がロックなのかポップなのか
よくわからなかったんです。きらいじゃないサウンドなんだけど
ライブハウスのロックというよりはショービジネス界のポップって
いうイメージで。

KEIGOさんとKOHSHIさんとのツインボーカルで
もっと濃いロックだと日本のリンキンパークになれたかもしれないけど
そうじゃないかんじで。

でも、昨日のライブみてちょっとイメージが変わりました。

エンターテエナーとしての力はもちろんすごくて
演奏もボーカルも上手くて
これをプロっていうんだなって感じたのはもちろんですが

なにより彼らの人柄

特にKEIGOさんにはなんかちょっとジーンときました。

もともと男前さんなのはわかってましたが
この人は心も男前なんじゃないかって
昨日感じました。

こんなにも有名なのに
謙虚な姿勢のままで
その言葉がなんかあったかいなぁ~って

それより何より彼のお辞儀の仕方

これがすべてを語っているんじゃないかと


長いんです。ありがとうって言ってお辞儀したとき
彼はなかなか顔をあげないんですよ。
しかも直角なお辞儀のまま

よく礼をするときに先生とかに
「きちんと礼をしろ」って怒られる人も
いるでしょ。

あの見本のような礼の仕方で
そこから魂が浮き出て見えるようでした。

彼の「伝えよう」とする何かが
そこから見えるようでした。


左指が包帯で巻かれていて
どうしたんだろうって心配したけれど
それもステージングの中でわからなくなるような
動きっぷりでした。


あんなに素敵な笑顔見た事ないなぁ~っていう笑顔が
ありました。


ほめ過ぎですか?


でもほめるというより感動しました。


こういう人がやっぱり歌を歌っていかないとね。

あとこんなに近くでFLOW見れていいの?って
ファンの方に悪いぐらいでした。




そんな感じでFLOWが終わったときは10時をすでに回り、
でも、またアンコールで登場し、そこで皆と乾杯もして
なごやかな雰囲気でこのB-JAMは終わりました。

もう終電に間に合うようにあとは走るだけでした。


で、無事遠方の我が家に帰ることができました。


自分ではたぶん行かないだろうバンドが見れて
そこで今までのイメージを変えることができたのは
よかったし、知らないバンドとも出会えたし
ほんとうにいいイベントだったと思います。

終電だけが気になりますが。


やっぱりライブを見ないとわかりませんね。
本当のよさは。

こういうチャンスをくれたアブストには
改めて感謝です。

次は彼らの夢のとおり
第二部に出演でB-JAMに参加してくださいね。
スペシャルゲストでもいいよ(笑)









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2 コメント

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Unknown (mari)
2009-04-05 01:12:57
ひさしぶりにお邪魔しました。
お引越し、大変そうですね。
私も先月から異動になりました。

ドリンクは会場に入ったときに引き換えますよ。9時までというのは向こうがかたづけというか、終われないからなんですかね?

FLOW、いいですよね。以前ライブでみましたが、めちゃ盛り上げてて、いい感じやなぁと思っていたので、その後、メンバーの怪我で休業していたのが、残念だなぁ、早く再開できるといいなぁと思っていたのです。

権限はNINにあったのですね。マイケミとリンキンが同じ日というのはやはりありえなく、ほんとにバラバラになってしまいました。メンバー的には06に似てるかなぁと思っていたのですが、もう当時とは状況も違いますね。フーバスも出ないのかなぁと思います。
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Unknown (FB17)
2009-04-08 19:49:54
mariさんも異動されたんですね。
しばらくは大変かと思いますが
お体には気をつけてくださいね。

サマソニほんとうにドキドキわくわくですね。
マイケミの日はとにかく行きます(笑)
でもリンキンも行きたい!
フーバスも来たらいいですね。
期待してしまいます。


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