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徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

栄喜 Fight or Flight

2014年02月08日 | DETROX/栄喜/SIAM SHADE
栄喜さんのソロ第2弾アルバム「Fight or Flight」

第一印象は前作よりも濃厚になった気がした。

私は気がつくのが遅いのだけれど彼がSIAM SHADE解散後
インディーズに自ら戻って、活動をしてきてソロ活動も
してきたのに、あえてなぜにソロ活動!っていうのを
前作の時に強く言うのだろう?って思っていた。

それもそのはず。またメジャーに戻ったんだね。
それに今頃気がつくなんておめでたい自分。

だからMVとかもどんどん出て来たり
インストアライブも各地であったんだね。

でも、メジャーからインディーズそしてまたメジャーで
歌をうたっていても、栄喜さんてちっとも変わらない人だなって
改めて思う。

彼、今村栄喜というロッカーがいて
まっすぐ彼の道を歩いていて
ときどき腕を広げてみたら
握手してきた人たちがいて
「いっしょにやろうか」って
やることになって、
でも、そのまままた自分の道を歩く事をやめずに
いたら、また別の人たちが握手してきて
「いっしょにやりますか。」って
言われたから、いいよってまたやることになって
でも、やっぱり歩く事はやめずに
ただ、ただ真っすぐ歩き続けているのが彼なんだなって。

だから彼の中の大事な部分は昔から少しも変わってないんだと思う。

このアルバムの最初に入っている「Understand」の最初の
 ♪Why don't you open you eyes

っていうコーラスがある。

SIAM SHADE時代から思うのだけれど
「Why」という言葉を栄喜さんは好きなのかなと。
というか、彼は疑問詞をよく使う気がする。

どうして
なぜ

どれくらい
なんで
どんなに
どこ
もし

英語でいえば
Why
What
How
Where
if

そして
Sで始める英語が好きなのかなって。
Start
Stop
Stay
Save me
Stand up

でも、Sで始まる単語は前向きなものが結構あるなって

Straight
sing
strong
speed
swing
spread
swim
speak
sound
supernova
special

など結構音楽と繋がる言葉もある。

あと栄喜さんの歌によくNeverという言葉もでてくる。
彼の決して諦めない。やめない。とまらない。離さない。っていう思いが
この言葉に詰まっているのかな?

横道にそれすぎたけど
「Understand」はややマイナーな音のメロディラインなのに
歌詞は力強くて、背中を押してくれる感じなんだ。

♪誰がどうしたって こうしたって 動じないで行く。

この言葉がすべてを語ってる気がする。

「おれはおれの道を行く」んだね。
私もときどき迷うけれど、自分の道をしっかり生きたいな。

「Stay」を初めて聞いた時は、栄喜さん結婚しちゃうのかなって
思ったけれど、これはある意味結婚式にかかると泣ける曲だよね。

♪お前をこの先も愛したいからこの恋が最後と決めた

ってなんて男前な言葉。こんな事言われたら幸せだよね。

最初はバラードかなって思ったら途中からロックテイストに
変わって行く、どんどん力強くなっていく。

「こっちを向いて」
最初のイントロから鎖系というかハードロックテイストが
溢れていて、ほんとこういうのが私は大好きなんだと思う。

♪早くこっちを向いて
っていうくだりの展開がすごく好き。
なんかもやもやをスパッと晴らして行く感じ

ギターソロのところも大好き。

「悲しみは続かない」
短いイントロにすぐに言葉が入って来る曲。

最初にサビが入ってから、曲が入っていくというのかな?

彼らしい前向きな歌詞が溢れている曲。

「会いたくて」
この最初のイントロからやられる。
海外のバンドのAvenged Sevenfoldが好きな人に聴いてほしいな。
あのバンドの雰囲気を彷彿させる濃厚な曲。

「Save me」はなんか新しい感覚がした。
栄喜さんの新しい方向が見えた気がする展開のある曲。

♪愛しても愛してもただracing through my heart
save me save me~

のくだりのところが、以前ならここまで来なかったというところに
来ている気がした。

この曲がすごく好き。

「Stand up」
この最初のイントロから、アメリカのメロディックパンクバンドを
彷彿させた。こういうのも結構新鮮だった。

栄喜さんが昔ハイスタが好きだって言ってた頃を思い出した。
メロディックパンクを歌う栄喜さんがNambaさんと共演する日来ないかな~。
あと、細美さんと栄喜さんが共演なんてあったら、凄いだろうな。

この間FM802の浅井さんの番組にゲストに栄喜さんが出た時に
「この間のSIAM SHADEの武道館で夢が叶った気がしました。」
って栄喜さんが言うからなぜかと思ったら、SIAM SHADEを
結成した当初にいつか武道館でやりたいねって言ってた頃の
自分たちの気持ちが揃ってこの間は武道館でできた気がするから。
今までも武道館でやった事があるけれど、その時はメンバーの
気持ちはどうやらバラバラの時だったようで、今回のツアーで
やっとみんなが心をひとつにできたというような話をされてた。
だから夢がやっと叶ったと思ったんだって。

「夢は叶うとうれしいけれど、悲しい気もする。」
っていうような事も栄喜さんは言ってた。
ひとつ終わっちゃったっていう。

で、今後の夢はといわれると
「長く続けること」と言われてた。
そのために歌うことをもっとしっかりやっていって
音楽全部のクオリティをよりあげていくことだと。

だから家にレコーディングスタジオも作るし
サポートメンバーといっても、凄いメンツといっしょに
やりたいし、リハも増やして行くそう。

彼は歌唱力ということに今すごくこだわっているよう。
これは細美さんがエルレ休止後、the HIATUSになってから
こだわり始めたのとなんか重なる気がした。

歌を丁寧にしっかり歌うことが大事だということ。
それは今の世の中何があるかわからない。
電気が使えなくなったり、道具がなくなっちゃったり
する時に、音楽を発信できるところは実はそれぞれの
声とのどにあるんだよね。歌う事で音楽は生きて行ける。
だからこそ、生まれ持ったみんなの声は一番の音楽の発信源
なんだよね。

栄喜さんはきっと楽器がなくなったとしても
ずっと歌い続けてくれる。そして多くの人に元気をくれる
そんな人だ。

「最終列車」
これも体が自然にリズムにのっちゃう曲だ。
これもメロディックパンク系かな。
すごくテンションがあがる。

「Catch my life」

♪まだ見えぬ明日は今が繋いでいく
閉ざせるものなど何も無い

彼の歌にはいつも

「生きろ!」っていうメッセージがある。

きっとどの曲にもあるんだと思う。


そして生きる

彼の体内にはきっとこの文字がいつもめぐっているのだろう。

「この世界が終わる迄」

この曲が最後に来たのはなぜかなって考えた。

「あきらめるな」
「生き続けろ」

というような背中を押してくれるような言葉で綴った曲たちのあとに
この曲。

この曲には彼自身への自分への言葉が入っているのかな?って

自分以外の人には応援の言葉をかけられるんだけど
自分はどうだろう?ていう自問自答的な歌なのかな?って

彼自身のふと見せる弱さや寂しさや本音みたいなのを
感じる気がしたんだ。この曲を聴いて。

スーパースターがステージを降りて楽屋に戻った時の孤独のような
哀愁をこの曲から感じた。

でも、栄喜さんなら、どんな辛いことでも乗りこえていける人だと思う。
彼は彼によって支えられているキッズやあるいは大人たちを
見捨てはしないし、彼は人のために難関を超えていける人だと思う。
決して自分のためじゃなくて、ただただ人のために。

一方で、ダイエットのためにカップヌードルライトのカレー味に酢とトーフと納豆を入れて
混ぜて毎日食べて、それが結構いけると言えちゃう人でも

そういうおもしろい面と人間愛半端ない面が
彼の素敵な魅力を作り上げているんだろうね。


私は彼が彼である限り、ずっと彼の歌を愛していくことを今改めて
日記に記した。






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