HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ストレイテナーとbye-bye circus

2011年08月27日 | ストレイテナー
ストレイテナーのアルバム「STRAIGHTENER」を買った。
っていってもちょっと前に。

彼らの曲を聞くたびに
ほんとに私はストレイテナーの歌が好きなんだなと
改めて感じる。

というかホリエくんの世界観とか歌い方とかが
好きなんだろう。

今や4人組になってしまったけれど
出会った頃は2人組で
2人だけなのに
どうしてこんなに底から湧き出るパワーが
あるんだろうって思っていた。

この2人の濃厚な世界と存在感。

ひなっちはベーシストとしてとても好きな人だ。
とても個性的なベースを弾くので
インパクトもかなりある。

だけれど、このひなっちすら
ストレイテナーの中では穏やかに
思えてしまう。あの2人の渦巻きに
巻き込まれてしまう。

だからこそ、どれだけ音楽ビームを
ホリエくんとシンペイちゃんが
出しているのかわかるよね。


ストレイテナーの歌を聞いていると
いつもはあまり好きじゃない冬も
来てもいいかななんて思っちゃう。

彼らのサウンドは季節の移り行くその
4つのシーズンの間に
それこそしおりのように
挿まれて行く音楽に思える。

夏から秋に移動していく季節の狭間
秋から冬に移動していく季節の狭間
冬から春に移動していく季節の狭間
そして春から夏に移動していく季節の狭間

そんな狭間に心地よい音楽が
ストレイテナーの音楽のような気がする。

晴天の日より
曇天の日が似合う音楽

イギリスの雨降りの日に
部屋で聞きたい音楽

夕日が沈む前に
オレンジの光が差し込む
古い建物の中で聞きたい音楽


細美くんやゴッチや
FoZZtoneのメンバーや
NICO Touches the Wallsや
ONE OK ROCKのメンバーなどとは
好きな洋楽がかなりのパーセントで
重なる。90%近いかな。

なのにホリエ君が今お薦めとか
よく聴く音楽とかは
私が今まで聞いた事が無い名前の
バンドだったりすることの方が多い。

かろうじてレディオヘッドぐらいかな?
重なったのは。

それぐらいまったく私もきっと他の人も
あまり知らないような音楽をどこで
見つけるんだろうってそれが不思議だ。


テナーの歌を聞いていたら
体中がざわざわして
なんかたまらなく
心の奥底から
身体の奥底から
溢れてくるものがある。

どこか泣きたくなるような
感情が引き上げられて行く。

絶対に笑いこけて聞くような音楽じゃなくて
どこかせつなさのある音楽だ。


演奏がすばらしいのもあって
ひとつひとつの音が素晴らしいし
歌も歌詞も体中にはりついて
私を守りの体制にしちゃうんだけれど
それをまとっていたら
孤独もなにもかも恐くなくなる気がしちゃう。

ずっとずっと後ろから抱きしめられているような
そんな深い情を感じる音楽だ。

ひとつひとつ感想を書いていると
大変なことになりそうだから
アルバム全体からの印象だけを
今日は書いている。

そして
彼らの歌を聞いていると

「奇跡」が

ほんと日常の小さな場面でいつも
起っているんだって感じられる。


そして、同じ頃
bye bye circusという新しいバンドの
音源を手に入れて聞いていた。


このバンドは真田暎人氏と薮内氏が
作ったバンド。

彼らのサウンドには
ふとストレイテナーと重なる世界観というか
音楽感があるんじゃないかと聞いていて感じた。

ただ、彼らのサウンドはストレイテナーのサウンドを写真でいうなら
その明度を少し上げた感じの明るさがある。

「孤独の星」は
もともと前身バンドのJet Lily Starの曲だったけれど
これをbye-bye circusの音源として聴くと
また違う感じになっていた。

ストレイテナーが後ろから支えてくれるバンドなら
このバンドはいっしょに横に並んで歩いたり
走ってくれるバンドじゃないのかなって
思った。


実のところどちらのステージもまだ見てないんだ。
早くみたいな。両方とも。

きっと本物はもっと私を強く包んでくれるんだろうな。



コメント
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