HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

echo

2011年08月04日 | Nothing's Carved In Stone
もう随分前に買っていたんだけれど
なかなか書くタイミングが合わなくて。

その時に突然違う言葉が溢れてくると
書こうと思うものが置き換えられる。
ゆえにちょっと間が空いた。

Nothing's carved in stoneのアルバムは
毎回思うけれど

「職人技」が散りばめられたアルバムだ。

色んな事が計算し尽くされ
まるで理系の学生が論じる文章のように
緻密に合理的にある意味難しく
届くのである。

それを重いとする人は聴かないだろうし
そこが好きだという人はのめり込むだろう。

こんな暑い真夏日に聴くと
ほんとに車のエンジンが焼けるような
そんな機械の鼓動を感じる
音楽である。

金属がいつもその素材感をもって
彼らの音楽で手渡される感じ。

決して田舎屋に置かれているような
木製の棒だったりは彼らのアルバムの中にはない。

すべて都会的で無機質な存在を愛しくさせる
音が詰まっている。

今回3曲日本語詩の曲があった。

これがかなりよかった。
というかabsrtact mashの初期のアルバムには
その日本語と英語の境目のない歌詞で繋がれる歌が
村松拓氏の特徴であり、それがすごく好きだった。

もうナッシングスではやらないのかな?って
思っていたら、今回3曲もあって
すごくうれしかった。

「Chain Reaction」が最初流れたときに

あ~日本語だって凄く心が高鳴った。

英語がいやだとかじゃない。
英語の曲はいっぱい聴いているし、
なんの抵抗もない。

ただ、私はこの村松氏の日本語の歌が聴きたかったんだ。
それが素晴らしいのを知っていたから。
彼が書く日本語詩が素敵なのを知っていたから。

「9Beat」
この曲だって、ほんとに彼らしい曲で
彼の言葉があって、それが逆にちょっとせつなくなる。

そうabstract mashの歌が、あの彼の歌が
聴けないんだと思うと。

ただ、休止中だからいつか復活してくれるよね?

またあの歌が聴きたいんだ。

「Goodnight & Goodluck」

日本語だけれどイギリスの香りが漂う。
そこがナッシングスの凄いところだろう。

彼らはイギリスの空気感をあちこちに漂わせる。
フィーダーとかあるいはヘイヴンとか
そういう音楽と近いものがある。


Nothing's carved in stoneはアルバムを出すたびに
どんどんでかいバンドになってきて、
あの村松拓氏もどんどん遠い存在になってくる。


でも、わかってる。彼はどこかで会ったら
きっと昔のままで笑顔でふつうに話しかけてくれると。
もういろいろ話せないだろうけれど
それでも、きっと相変わらずな感じだろうと。

また、「1mmタール」が聴きたいな。

あ、そうだ。

すっごいことがわかった。

オニィがなんとあのSIAM SHADEの仙台のライブに
お手伝いに行ってたんだって。

淳士さんが師匠だったのかな?

でも、すごくうれしいし
この日本に五万と居るバンドの中で
こうして自分が大好きなバンドやアーティストと
バンドやアーティストが繋がるっていうのもすごいよね。

そういえば

Northern 19のメンバーも
RIDDLEのメンバーも
みんなSIAM SHADEを通ってきてるって
言ってたな。


そうSIAM SHADEで育った子ども達は
今みんなすごいことになっているんだ。

昨日書いてなかったけれど

SIAM SHADEは私の邦楽ハードロックの始まりであり、
今もなお、その後継者はなかなか見つかっていない。

ただ、ONE OK ROCKに期待しているけれどね。
彼らはこれから日本のハードロック界の先頭に立つ存在だ。
きっと日本のマイケミカルロマンスになれる!
彼らの新曲もすごくいいから。







コメント
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