HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

君が星空を見上げると

2011年08月01日 | 真田暎人/UESA
「君が星空を見上げると
そのどれかひとつに僕が住んでいるから
そのどれかひとつで僕が笑ってるから
君には星という星が、全部笑ってるみたいに
なるっていうこと。君には笑う星々をあげるんだ!」

これはサン・テグジュペリの「星の王子様」の一節。

なんだか偶然なんだけれど
昔何度も読み返したこの本の訳者が違うものを
最近購入して読んでいた。

すると真田暎人氏は「大人になって」という
歌を発表し、

渡會将士氏は
夜の海で砂を触ったとつぶやかれていた。

砂と星と大人そしてバラ

これは「星の王子様」を構成する4つのキーワードだと
自分で勝手に思っている。

30才を超えた人間は守りの体制の入り口に立つ。

ミュージシャンでもそうかもしれない。
守りの曲に入った人たちもいる。

でも、大人になることが必ずしもいいとは
限らないと思うんだ。

私なんてもうとっくの昔に30才なんて超えちゃっているから言えるけど
つまんないやつになるな!

何才になっても夢見てていいんだ。
夢は目に見えないし、掴めない。
音楽といっしょだね。
でも、自分を支えてくれるものだ。


昔シナリオ勉強してた時に先生に
「書く技術なんていくらでもどうにかなる。
それよりは自分の書きたいことを思いっきり
書きたいように書けばいいんだよ。恥ずかしさなんて
どうでもいいんだ。自分をさらけ出せばいいんだ。」
って言われた。

これってミュージシャンにも言えると思う。

演奏がどうとか、音程がどうとか
ギターテクがどうとか以前に
本当にやりたいことを全力でやっているかどうかで
それがへたくそでもなんでも最初はパワーだけでも
いいんじゃないかって。

それを気にするようになるのが
大人になった証拠かもしれないけれど
30そこそこでそれを受け入れちゃったら
なんか先が短い気がしちゃう。

だって、セックスピストルズの
ジョニー・ライドン見てごらんよ。

彼はほんと最初はちゃめちゃだったよ。
演奏も歌い方もめちゃくちゃ。

でも、今だに歌っているし
まだパワーを持っている。

サマソニにもまた来るしね。

彼ってもう50才は超えてるよね。

上手い演奏するからって
50才超えてもまだ現役でいられるってもんじゃない。

守りに入らず攻めていく姿勢。
それが「くそったれな大人」にならない大事なことだと
最近特に思う。


この間、写真でしか見てないけれど
片岡大志さんの歌いっぷりの写真見て
「こうでなくっちゃ。」って思った。
私はまだ彼のこういう姿で歌うのを
見たことがないけれど、一番きっと
好きになる彼の姿だと思う。

細美さんを見てよ。彼なんて30代後半で
まだあんなに生き生きして挑戦し続けている。
守りっていうものは彼には無いよね。
傷だらけになったって前に行く人だ。
だから私は大好きなんだ。

渡會さんも守りに入る入り口の30才にして
革命的な事をやらかして、どんどん前に
進んで行く。彼にも守りなんてもんは
必要じゃないんだ。敵にすら握手をって
感じだし。

で、真田さんは完全なる攻めじゃないところを
完全なる攻めにしてほしいと願う。

色んな事を言われたり、
私もブログであ~だこうだと君のこと言ったりしているけれど
一番の願いは「くそったれな大人」にはならないでほしいってこと。

40才代でまだ進化しつづけるチバさんのように
50才代でまだまだ笑顔を多くの人に届ける桑田さんのように
なっていってほしいんだ。

いわゆる周りに気を使って

「ちっちゃくまとまんなよ!」

である。


その世界をどうか飛び越えて
もっと多くの枠をとりはずして
やってみるだけの価値は
君の人生にはあるんだから。

私だって負けないつもり。
まだまだ進み続ける。
いろんな事にトライし続ける。

年齢なんてくそっくらえ!

30才そこそこのやつらに負けてたまるかってんの(笑)


私はやってみせるから。
絶対に。










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