練り切りは たいてい 白餡と 求肥で作るのですが、
今回は 蒸した大和芋を 裏ごしして 練り上げました！
お芋を 裏ごしするときは 欲張らず 少づつ 裏ごしするのが ポイントです。
欲張って たくさん 網の上に のせると、作業性が 悪いのです！
ぼうず（そこが丸い鍋）にいれて、練り上げていきます。
弱火で 鍋肌に 貼り付けて 水分を飛ばしていく 感じです。
何回か 和菓子を 作っていると なんともいえない
職人さんの「勘」のような ものが だんだん 判ってきます。
火の加減・練り上げのタイミング・餡の固さ・・・・・
これだけは、何回か 失敗しながら 体得していく ものですね～
いつものように 天然色素で 着色をして 包餡して、
菊の花に見立てて 筋をつけていきます～
和菓子 らしくなって きました！！
今回は これで 終わりではなく、
夏のお菓子らしく この上に、薯蕷羹（ジョウヨカン）をかけていきます。
こちらも 大和芋の裏ごしを 使っています！
寒天を使っているので グズグズしていると、すぐ 固まってしまうので
手早く作業を 進めなくては なりません！！
花芯をつけたので 可愛らしい 小菊の 練り切りになりました！
上から かけた 薯蕷羹 このひと手間が グレードアップした
高級和菓子になりました～