風月庵だより

猫関連の記事、老老介護の記事、仏教の学び等の記事

長渕剛「ガンジス」

2009-03-17 10:09:30 | Weblog
3月17日(火)曇り【長渕剛「ガンジス」】

昨日高校時代の友人が尋ねてきた。「あなたの本を読んでいたら、長渕の歌が出てきたので驚いたわ」と言った。彼女の家族は、お母さん、友人、息子と三代にわたって長渕ファンで毎年コンサートに行っていたのだという。過去形なのは、お母さんが亡くなる10日前にも行ったので、その後、お母さんのことを思い出すと、少し辛いので今は休憩中ということなのだそうだ。

長渕の「ガンジス」の歌詞を、私の本の中の「孤独なる死」という項に載せさせて貰った(日本音楽著作権協会(出)許諾済)。長渕がインドを旅したときに作った歌だそうだ。「バイ、バイ、ガンジス」というリフレインも好きだが、「神様はどこにいるのかと尋ねたら/老婆は自分の胸をさした/笑いながら自分の胸をさした」という箇所。

仏教的に言えば、如来蔵思想とか本覚思想という観点からの説明が必要になるだろうが、ここではあまりその観点からの議論は避けたい。ただ、長渕の感覚にそのまま頷きたいのである。

他にも長渕の歌には、心を打つ歌が多い。友人は長渕のコンサートに集まる暴走族スタイルのファンの人たちが礼儀正しく、気持ちよく会場を盛り上げ、自分の周りさえきれいにしていく姿勢に感心してもいる。そこまで長渕の魅力はファンを自然に育てているのだろう。

今度私も一度でよいから長渕のコンサートに行ってみたいと思っている。

今日はこれから、老人ホームに法話を頼まれているので出かけるのだが、認知の方々もお聞き下さるので、お話ばかりではなく歌も歌う予定だが、長渕の歌はちょっとどうだろうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。